ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

エメラルド・タブレット

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

『老子』第25章を一言で言えば「何もしない」

今回は『老子』第25章である。
この章を一言で言えば「何もしない」である。

この第25章は、意味において、エメラルド・タブレット(ヘルメス版)と同じことが書かれている。
それが偶然なのか、エメラルド・タブレットと何か関係があるのかは分からない。
エメラルド・タブレットより簡素で分かり易いが、それは、エメラルド・タブレットが分かり難過ぎるというだけのことで、この『老子』第25章だって、言葉の妙に騙されてさっぱり意味が分からないことも多いと思う。

簡単に言えば、聖人は地に倣い、地は天に倣い、天は道に倣ったのである。
では、道とは何かということになるが、老子にしろ、荘子にしろ、誤解されることを恐れてか、道を抽象的な概念のままにしている。
だが、この章では、ごく単純に示していて、それが非常に良い。
つまり、道とは「自ずと在るもの」であるが、何か実体を示すものではなく、本当は「自ずと在る」ことである・・・などと言ったら難しくなるので、一応「自ずと在るもの」で良いが、それでもまだ抽象的で難しく感じるに違いない。
そもそも「在る」ことに、「自ずと在る」か「作為的にある」かなどない。
「在る」か「ない」だけである。
だから、「在る」は、ただ「在る」だけで、言ってみれば、「在ろうとするな、ただ在れ」となるが・・・とにかく説明し出すと迷路に迷い込むだけだ。

それよりも大切なことは、結果として「自ずと在る」状態になれば良いだけである。
そのためには、我々は、「私は誰か?」と自分に問えば良い。
なぜなら、在るのは、本当の自己である魂だけだからだ。
だから、我々は、まず、知識として、分からなくて良いから、自分は全知全能の無限の魂、つまり、神であることを知っておかないといけない。
そして、我々は、そのことを忘れてしまっている記憶消失状態であることを知らねばならない。
そんなわけで、我々はもう知ってしまった。
それなら、後は忘れない、つまり、覚えているだけで良い。
そうである状態で「私は誰か?」と問えば、すみやかに記憶を取り戻し、自分が本当は何であるか分かり、本当の自分が持つ無限の力を発揮出来るようになる。








エメラルドタブレットの使い方

頭の良い人が、最終的に知りたいと思うのは、宇宙のコントロールセンターへのアクセス方法と、そこから良い反応を得る方法だろう。
そのやり方は、もちろん、世間に知られることはない。
それが、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』に書かれてる「シークレット」かというと、普通に考えてもそうではない。
あの本には、良いことだって書かれているが、あれ自体には何の力もなく、そもそも矛盾だらけだ。

『旧約聖書』にはそれが書かれているが、全て隠語で書かれていて、表面的に読んでも、全く分からない。
では、どうすれば分かるかというと、その解説が書かれているのが、ユダヤの聖典『タルムード』だ。
しかし、これはあまりに膨大で、しかも、難解だ。
アイザック・ニュートンも、旧約聖書とタルムードの研究に情熱を注ぎ、数学や物理学は、その合間にやったに過ぎなかった。
そして、『タルムード』を解き明かす知恵が「カバラー」なのだが、これはもう全く普通の人の手には負えない。

ところが、ニュートンだけではないが、宇宙システムの活用法について、「エメラルド・タブレット」に書かれていることを理解する人達がいた。
エメラルド・タブレットは、エメラルドの板に刻まされていたと言われる短い文章だ。
ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』も、エメラルド・タブレットの話をギミック(策略)として使ったが、『ザ・シークレット』に「エメラルドタブレット」の解説は全くなく、やはり、単なるギミックであることが分かる。

ニュートンは、ある程度、「パワー」の使い方が分かり、元々病弱でありながら、80歳を過ぎても、禿げず、目や耳も衰えず、絶大な名誉と富と権力を得た。

我々も、「エメラルド・タブレット」から、どうにかして恩恵を受けたいが、どうすれば良いだろう?
スイスの医師で錬金術師であったパラケルススのようにやれば良い。
経緯は省くが、パラケルススが幼い時から、彼の家の壁に、エメラルド・タブレットが貼られていた。
それを見ているうちに、彼の中に叡智が入り込んだのだと思う。
彼が見ていたエメラルドタブレットはラテン語の原文だったのではと思うが、古い文字は、いずれも象形文字から来ていて、見ていればイメージが浮かぶものだ。
だが、どんな文字であれ、見ていると何かが浮かぶものなのである。
トロイ遺跡発掘で名高いシュリーマンは十か国語以上を使えたというが、それらを教師に教わったのではなく、本をただひたすら見つめるだけでマスターしたのだという話がある。
馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないが、人間には不思議な力があるものだ。
「エメラルド・タブレット」のラテン語原文やニュートン訳なら、ネットを探すと見つかる(Wikipediaにあるが)。
それを、意味が分からないながら読んでいると、あるいは、ラテン語原文を見ていると、不思議な霊力の作用を受けると思う。
それをどう生かすか、あるいは、それに悪い影響を受けないことは自己責任である。

尚、ブラヴァツキーの『沈黙の声』も、霊力のある書であると思う。








奴隷の特技、王者の特技

昔、ケネディー家の誰かが、「学問には、専門家になるための学問と、専門家を使うための学問がある」と言ったが、これは、わざと一般的な言い方をしたのだろう。
それでも、今日、一般に言う、スペシャリスト(専門家)とゼネラリスト(広く浅くの人)という、役にも立たない区別よりはマシである。
だが、こう言った方が本質を突いている。
「特技には、奴隷の特技と王者の特技がある」
スペシャリスト、ゼネラリストとは、早い話が、「専門奴隷」と「何でも奴隷」と言うに過ぎない。

我々が「特技を持ちたい」「特技を持ちなさい」と言う時の特技とは、全て「奴隷の特技」だ。
「世の中にどんな特技があるか?」と問われたら、ほとんど全ての人は、「奴隷の特技」しか思い浮かばない。
学校やテレビに、そう教育され、洗脳されたからだ。

では、王者の特技とは何だろう?
それは、世界を支配する力だ。
そして、それは、一般的な本に書かれていない。
ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』という、有名な引き寄せの手法の本があるが、あれは、本当に王者の特技が書かれているわけではないと思うが、王者の特技があるという示唆だけはしてくれているのだから、ロンダ・バーンは親切だと思うべき・・・かもしれない。知らないが(笑)。
『ザ・シークレット』に書かれている内容のエッセンスは、エメラルド・タブレットに書かれていたことになっている。
エメラルド・タブレットとは、古代の神人(錬金術師とも言われる)ヘルメス・トリスメギストスが、エメラルド版に刻んだと言われる伝説上の錬金術の奥義で、ヘルメスと共に、謎のベールに覆われている。
尚、ドーリル博士が発見、翻訳したエメラルド・タブレットについては、今回は省く。

エメラルド・タブレットが王者の特技の奥義書であるということは、信じなくて良いが、疑わない方が良い。
実は、それは本当だ。
スイスの医師、化学者、錬金術師であったパラケルススやアイザック・ニュートンといった患者達は、エメラルド・タブレットを学んだのである。
だが、彼らや、他の賢者達も、エメラルド・タブレットの解説書を読んだわけではない。
多分、パラケルススだったと思うが、彼が生まれた時から、彼が育った家の壁にエメラルド・タブレットの母国語の翻訳が貼ってあり、それを彼は、幼い時から、長年に渡って毎日見ていたのだ。
ニュートンは、ある時期まで平凡、あるいは、愚鈍な学生だったが、エメラルド・タブレットの英訳を見て、毎日読んでいるうちに天才になったのだと、私は勝手に想像している。後に、ニュートンは、アラビア語の原文を(さらに原文はギリシャ語と言われる)自分で英訳した(その和訳が、Wikipediaの「エメラルド・タブレット」に載っている)。
ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンが、エメラルド・タブレットの解説書を書いており、嘘は書いていないと思うが、本人から直接教わっても分からないような内容である。読んでも、分かったつもりになって誤解するのがオチかもしれない。
そんなものを読むよりも、パラケルススのように、毎日眺めるか、音読すれば良いと思う。
勝手に分かるから。

王者の特技は、エメラルド・タブレットだけに書かれているのではない。
仏教の『華厳経』、キリスト教の『新約聖書福音書』、あるいは、『バガヴァッド・ギーター』にも書かれているが、分かるまで繰り返し読むしかなく、解説書を読むと、まず必ず、誤解する。学者になるためなら、解説書を沢山読まないといけないが、それだと、奴隷の特技はられても、王者の特技は得られない。








普通の人より馬鹿なこともする偉大なるニュートン

アメリカで、1974年から1982年まで製作・放送されて大ヒットし、日本でも人気が高かったテレビドラマ『大草原の小さな家』は、ドラマの主人公である実在の人物、ローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝を元にドラマ化したものだ。
ただ、テレビドラマでは、タイトルは、『大草原の小さな家』で通したが、原作の自叙伝は、
『大きな森の小さな家』
『大草原の小さな家』
『プラム・クリークの土手で』
『シルバー・レイクの岸辺で』
『長い冬』
『大草原の小さな町』
といったタイトルになっていて、私は随分前に、『シルバー・レイクの岸辺で』まで買ったが、読んだのは『大きな森の小さな家』だけで、それは、身分上は大学生だったニート時代だ(笑)。
だが、自然の中で、知恵と思いやりで逞しく生きる人間の姿がリアルに描かれ、また、森の神秘を感じるところもあり、霊能力を高める上でも(笑)、ちゃんと読みたいのだが、ついつい先延ばしになり、もう、老後の楽しみに取っておこうかと思っている・・・まあ、冗談だが。
そんなこともあり、音楽家の坂本隆一氏が、吉本隆明氏の全集を読むことを老後の楽しみにしていると発言していたのをどこかで見たが、私は、坂本氏が吉岡氏の著作を高く評価していることを感じるのである。

ところで、『大きな森の小さな家』に、こんな話がある。
詳細は覚えていないので、だいたいだが、こんな感じだ。
ローラがまだ小さい時と思うが、お父さんのチャールズが、ローラと姉のメアリーに、こんなお話をする。
「ある男が猫を何匹か飼うことにしたが、男は、ドアの下に、大きな猫のために大きな穴を、小さな猫のために小さな穴を空けた」
それを聞いたローラが、すぐに、それがおかしいことに気がついて口を挟むと、お母さんだったと思うが、ローラに注意した。
話の途中で口を出すのは良くないということだろうか。
そして、お父さんのお話は、そこで終わったように覚えている。
皆さんは、ローラが口を出さずにいられなかった理由はお分かりと思う。
ところが、なんと、私は分からなかったのだ。阿呆なニートの大学生は(笑)。
あえて説明すると、大きな猫のための大きな穴があれば、小さな猫も、そこから出入りすれば良いのであり、小さな穴を空ける必要がない・・・なんて説明が必要な馬鹿は私くらいと思うが(笑)。
ところがその後、数学者の矢野健太郎博士の、数学者のエピソードを集めた本を読んでいたら、その、猫のためにドアに2つの穴を空けた超阿呆な男とは、かの、アイザック・ニュートンだったことが分かった。
イギリスでは、ニュートンは、こう讃えられている。
「世界は暗かった。すると神は言った。『ニュートンをこれへ』。すると世界は明るくなった」
世界を明るくした大賢者は、小さな猫のために、大きな穴とは別に小さな穴を空ける、ローラのような子供にも呆れられる阿呆だったのだ。

とはいえ、ニュートンと言えば、人類史の中でも、特に燦然と輝く大科学者であるが、一説では、彼の本業は錬金術師で、数学や物理学、あるいは、天文学は、「ついでに」やっていたとも言われる。
彼は、伝説の古代の錬金術師ヘルメスが書いたと言われる『エメラルド・タブレット』を深く研究し、その秘密を解いたと言われる。
ニュートン以外でも、15~16世紀の、偉大な医師、化学者、錬金術師として名高いパラケルススは、子供の時、壁に貼られたエメラルド・タブレットを毎日眺めて成長したことで、偉大な知恵を獲得したという話をどこかで見たことがある。
ニュートンによる『エメラルド・タブレット』、および、その和訳はWikipediaに公開されている。
英 語:Emerald Tablet
日本語:エメラルド・タブレット
あなたも、印刷して壁に貼っておけば・・・
解説書は、以下にご紹介しておく。
解説書なしで、読み返して、直観で理解するのも手であると思う。
それにより、偉大な知恵と力を得るかもしれない。













当ブログ著者、KayのAI書。
数学、プログラミング、AI理論が分からなくても、自分でディープラーニング型AIを作れるようになります。
必要なものは、Windows10パソコンとEXcel(2016以上。2010・2013でも一応は大丈夫でしたが保証の限りでありません)そして、インターネットが使えて、ソニーのNNCのダウンロードとインストールが必要です。
ほぼ全ての実習のためのデータを作れるExcelマクロが、出版社サイトから無償でダウンロード出来ます。
分かり易いテーマ、面白いテーマを用意したつもりです。

好きになったら

この世の創造の原理というのは、「1+1=3」という数式で表すことが出来る。
「1+1→無限」と言った方が正しいのだが、とりあえず、「1+1=3」で良い。
易でいう、陰と陽から世界が生まれるという道(タオ)の原理である。
男と女から子供が出来るというのも、その1つだが、もっと適切に言うと、「男と女が引き合って、子供を生む」となる。
「引き合う」というのは「愛」ということで、アインシュタインは物理学を愛して新しい理論を構築し、スティーブ・ジョブズはテクノロジーを愛して新しい機器を発明した。
アインシュタインは、相対性理論を発見したというよりは、やはりどこか文学的に創造したのである。宇宙の原理だって、いろんな表現が出来るからだ。
原子の周りを電子が回っているというのも、正確ではないのかもしれないが、それはそれで1つの表現であり、間違っているというのではない。

何かを愛し、何かに愛されれば、何かを生み出す。
ヘルメスの「エメラルド・タブレット」にその原理が書かれているのかもしれないが、頭で考えると抽象的な隠喩で訳が分からなくなるが、さらっと見れば心の奥で分かるだろう。
それよりも、初音ミクさんの『ヒビカセ』を聴いた方がよほどよく解る。若くて創造的な人が、あの歌にハマってしまうのも当然だろう。

だから、誰でも、何かを本当に好きにならないといけないのだ。
自分にしか興味がない者は、何も生み出せないし、お金ですら得られない。
お金も一種の創造的エネルギーで、何かを好きになって創造力を発揮した者のところにしかやって来ない。
そこで、よく言われるのは、男女間の性的引力を創造エネルギーに変換するってことだ。
これはもう、古代から世界中で言われていることで、性的エネルギーを昇華せずに、そのまま使ってばかりの者は、全く何の成果も得られない。
「英雄、色を好む」とは言っても、それだけではただの助平な駄目親父で終わる。
ナポレオン・ヒルは、そこらへんを、あまりにお粗末にしか書いていないように思えるが、それとも、書籍ではなく、高価なプログラムの方では教えているのだろうか?
もしそうなら、「そんなことタダで教えろよ」と言いたい気がする。
いや、そうじゃないか。
もし、それについて、「何を読めば解るのですか?」と聞かれたら、「読んで解ったりしない」と言うしかない。
「何かを好きになったら、心の振動を高めろ」というだけのことなのだ。
初音ミクさんの声が好きになったクリエイター達が、プロも作れない凄い歌を作るようなものだ。

絵が本当に好きなら偉大な画家になるし、株取引だって芸術で、本当に好きになれば世の中に貢献し大金持ちにもなれる。
「好きになって、心の振動を高めれば全てを生み出す」
だから、まずは何かを本当に好きになることだ。
好きにずっと浸っていれば、心のエネルギーが動き出す。
エネルギーを漏らして無駄使いせず、正しく導けば、それは無限の創造になる。
偉大な人とは、それをやったというだけのことなのだ。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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