ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ウルトラセブン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

パワーポーズは「今今メソッド」だった

ハーバードビジネススクール准教授だったエイミー・カディ博士が、パワーポーズをすることで、能力が飛躍的に向上することを発表したTED講演ビデオは、TEDの歴史の中でも屈指の再生数を誇り、そのことをさらに詳細に記した彼女の著書もベストセラーになった。
パワーポーズとは、本人が力溢れると感じるポーズ・・・例えば、スーパーマンやワンダーウーマンのように、手を腰に当てて仁王立ちになるようなものだ。
一般的には、背筋を伸ばし、広い空間を占有するようなポーズの場合が多い。

カディ博士は、このようなポーズを取ることでパワーを持つ理由を、生理学、心理学、脳科学など、いろいろな面から研究し、その成果を、確かに未熟な面もありながらも、著書の中で詳しく述べている。
パワーポーズが、脳や身体、さらには、潜在意識の活用においても、良い効果があることは確かと思う。
しかし、カディ博士も、深い部分においては、そうかもしれないが、なぜパワーポーズが効果があるのかの本当の理由を知る者は少ないのではと思う。

パワーポーズになぜ力があるのかというと、その真の理由は、それをすることで、「今、この瞬間」に意識が集中するからだ。
カディ博士の著書には、この視点が含まれていない。
とはいえ、「今、この瞬間」に意識を集中するために、パワーポーズが有用であるという気付きを与えてくれたカディ博士は、やはり、称賛に価する。

あなたも、好きなヒーローやヒロインのポーズを取ると、力が溢れてくるのを感じると思うが、それは、あくまで、そのポーズを取った自分を強く意識することで、意識は「今、この瞬間」に集中するからなのだ。
そのポーズを取っているのは、過去でも未来でもなく、「今」であり、心は、魅力あるものに自然に引き寄せられるので、嫌でも、「今、この瞬間」に集中するのである。

昨今のスピリチュアル界の言い方に倣えば、パワーポーズは、実に有効な「今今メソッド」であり、大いに活用する価値があるだろう。

また、カディ博士も著書で述べていたが、パワーポーズは、実際にやらなくても、やっている様子を想像するだけで効果がある。
つまり、パワーポーズをしている自分を想像することも、有効な今今メソッドなのである。

我が国が誇るヒーロー達である、ウルトラマンやウルトラセブンは、太陽光線がエネルギー源だとされている。
ウルトラマンの場合はそうではないが、ウルトラセブンは、ウルトラセブンの姿のまま、太陽光線を吸収し、エネルギーにすることが出来る。
そして、ウルトラセブンは、太陽光線を吸収する際、胸を張り仁王立ちになることが象徴的で、実のところ、太陽光線がなくても、そんなパワーポーズのおかげでエネルギーを高めるかのようだ。
そして、人間は(本当はきっとウルトラセブンだって)そうなのである。
パワーポーズも、1つの有効な方法であるが、とにかく、「今、この瞬間」に意識を集中すれば、宇宙意識と一体化し、無限のエネルギーを得、引き寄せも自由自在なのである。

私は、カディ博士という巨人の肩に乗り、さらに良い福音を皆さまに授けることが出来たと思う。








1日中、心身共元気で過ごす秘訣

『枕草子』では、四季のそれぞれで、最も風情のある時間は、春は夜明け、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝としている。
だが、昼間以外は、それぞれに情緒を感じるものである。
そして、実際は、どの季節であろうと、最も神秘的で精妙な気に満ちた時は早朝であり、夜明け前から曙光(しょこう。夜明けに射し始める日の光)の頃までである。
早朝に目覚めるとすっきりするが、これは、1日続くのである。
一方、8時や9時頃に起きて、冴えた気分になることは無いし、昼に起きたら、気分が重い。
これは、早朝の太陽が低い位置にあることで、大地や海に近い低い場所の大気の中を、太陽光が通ることで引き起こされる作用による。
この作用により、空気中の気(プラナ)が活動的になり、その影響で細胞が非常に精妙で安定した状態になるが、そんな時に目覚め、心が徐々に肉体に宿ることで、心が浄化されるのである。
よって、早起きが望ましく、昼に目覚めるくらいなら、夕陽の射す頃に目覚める方が良い。
実際、野生動物は、早朝に目覚めるか、夕暮れに目覚めるかである。
早朝に腕振り運動をやれば、生体リズムと空気の中の気が最も調和し、宇宙エネルギーが大量に体内に蓄積されて若返る。
関英男博士は、毎日、早朝に腕振り運動を2千回やっていたので、90歳を超えても、元々老け顔の関博士が60代にしか見えなかったし、その活力や頭脳の明晰さは若い頃と変わらず、世界中を飛び回り、毎日、海外の論文を取り寄せて研究に励んでいた。彼をオカルト博士呼ばわりして揶揄する人も、会えば、関博士の頭脳が冴えていることはすぐに分かり、何より人柄の良さに感銘したものだ。

だが、仕事の関係などで、早朝に起きることが出来ない人も少なくはない。
その場合は、夕暮れの気を利用すると良い。
基本的には早朝と同じで、心の一部がまだ眠っているか、ほとんど完全に目覚めているかの違いである。
もし、少しでも仕事の手を休めることが出来れば、額に意識を集中したり、心の中で微かな声で、愛とか神とかいった言葉をつぶやくと良い。そうすれば、呼吸は静かになり、意識も身体も、目覚めの時のような精妙な状態になる。すると、やはり、空気中の気と心身が調和し、健康に良く、心は浄化される。
そういった瞑想的なこと(額に意識を集める、心の微かな声で呪文を唱える)は、1日中いつでも絶大な効果があるが、日の光が赤い時刻が最も適しているのである。

ヨガには、ライオンのポーズといって、口を大きく開けたり、舌を思いっきり出すといったものがあるが、そもそもが、ヨガや仙道のポーズや動き、あるいは、呼吸は動物の真似であり、それぞれの動物の優れた特性を取り入れようとするものだ。
ライオンのような強い動物の真似をすることで活力を高めるというのは良いことだが、そもそもがライオンと人間は全然違う。
要は、ライオンでなくても、勇ましいと心が感じる格好をすれば、活力に関わるホルモンや脳内物質が出て、実際に身体や頭がすっきりし、しかもその効果は長く(寝るまで)続き、その日は何をやってもうまくいくのである。
だから、ガッツポーズでも良いし、ボクシングや空手、あるいは、格闘技のポーズ(いわゆるファイティングポーズ)を、目覚めた頃に決めれば、その日は調子が良いのである。
プロレス史上最高のレスラーであったルー・テーズのファイティングポーズは18歳の時から生涯変わらず、左手を握って腰のところに引き、開いた右手を前に出すものだったが、これがテーズの身体のホルモンや細胞の活力、さらには原子の波動を高め、彼を最強にするための効果を発揮した。テーズは必ずしも、肉体的、技術的に世界一ではなかったが、強者、超人には、このような秘密があるのである。
ウルトラセブンのファイティングポーズがルー・テーズと似ており、ただ、前に出した右手も握っているのと、左手がやや前に出しているところが違うだけである。誰が考えたポーズか知らないが、直感的に、このポーズが強いと感じたから採用したのだろう。
また、ウルトラセブンといえば、夕陽の中で戦う姿が実に印象的で、いまだウルトラセブンの熱烈なファンが多い理由は、もちろん、ストーリーや演出などの良さが第一としても、そのファイティング・ポーズと夕陽に秘密があるのである。

今回書いたことを参考に、皆さんも、1日、元気で過ごしていただきたい。









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ウルトラマンは誠心誠意を込めて「シュワッチ」と叫んだ

「よいしょ!」「どっこいしょ!」などと言うと、年寄り臭いと言われるかもしれない。
つまらないことを言うものではない。
これらは、確かに力の出る言葉なのである。
伝統やしきたりには、良い面と悪い面がある。
共に、民族の集合意識の中に秘められたエネルギーと共にあるのだが、その力は2種類で、地に結び付ける重力と、その重力を断ち切って飛翔する力だ。
「よいしょ!」などは、後者の、高く飛ぶ力である。
ただし、地に引っ張る力も悪ではなく、必要なものである。ただ、人間はそれを意識して使うと、あまり良い結果にならない。
「よいしょ」「どっこいしょ」は飛翔するエネルギーを解放する民族的なキーワードである。
ウルトラマンが「シュワッチ」と言うのも偶然ではなく、ウルトラマンが空に飛翔する際に使う掛け声は、いろいろ候補があったらしいが、誰かに不意に浮かんだ「シュワッチ」という言葉が実に適合した。それは即ち、調和があったということだ。波動・・・即ち規則正しい振動で成り立っているこの世で、調和ほど大切なものはない。

卓球の福原愛さんは、あの「ター!」という掛け声をからかわれて、出し難くなった時から天才振りが影を潜め、神秘的な強さがなくなってしまった。そうでなければ、彼女はとっくに世界一になっていた。
アントニオ猪木さんは「いち、に、さん、ダー!」だから元気が出るのである。

ところで、ウルトラマンは「シュワッチ」だが、ウルトラセブンは「ジュワ」だった。
そして、実は用途が微妙に違い、セブンでは進歩していた。
だから、ウルトラセブンは、ウルトラマンシリーズの中でも独特の輝きを放ち、信者とも言えるほどのファンが多いのである。
ウルトラセブンは、敵の攻撃を受けて倒れ、しかし、不屈の精神で立ち上がった時、握った拳を前に出しながら「ジュワ!」と言うのが感動的なのである。
それは耐える姿であり、痛みや苦しみを解放し、新たなエネルギーを集める呪文である。
「シュワッチ」が動なら、「ジュワ」はどちらかというと静であり、より深く、大きな力だ。
将来、ウルトラマンシリーズには、この2つの掛け声を使い分ける最強のヒーローが登場するだろう。

英語ってのは、音に意味のある表音言語で、発音パターンが日本語と比較にならないほど多い。
その関係で、掛け声も、ゴーだとか、イェイ、グレイトといった、日常の言葉が使われ、何といっても日常語だから頻繁に出てくる。西洋人が気分転換が上手いのは当然のように思う。
その点、日本人は掛け声を持たず、元気を出すのは苦手なのだが、表意言語である日本語は一文字一文字が非常に深く、強い力を持っているのである。だが、その一文字一文字を大事にしなければその偉大な霊力は発揮されない。日本語はまことに言霊である。すっかり多くなってしまったが、汚い言葉を使う日本人に見込みはない。ゆっくり真心を込めて言えば、日本語は全てが真言である。「やま」「かわ」「そら」「ほし」全てそうだ。1つの言葉に想いを込めれば、魂の中に、それらに対応した聖霊が流れ込んで来るのを感じるはずである。
我々は、言葉を大切にすることで立つ民族なのである。
ウルトラマンやウルトラセブンだって、誠意を込めて、真面目に「シュワッチ」「ジュワ」と叫んだ。だから空も飛べたし、どんな苦境からも大逆転したのである。









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あなたを強くする「秘密力」

特別な秘密を持っていない者は駄目である。
駄目とは、平凡な人間であるということで、世間の教義や信念にひれ伏し、自分が自分として在ることが出来ないということだ。
秘密と言っても、下らない秘密ではなく、とっておきの秘密でなければならない。
「僕はM78星雲から来た宇宙人、ウルトラセブンなんだよ」
これは、『ウルトラセブン』最終回『史上最大の侵略(後)』で、ダンがアンヌに言った言葉だが、この位の秘密があれば最上だ。
しかし、なかなかそうはいかないであろうが、何か自分で出来る限りのものを得なくてはならない。

胸の中に隠し持った、世間の人が全く気付くことのない、あなただけの秘密があなたを守り、あなたに勇気を与えるのである。
オリンピックで日本人選手が金メダルを取るのを見たところで、せいぜいが一瞬ハイになるだけで、長期的に効力のある精神エネルギーという意味での勇気など、絶対に得られないことくらい、お分かりと思う。
だが、それを持っていることで、いつでも、どこでも、力が注がれるような秘密というものがあるのである。

『犬夜叉』というアニメのエンディング曲だった、Dreamの『My Will』(作詞は松室麻衣さん)の中で、

あなたのことを想う それだけで心が 強くなれる気がするよ

という歌詞があったが、この人にとっての「あなた」は、多分、秘密の存在だ。
一方、あなたが素晴らしい人だと思っている人であっても、あなたが危機の時、その人のことを想っても、ちっとも心が強くなれないなら、秘密にするほどの価値はないのだ。
単に人気があるとか、世間での評価が高いとか、外見がいいという程度の人間など、たかが知れている。
そんな安っぽい偽物ではない、キリストのような本物の「あなた」は滅多に出逢えるものではないかもしれない。
だが、天使とでも仲良くなれれば、それは叶う。そして天使は、本当は人間と親密であるのだが、それを知ることが出来る者が少ないだけなのだ。
そこで、まずは、自分で成し遂げられるものを得ることだ。
そして、素晴らしい秘密を手に入れれば、天使のことも知ることが出来るようになるだろう。

そして、あなたが得るべき、素晴らしい秘密は世間の価値評価と何の関係もないということを説明しよう。

梶原一騎さん原作の伝記漫画で有名になった不世出の空手家である大山倍達さんは、海外で、プロレスラーやプロボクサー、そして、その他のあらゆる格闘技と戦い、一度も負けなかったと言われるが、これについては、いろいろ疑問もあるようだ。
その漫画も、多くの部分が梶原一騎さんの創作であると言われている。
それで、私も、本当の大山さんがどんな人だったかは分からないが、それでも、私は、大山さんを非常に素晴らしい人だと思っているのだ。
その理由は、彼が、著書にこんなことを書かれていたからだ。
「漫画では、私が勝ったのは、私の空手の強さのためであるかのように描かれているが、本当の一番の理由は、相手が空手というものを知らなかったからだ」
無論、たとえそうであったとしても、超人的な格闘家に勝利することは生易しいことではなく、やはり大山さんは強かったのであるが、大山さんが正直に述べたことも本当だろう。
ところで、大山さんは初めてアメリカに行った時は、プロモーターは、大山さんを客集めのための、道化師のような役回りの日本人レスラーとして呼んだのであり、本気の勝負をさせようなどとは思っていなかったらしい。
だが、大山さんは、空手の必殺の技を磨きに磨いて備えていた。
その必殺の技とは、目潰しと金的(男性の股間)攻撃である。
大山さんは、これに関しても、誠実に、「空手が最強であるのは、この2つの技があるからである」と言う。
この2つは、いかなる格闘技の試合でも禁止であり、故意にやれば即反則負けである。
しかし、決闘にルールはない。
宮本武蔵の『五輪書』を読むと、武蔵は、決して、正々堂々戦えなどという、平和ボケした寝言など書いていない。「どんな手を使ってでも勝て」と書いているのである。
大山さんは、宮本武蔵を非常に崇拝していたというが、確かに、大山さんは、宮本武蔵のような武道家であったと思う。(これを武道と言うか武術と言うかは難しいかもしれないが)

総じて言えば、大山さんにとっては、磨き抜いた必殺の目潰し攻撃と金的攻撃が、「秘密」なのであり、それを持っているから、彼は、どんな相手との戦いにでも挑めたのだ。
あなたが得るべき秘密も、世間の価値基準や評判といったものと、何の関係もあってはならない。
むしろ、世間に蔑まれ、非難されるようなものの中に素晴らしいものであるのだ。

あなたが、片手でリンゴを握り潰せるほどの握力を鍛え、それを秘密にしていることが、あなたに名状し難い(表現し難い)自信や勇気を与えるなら、良いことである。いざとなれば、それは確かに力になる。

神道の最大の祝詞である『大祓詞』を完全に暗記し、毎日唱えているとしても、それがあなたにとって価値ある秘密かどうかは、あなた以外には分からない。
それを想えば、力がみなぎり、何も恐れないようであれば、それはあなたにとって大切な秘密である。
私の場合、大祓詞を数ヶ月に渡り、毎日欠かさず1時間以上、休日となると、6~7時間も唱えていたが、私の持つべき秘密にはなってくれなかったのである。

ニサルガダッタ・マハラジは、師である聖者に、「あなたは至高の実在である」と言われ、その言葉を覚えていた。彼は、修行は何もしなかったが、その言葉を覚えていただけで、やがて悟りを開き、偉大な聖者となった。彼にとって、その言葉は貴重な秘密であった。
だが、彼の師が彼にその言葉を教えたのは、彼が誠実であったからだ。
聖者は、弟子のための秘密の一言をいつも探しているのだ。だが、それを受け取るには、誠実でなければならないのだ。

だが、まずは、自分で何かを得ようとして努力するのが良いだろう。
努力と言っても、学校でやれと言われるような下らないものではなく、自分を守る真の力になるものであるから、その努力は楽しく、充実したものになるだろう。
すぐには叶わなくても、そうは経たないうちに、少なくとも第一段階の秘密が与えられる。人間とは、そのように出来ているのだ。
別に難しいことではない。
毎日、腕振り運動をしていたら、それがあなたにとって特別な秘法となり、「毎日2千回腕振り運動をしているから、何があっても大丈夫だ」と思えるようになれば、本当に、何があっても絶対に大丈夫になる。
あるマタギ(日本に古来からいる狩猟者)は、祖父から受け継いだ古い小刀を、いつも肌身離さずに隠し持っているが、そうすれば、とても心が落ちつき、いかなる危機的状況も乗り越えてこられたと言う。まさに、秘宝の小刀である。

尚、秘密と言っても、必ずしも口外してはならない訳ではないが、黙っていた方が間違いが無い。話すと、否定されたり、からかわれて不愉快な思いをするかもしれないからだ。
何と言っても、それは世間の価値観と何の関係もないものなので、その危険は高いのである。
腕振り運動すら、世間的にはそうかもしれないのである。
大山倍達さんほどになると、目潰しと金的攻撃が最大の必殺技だと言って、周囲に非難されても、ビクともしなかったかもしれないが、おそらく、彼も余計なことは敢えて言わなかったと思う。
あなたも、特別な秘密を持つことで、無限のエネルギー、揺るぎない勇気、絶対の自信と不思議な安心感を持てるのである。









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釈迦、イエスはセブンだった

釈迦はヒンズー教においては、ヒンズー教の聖者の1人とみなされ、イエスも、ユダヤ教においてユダヤ教の聖者の1人である。
彼らは、ヒンズー教やユダヤ教で、絶対、あるいは、特別な存在とみなされていないばかりか、釈迦は、悪意はなかったが、偽りの教えを説き、それが仏教であるとされ、ユダヤ教では、イエスの伝記である新約聖書は全く重視されない。
私は、こういったことについて、ずっと、ヒンズー教やユダヤ教は偏狭であると思って、これらに悪いイメージを持っていた。しかし、ヒンズー教もユダヤ教も、あまりに素晴らしいもので、釈迦やイエスの教えが、それらに優るということは、おそらく無いと思う。
しかし、釈迦やイエスが特別な存在として扱われていることも事実である。
それは、なぜだろう?

あなたも、いずれは悟りを開く。その時には分かることだ。
悟りを開いた者、つまり、身体や魂、あるいは、因果から解脱した者(単に解脱者ともいう)には、2つの道がある。
1つは、真理を知り、あらゆる苦悩のない至福に生きることだ。
釈迦は、悟りを開いた時は、そうするつもりだった。一説では、釈迦は悟りを開いた後、入滅、つまり、死ぬつもりだったというものがあるが、それは完全な間違いだ(私も、以前はその説に従ったことがある)。イエスもやはり、実際は、そいうしたかった、つまり、至福の生涯を送りたかったかもしれない。
そして、解脱者のもう1つの道は、敢えて至福を捨てる苦難の道だ。
伝説によれば、菩提樹の下で悟りを開き、至福に浸っている釈迦に、神々が教えを伝える者になるよう懇願し、釈迦はついに決意してそれに応じたと言われる。
イエスについては分からないが、預言に従ったのかもしれないし、元々、悟りを開いた後、人々に教える道を選ぶつもりだったのかもしれない。
いずれにしろ、2人は、人類救済の果てしない苦しみの道を選んだのだ。
そんな存在を、仏陀、あるいは、キリストと言うのではないかと思う。単に、解脱した者を、そう呼ぶことはないと思える。

だが、私は、こうも考える。
イエスが実際に悟りを開いたのは、磔になった時だ。それまでは、彼は不完全だった。
十字架上で、「主よ、なぜ我を見捨てた」と言ったのは、彼の小我だ。
そう、小我は見捨てられた。
ラマナ・マハルシは、十字架は肉体で、イエスは小我だと言う。小我が十字架に磔にされて滅び、真我であるキリストが復活したのである。
イエスは、小我を犠牲にすれば、悟りが開けることを教えたのだ。
イエスは、その後、いよいよ、人類救済の道に入ったのだと思う。

聖典によれば、人には7つの段階があり、ラマナ・マハルシは、聖者は4番目だと言う。そして、その上にさらに3つあるが、解脱という意味においては違いはないと言う。
イエスや釈迦は、4番目を超えたのだろう。だが、聖典は最上位の7番目を賞賛するが、4番目の者が無知であるとは言っていない。
変な話だが、ウルトラセブンというのは、面白い名前だ。別に、彼は、自分と関わりのない地球にやってきて苦労する必要はなかった。しかし、敢えて彼は、その苦難の道を選んだ。そして、戦い続ける中でボロボロになり、最後は瀕死の身体で宇宙に帰っていった。彼は、アンヌに、自分が星になることを示唆していた。『エメラルド・タブレット』にも書かれているが、暗闇に侵されずに輝く星こそ、人の本質、つまり、真我、魂、至高の主である。
ウルトラセブンが、ウルトラマンシリーズの中で特に異彩を放つ理由があるように思う。至高者の意志が働いた作品であったのかもしれない。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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