ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

エミール・クーエ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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クーエの自己暗示はなぜ効果があるのか

エミール・クーエの有名な自己暗示の言葉は、日本語ではちょっとリズム感がないかもしれないが、一応、
「毎日、あらゆる面で私はますます向上していく」
のように訳されている。
この言葉を毎日、ある程度の数繰り返すことで、精神面、健康面、能力面など、あらゆる面で実際に向上したという報告があり、その中には、奇跡的と思えるほどのものも少なくないと言われる。

この自己暗示の言葉に効果があるかというと、もちろんある。
しかし、この言葉自体に特別な効果があるのかというと、私は、それはないと思う。それは、洗練された語感やリズム感があると言われるフランス語版や、クーエ自身が監修したと言われる英語版でも同じことが言える。
単に、唱えている間、思考が制御され、実質、ほとんど思考が止まることによってのみ効果があるのだと思う。
よって、どんな言葉を唱えても同じである。
ただし、唱え易い、そして、気分良く唱えられる言葉でなければ、長く唱え続けることが出来ない。
この自己暗示の言葉と似た意味である「全て良くなる」と唱えても良いし、全く意味が違う言葉でもそれほど効果は変わらない・・・実際は、全然変わらないのではと思う。
効果自体は変わらないが、言葉が変われば、いくらかは唱え易さが違うだけだが、その意味では、結果として効果は異なるだろう。

法然は1日6万回も念仏を唱えたと言われるが、もし、あなたが念仏を気に入っていて唱え易いなら、クーエの自己暗示と同じような効果が得られるだろう。
重要なことは、唱える回数・・・というより、唱える時間の長さだけである。
唱えることによる、思考が制御されている時間、思考が止まっている時間の長さが効果を決めるのである。
本当に唱え易いなら、「あいうえお」でも良いし、「イチ、ニイ、サン、シイ、ゴオ、ロク、シチ、ハチ、クウ、ジュウ」でも良い。
ただし、感情を刺激し、結果、思考を誘発する「殺す」だの「セクシー」だの「飲むぞ」などといった言葉は全く良くない。
世界中でよく使われてきたのは、神の名で、それが唱え易ければ、好きな神の名を唱えるのが良いだろう。
最近は、「大丈夫」という言葉が人気があると思うが、長く、飽きずに唱えられるなら良い言葉だと思う。

人にもよるが、プラスアルファ以上の効果が期待出来る言葉として、
「私は誰か?」「私とは?」「私は在る」「私は常に生成する者である」
などがある。
前回も書いたが、
いくつかの言葉を取り換えながら使っても良いが、あまり多いと長続きしない傾向があり、せいぜい、2つか3つに決めると良いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)数霊のメッセージ(佐々木将人)
(2)ラマナ・マハルシの教え(ラマナ・マハルシ。山尾三省訳)
(3)神道の神秘(山蔭基央)
(4)密教の聖なる呪文(正木晃)
(5)新版 歎異抄 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
(6)自己暗示(C.H.ブルックス、エミール・クーエ)

風の神
AIアート1957
「風の神」
Kay

クーエの自己暗示を圧倒する「よかった・ありがとう呼吸」

自己暗示の言葉として、世界で最も実績と評価があるのは、エミール・クーエのものではないかと思う。
ただし、フランス語と英語において。
実際、クーエの自己暗示の効果は凄いものらしく、極端な例なのかもしれないが、歩くことも出来ずにクーエの治療院に担ぎ込まれた人が、10分後には元気に走り回っていたという話があり、その他にも、クーエの自己暗示に関する驚くべきエピソードが沢山ある。

クーエの自己暗示の言葉は当然ながらシンプルなものだが、フランス人のクーエは、フランス語としてリズムや語感等をよく考えて最も効果が上がる形にしたのだろうし、英語化する際にも、クーエ自身が関り、慎重に検討したということである。
だが、日本語版に関してはそうではない。
間違いなく、日本語版も、翻訳者らがよく考えて翻訳したのだとは思うが、私個人的には、どれもひどい出来と思う。
私が憶えているものでは、
「毎日、あらゆる面で、私はますます良くなっていく」
だが、「毎日」「あらゆる面で」「私は」の並びが憶えられないのは、この並びが自然でないと感じるからだろう。
だいたい「あらゆる面」なんて言葉は、普段使わない形式ばった不自然な言い方だと思う。

ただし、言葉の意味としての「あらゆる面」は、さすがクーエという素晴らしいものだ。
というのは、特定の目的を設定せず「あらゆる面」とすることで、いかなる目的にも使える万能暗示となっているのだが、実は、単に「どんな目的でも使えるから良い」というのではなく、この方が潜在意識(あるいは無意識)を働かせ易い・・・いや、こうでないと潜在意識が力を発揮することが出来ないのである。
どういうことかというと、目的も潜在意識にまかせないと駄目なのだ。
そうではなく、「癌が治る」「1000万円が手に入る」「A子さんを彼女にする」などといった具体的目標を持ち込むと、潜在意識の働きを制限してしまうのである。
これには、クーエもはっきりとは気付いていなかったと思うのだ。
だが、クーエは経験上、個別目標暗示より万能暗示の方が効果があると知っていたのだと思う。

クーエの自己暗示を参考に作られた、「私はお金持ちになりつつある」といった、自己暗示、あるいは、アファーメーションには良いところもあるのかもしれないが、これは潜在意識に目標をまかせていないという点でマイナスである。

こういったことを考えると、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう呼吸」の素晴らしさに、私は感激する。
(「よかった・ありがとう呼吸」とは、「よかった」と思いながら息を吸い、「ありがとう」と思いながら息を吐く呼吸法)
「よかった」では、具体的に何が良いかは潜在意識にまかせている。この点がまず良い。
そして「よくなりつつある」ではなく「よかった」と断定形、あるいは、過去完了形で言うのがやはり良い。
これは、多くの研究成果や優秀な人達の見解により、それに、感覚的・直観的にも正しいと私は確信している。
その上、「ありがとう」で、「よかった」が(何がよかったのかは分からないが)既に成ったことを自然に強調しているのである。
イエスの「願いは叶ったと思えば叶う」を自然に実現しているのだ。
さらに、「よかった」「ありがとう」の並びは、長年、脳や脳波を研究した志賀博士による論理的に適切な並びなのである。
言葉としても完璧であるのに、深呼吸という重要なものを取り込んだことが、圧倒的な効果をもたらし、これはクーエの自己暗示と比較にならない有利さがあると思うのである。
こんないいもの、学校で教えないなんて、個人的には本当におかしなことと思う。

古い家の新しさ
AIアート557
「古い家の新しさ」
Kay


私も「よかった・ありがとう呼吸」は行っているが、普段は、主に唱え易いという理由で、「叶った・幸せだ呼吸」にしている。
唱え易い理由を書くと長くなるから書かないが、この「叶った」も、特定の目標を指さない万能型で、潜在意識が最も良い目標を叶えてくれることを期待し信頼しているところが非常に良い。
「ありがとう」は良い言葉だが、これは少し微妙なところがある言葉だ。
感謝する対象が曖昧で、これを「あらゆるものに対する感謝」と言う人もいれば、「神に感謝をささげている」と言う人もいる。
さらに異なる意見もある。
そんなこともあって、私はちょっとひっかかりを感じ、「ありがとう」より「ありがたい」が好きである。
「ありがとう」は、「誰に対して」という意識が生じるが、「ありがたい」にはそれがないから迷いがないのである。
それで言えば、私的には「よかった・ありがたい呼吸」になるが、それでも全く構わないと思う。
しかし、さらに私的には「叶った・幸せだ呼吸」の方が落ち着くので、これを採用しているのである。
「感謝が大事」と言うなら、むしろ、「叶った」「幸せだ」と思えば、自然に感謝が湧くのであり、その方が良いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)神さまの周波数とシンクロする方法 人生を変える奇跡の呼吸法(志賀一雅)
(2)自己暗示(C.H.ブルックス 、エミール・クーエ)
(3)瞑想と潜在能力―"直観瞑想"で眠れる才能を呼び醒ます(中山正和)
(4)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)

クーエの自己暗示を超える呼吸法

引き寄せでは、願望を潜在意識に送り込むには、眠りに落ちる前と、目覚めて間もない時が最適と言われている。
しかし、実際は、眠りに落ちる前と目覚めた直後に、そんなことをするのは難しい。
眠りに落ちる前と目覚めた直後がなぜ願望を潜在意識に送り込むのに良いのかというと、思考がほとんど消えているからで、また、そんな時は脳波はスローアルファー波になっている。
思考がごく少ないことと脳波がスローアルファー波であることは、ほとんど同じ意味で、要は、脳波をスローアルファー波にすれば、潜在意識に願望を送り込むことが出来、引き寄せが起こるのである。
脳波をスローアルファー波にする方法に関しては、バイオフィードバック装置の活用から始まり、αコイル、ヘミシンク効果、パラメモリなど、いろんな工夫が行われたが、どれもなかなか効果が出なかったと思う。
つまり、いくらヘミシンク音楽を聴いたり、パラメモリを使っても、「これを達成してやる」と考えたら、その思考のために脳波はベータ波になってしまうからだ。
さっきも述べた通り、「思考がない(少ない)=脳波がスローアルファー波」なのだからだ。
外的手段で脳波をスローアルファー波にしたところで、思考すれば脳波はベータ波になるのである。

ところが、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう」呼吸は、何もなくても、最も自然・簡単に脳波をスローアルファー波に出来る。その科学的根拠は十分にある(科学的根拠はこれまでにもいくらかは書いたので、ここでは繰り返さない)。
そして、この呼吸を引き寄せのメソッド(手法)と考えた場合、願望を潜在意識に送り込む必要はない。
まあ、そもそも、そんなことをしようとしたら「よかった・ありがとう」呼吸が出来ないのだが、本当にそれは必要ない。
なぜなら、「よかった」の中にそれ(願望を潜在意識に送り込む)が含まれているからだ。
厳密に言えば、願望を潜在意識に送り込む必要もない。
イエスが「神は、あなたが必要なものなどとっくにご存じだ」と言ったように、潜在意識は、あなたの願望などとっくに知っているのだ。
だから「よかった」という言葉が、それが叶ったことを表し、あなたが余計なことをする必要はない。
とはいえ、この呼吸の原理から考え、「よかった・ありがとう」を特定の願望用に変えることは出来る。
たとえば、「結婚出来た・ありがとう」「お金がある・幸せだ」等である。
要は、前半(よかった、結婚出来た等)は、快感を感じる言葉であればよく、後半(ありがとう、幸せだ等)は喜びを表現する言葉であれば良い。

残暑
AIアート324
「残暑」
Kay


しかし、「よかった・ありがとう」呼吸がやはり、最も良いのではないかと思う。
エミール・クーエの有名な自己暗示の言葉「毎日、あらゆる面で、私はますます向上していく」は、「あらゆる面」という言葉に、一切の願望が含まれ、この言葉1つで全ての願いが叶うが、「よかった・ありがとう」呼吸も全く同じである。
ちなみに、クーエのこの自己暗示の言葉は、私の考えではうまくいかない。
まず、翻訳が悪いと私は思う。
クーエが作ったフランス語のものや、クーエが監修した英語のものは、リズムを重視した素晴らしい言葉だが、日本語のものはセンスに欠けると思う。それなら「全部良くなる」「みんな良くなる」と日本語の良さを生かした短いものにすれば良いと思うのだ。
また、言葉だけでは、かえって思考が起こり、自己暗示にだって必要な脳波がスローアルファー波になることがない。
だから、クーエもやはり、就寝前に行うことを推奨しているが、それはやはりうまくいかない。
それに比べ、「よかった・ありがとう」呼吸の効果は抜群である。
こんないいものを教えない学校は全くの無価値とも思えるのである。

尚、「お金がある・幸せだ」のように、個々の願いを入れる場合、特に静かにゆっくり呼吸することを意識すればうまくいく。
逆に言えば、欲望ギラギラで鼻息荒くやれば駄目(脳波はベータ波になる)である。








全ての願いを叶える言葉

昨日、著名なフランスの心理療法家エミール・クーエの自己暗示について書いたが、自己暗示は便利なものであり、効果は実証されている。
自己暗示とアファーメーション(肯定的確言)で違いは特にないが、言葉が短い場合には自己暗示とみなされることが多いと思う。
例えば、身体に痛みなどの不調がある場合には、「治る、治る、・・・」あるいは、「消える、消える、・・・・」と自己暗示の言葉を繰り返すと、治るか、少なくとも、低減する。
それで効果がないと言う者は、自己暗示を繰り返す数が少ないのである。
根気強く、数千、数万、数十万回と唱えていると効果があるが、昨今の人々は、「たった3分で」とかいった宣伝に騙されているので、うまくいかないのである。
だが、クーエにも、短い自己暗示のテクニックがあり、例えば、
「治る、治る、治る、・・・、治った」
と唱えるのだが、なるべく早口で唱える。早口と言っても、心で唱えても良い。
自己暗示の言葉は、早口で唱え易い言葉にしなければならない。
「治る」より「消える」が言い易ければ「消える」が良い。
やり方は、「治る」を、1分ほど早口で繰り返し、最後に、「治った」と言うのだが、自己暗示の適性が高ければ、1回で、即座に大きな効果が出る。
自己暗示にかかり易い人と、そうでない人もいる。
例えば、五円硬貨を糸でつるしたような振り子を作り、糸の橋を指で持ち、「縦に揺れる」「横に揺れる」「右回りに回転する」と自己暗示をかけると、ただちに、言葉の通りに大きく動く人がいる一方、ほとんど動かせない人もいる。
自己暗示にかかり難い人は。「治る、・・・、治った」のテクニックも、ただちには効果が出ないかもしれないが、何度もやっているうちにうまくいくようになる。

以上は、昨日も書いたことだが、クーエの自己暗示で、最も有名なのは汎用暗示で、万能暗示と言えるものである。
この汎用暗示は、書籍では、だいたい、こんな感じで訳されていると思う。
「毎日、あらゆる面で、私は、ますます向上していく」
この汎用暗示では、いちいち、個々のことを考えなくても、「あらゆる面」なのであるから、全てに効く。
人間の心は大きく(潜在意識の部分が特に)、このような使い方が出来るのである。
健康面、経済面、学習面、あるいは、人間関係や恋愛、美容など、望む効果は、いちいち指定しなくても、この暗示1つで良くなる。
ただ、この自己暗示の日本語文はどうだろう?
これでも良いのかもしれないが、クーエが作ったフランス語の原文は、実にリズミカルで唱え易く工夫して作られている。
英語版の方も、クーエが監修し、やはり、最高に唱え易いものになっている。
それに比べ、日本語版はリズムがなく、唱え難いので、私は、始めても続かなかった。
もっと日本語の特性を考えれば、
「全て良くなる」
で十分である。
「毎日」や「ますます」を付けなくても、日本語の場合、これで十分、動きが感じられる。
もちろん「全て」より「全部」の方が感じが良いと思うなら「全部」で良い。
どうしても動きを付けたかったら、
「全て、どんどん良くなる」
「全部、ぐーんと良くなる」
などと言っても良い。
しかし、「全て、どんどん、ぐーんと良くなる」では長過ぎてリズムが崩れると思う。
もちろん、これが一番ピッタリくると思うなら、こう唱えれば良いが。
だが、私なら、「全て良くなる」が最も良いと思う。
日本語は、余計なことを言わないところに美しさがあるからだ。

「神様の奇跡が起こる」という言葉は、自己暗示というよりはアファーメーションだが、これは、光が見えない苦しい状況にある時など、変化というか、変革を期待する時に向いている。
一方、今の道は間違えていないと思うが、より進歩向上を願う時は、「全て良くなる」と唱える方が自然と思う。
現状を良くしつつ、ミラクルを願うなら、両方唱えても良いが、普通は、1つに絞った方がうまくいき易いと思う。
一応、「全て良くなる」と「神様の奇跡が起こる」の違いを述べたが、根本的には違わないのであるから。








簡単で強力な自己暗示

フランスの有名な心理療法家エミール・クーエの診療所に、自力で歩くことが出来ず、担ぎ込まれてきた患者がいた。
クーエは患者と少し会話し、患者にある言葉を繰り返すよう指示した。
十分後、患者は元気に走り回っていた。

この話で思い出すのは、哲学博士のトーチェの著書『トーチェ氏の心の法則』の中の話だ。
ある未開の地方では、脚が折れた人が元気に走り回っていたのだが、トーチェの説明によれば、この地の人達は、脚が折れたら走れないという固定観念がないので、脚が折れたからといって走れないわけではないのだ。
言うならば、彼らは、脚が折れたら走れないということを知らないのである。
また、この本には、こんな話がある。
2人の酔っぱらった男達が、4階の窓の敷居を乗り越えて落下し、すごい音がした。
だが、警官が駆け付けると、男達は、
「ちょっと足が絡んじゃいました」
と言って、ご機嫌な気分で歩いて行った。
彼らは、自分達は平地を歩いていて、ちょっとした敷居でつまづいて転んだとしか思っていないので、それなりのダメージしか受けなかったのだ。
言い換えると、彼らは、自分達が4階から落下したということを知らず、平地で転んだと認識したのだ。
もし、酔っぱらって意識不明になって落ちたのなら、世間的な固定観念に従って死亡したかもしれない。

世の中には、全く食べなくても生きている人がいるらしい。
そんな人達は、「食べないと死ぬ」という固定観念を持っていないだけかもしれない。
一方、普通の人間は、「食べないと死ぬ」という固定観念を持っているから、食べないと餓死するだけかもしれない。

ずっとベジタリアン(菜食主義)を続けていた人が、酷い肌荒れになった。
その人は、菜食だけでは、必須アミノ酸のいくつかが摂れず、それが肌に重大な悪影響を及ぼすと書かれた本を読んだのだった。
だが、世界には、トウモロコシしか食べないとか、ある種の芋しか食べないが、健康で長寿な民族もいる。
そんな民族の人々は、必須アミノ酸という知識がないのだ。

我々は、ひょっとしたら余分かもしれない知識を沢山持っている。
そして、知識の中には、自分では知らないと思っていても、憶えてはいないが、テレビや本や学校の授業で見聞きした情報が、潜在意識に入り込んでいる場合もある。
そもそも、潜在意識の情報は、意識的に憶えたことより、気付かないうちに入り込んだものの方がずっと多いのである。

最初の、脚の障害で歩けなかった人が、クーエの診療所に担ぎ込まれた話に戻る。
例えば、この患者は、自分は膝のリウマチで歩けないことを知っていたとする。
この患者の、「膝リウマチが酷くなると歩けない」という固定観念を消すのは難しいし、クーエもそんなことはやらなかった。
だが、「私は膝リウマチを病んでいる」という観念を消すことは出来る。
それには、どうすれば良いかというと、患者に、早口で自己暗示の言葉を唱えさせるのである。
この場合だと、「リウマチが治った」で十分だ。
だが、「リウマチが治った」と早口で唱えることは難しい。
しかし、「治った」や「消えた」なら簡単だ。
そして、最も良いやり方は、
「治る、治る、治る、・・・・治った」
と唱えるのである。
「治る」と早口で繰り返し唱えているうちに、思考や判断が消え、受容状態になる。
「治る」は、1分くらい繰り返すと良い。
そして、「治った」と言うことで、本当に治ってしまう。
以上は、G.H.ブルックスとエミール・クーエの『自己暗示』という本に載っているので、興味があるなら見ていただきたい。
尚、クーエの自己暗示は、病気を超えた範囲でも有効である。
病気であれば、上で述べた、「治る…治った」「消える…消えた」のいずれかで十分と思う。
一般的なことであれば、例えば、何かを出来るようになりたいなら、「出来る、出来る、・・・、出来た」だし、何かになりたいなら、「なれる、なれる、・・・、なった」などが考えられる。
そして、出来るような態度、なったような態度でいれば、実際、出来るし、なってしまう。
態度は事実より重要であるというのは、成功法則の基本である。
尚、自己暗示は、簡単に使える人とそうでない人がいるが、うまくいかなくても、多少練習すれば出来ると思う。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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