人間は、何を本当に大切にしているかによって、その人となりが、かなり分かると思う。
最近、そのことにより、アメリカのドナルド・トランプ前大統領と、ロシアのウラジミール・プーチン大統領らが、本当に優れた人物であると深く感じた。
彼らが大切にしていることを、彼ら自身が語っている、はっきりとした映像がある。
トランプは、共和党予備選中のFOXニュース(米大手放送局)のインタビューで、プーチンは、2023年10月のリア・ノーボスチ通信(当時のロシア国有通信社)のインタビューで語った。

トランプは、副大統領候補に求める資質の中で、最も重要なものは「常識(common sense)」であると語った。
これは、トランプが「常識」を人間の資質の中で最も重要なものであると考えていると捉えても良いと思う。
ただ、我々がよく言う「それが常識ってもんだ」と言う場合の常識は、多くが「慣習」とか「暗黙のルール」といった意味で、英語本来のcommon senseよりかなりレベルが落ちる。
もしかしたら、common senseを「常識」と訳すのは問題があるかもしれない。
common senseは、知性に基づいた判断力のことで、「良識」とした方がまだ良いかもしれない。
私は、高校生の時、英語の参考書に「英国人はcommon senseを誇りにしている」と書かれていたのを印象的に憶えている。

トランプが常識について例にしていたことはこうだ。
「常識があれば、国境を完全に開放し、移民が無制限に入って来れるようにはしない」
無制限な移民の受け入れは、バイデン大統領が行っていることで、これにより、犯罪者や異常者を含む大量の移民が米国内に堂々と入り込み、アメリカ人の安全を脅かし、アメリカ社会を混乱させている。
そのあまりの悲惨さに、批判にさらされたバイデンは、ようやくトランプの政策に戻し、トランプが手掛けた国境の壁の再建設を行うしかなくなった。
だが、バイデンは、LGBT問題でも、大統領令でLGBTの無制限な権利を認め、自分は女性だと自己申告さえすれば、女性用更衣室、シャワー、トイレなどを使え、女子スポーツ大会に出場出来るという「非常識」な政策を行っている。
当然、トランプなら、そんな馬鹿な大統領令を出すことは考えられない。

プーチンは、リア・ノーボスチ通信のインタビューで、「バイデン大統領は、他者を尊重することと妥協することを学ばないといけない」と語った。
この、「他者への尊重」と「対立していてもお互いが妥協点を見出す知性と努力」が、国際政治においてもだが、人間にとって最も重要なこととしてあげられると思う。
「他者への尊重」と「妥協の努力」を怠ったことが人類の不幸の歴史を作ったのは明白と思う。

トランプが言う「常識」については、私も昔から貴く思っていたが、プーチンが簡潔が示した「他者への尊重」と「妥協」は衝撃を感じた。やっと大切なことがはっきりした思いだ。
老子の「慈しみ」「控えめに」「出しゃばらない」も良いが、「常識」「他者の尊重」「妥協」は座右の銘としようと思う。

神殿跡で
AIアート694
「神殿跡で」
Kay


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(2)タッカー・カールソンによるプーチン大統領へのインタビュー
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(5)プーチン(上):生誕から大統領就任まで
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