ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ウィリアム・ジェームズ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

脳に錯覚させて楽しい気分になる

アメリカの著名な哲学者、心理学者のウィリアム・ジェームズの言葉「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ」は、常に憶えておくと良い。
脳は、身体的変化に影響を受け、錯覚を起こす。
だから、ガッツポーズをすれば「勝った」「自分は強い」と錯覚し、作り笑いでも笑えば、楽しいと錯覚する。
いい気分でいれば引き寄せが出来るが、そのためには、ちゃんといい気分にならないといけない。それには笑うことが一番である。
私も、危機的な状況で、笑うことで状況が魔法のように逆転した経験が何度もある。

「ありがとう」と言っても、本当に感謝する気持ちにはなかなかならないが、笑うことやガッツポーズでは、間違いなくそれに相応しい感情になる。
オグ・マンディーノの『地上最強の商人』に、「笑うことを忘れない限り私が不幸になることはない」と書かれているが、ここでは、「私は世間を見て笑う」「何より自分を見て笑う」などと書かれている。だが、笑う理由などいらないのである。作り笑いでもいいから笑顔を作ればいいだけだ。

尚、笑うこともガッツポーズも1人でやるべきだ。
笑うことが不遜なこともあるし、「こんな時に何笑っていやがる」「気持ち悪い」などと言われることもあるかもしれない。
また、ある駄目な男にガッツポーズをするよう指示したら、そいつがガッツポーズを私に見せようとしたがる。見てもらわないと楽しくないという幼児性が、そいつが駄目な原因である。だが、1人でガッツポーズをすれば、それも改善されるだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)心理学の原理 第一巻(ウィリアム・ジェームズ)
(2)〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る(エイミー・カディ)
(3)世界最強の商人(1)(オグ・マンディーノ)

見えざるもの
AIアート3099
「見えざるもの」
Kay

なぜか丁重に扱われる人の秘密

私の知り合いが、大学生の時、女子高生の家庭教師をしていた時のことを話してくれた。
半世紀ほども前のことだが、月謝は月に10万円だったらしい。
彼が、その女子高生の家の最寄の駅に着くと、彼女の親が車で迎えに来ていた。
彼女の家が裕福であったこともあるが、とにかく、丁重に扱われたらしい。
ちなみに、彼が在籍していた大学は、三流ではないが、別に、一流でもない県立大学だった。
その女子高生は元々優秀であったようだが、順調に成績を上げ、東大にも入れたらしいが、本人は、自分で判断して、別の大学を選んだそうだ。

彼はなぜ、それほど大切に扱われたのだろう?
それ以前に、彼女の親は、彼をなぜ、娘の家庭教師に選んだのだろう?
おそらく、彼女の、社会の上層に立つ親は、彼の人物を見抜いたのだろう。
実際、優れた人物で、学生の時に起業した彼は、その後ずっと成功し続けた。

では、人物とは何だろう?
そんなものが定義出来るだろうか?
もし、定義出来るとしたら、誰もが彼のようになれるのだろうか?

ジョセフ・マーフィーも度々引用した、アメリカの心理学の父、ウィリアム・ジェームズの『プラグマティズム』という有名な本(岩波文庫から翻訳が出ている)は、ジェイムズの講演録であるが、その第1講は、イギリスの作家、チェスタトンの『異端者』の引用から始まる。
素晴らしいので、少し引用する。

およそ一個の人間に関して最も実際的で重大なことは、なんといってもその人の抱いている宇宙観である。
(中略)
下宿屋の女将(おかみ)が下宿人の品定めをする場合、下宿人の収入を知ることは重要なことではあるが、それにもまして重要なのは彼の哲学を知ることである。

つまり、間違いないことだと思うが、上の家庭教師をした彼は、大学生にして既に、優れた宇宙観、あるいは、哲学を持っていたのだと思う。
それは、彼の外部にあふれ出し、その女子高生の親は、それに魅了されたのだ。
ジェイムズは、人間が持つ哲学が、その人間の、世界に対するパースペクティブ(ものの見方、考え方)を規定するのだと言う。
では、哲学は、どうすれば得られるか?
ジェイムズの本を簡単に引用すれば、読書から得られるものは少なく、暗黙のうちに会得するのである。

ジェイムズの話は、かなり抽象的に思えるが、早い話が、人間が普段、何を考え、何をしているかによって、暗黙のうちに作るものが、その人間の哲学であるのだと思う。
普段、下品な言葉を使い、放埓(勝手気まま)なことばかりしていては、ロクな哲学は得られまい。
実際、いかなる人間も、しばらく話したり、その者の言動を見ていれば、その者がどんな哲学を持っているのかは、だいたい分かる。
そして、それは、本当は誰にでも分かるのだ。
エマーソンは、人間は、頭の上から拡声器で、自分がどんな人間か言い続けているようなものであると言っているが、まさに、その通りである。
ただ1つ言えることは、自分のレベルを大きく超えた人物の哲学は全く解らないはずだ。

そして、優れた個人的哲学を持っていれば、人々に敬われたり、有力者に支援されるだけでなく、宇宙をも味方にするのだと思う。
つまり、幸運に恵まれ、豊かな人生も得られるのだと思う。
実際、その(家庭教師だった)彼は相当な金持ちになった。
ところで、彼の哲学を知るには、彼のポリシーが分かればヒントになるだろう。
別に、彼と同じ哲学を持つ必要はないが、自分の哲学を打ち立てるための参考になるだろう。
彼は社長であったが、社員に厳しく守らせたことは、雨の日に、傘を傘立てに立てる際、必ず、傘をきちんとたたむことだった。
また、家に上がる時、自分が脱いだ靴をきちんと揃えることも推奨していた。
他にもいろいろあるが、これらのことは特にうるさかった。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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