ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

イーロン・マスク

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

本当に本当に本当に大切なこと

我々がなぜ、英知や魔法の力を失ったかは隠されているが、こういうことだ。

我々は、小さい頃から、次のように育つ。
「名前は?」と聞かれたら、名前を答える。
「歳は?」と聞かれたら年齢を答える。まあ、時々、学年を答える子もいるが、些細なことだ。
他にも、住所とか、親の職業を聞かれるかもしれない。
答えて良いこともあれば、答えない方が良いものもあることを理解するかもしれず、それはそれで重要かもしれないが、やはり、大したことではない。

そして、「イタリアの首都は?」「ルート3はいくら?」「原子の構造は?」と、休む間もなく、どんどん難しい質問に対する答を憶えさせられる。
あるいは、「大谷は今シーズン何本ホームランを打った?」「ファイナルファンタジーの最新版は?」といったローカルな分野の質問と答が重要視されることもある。
それでどうなるか分かるだろうか?
本当に大切な質問は何かが分からないままになってしまうのだ。
結果、猫を見たら「可愛い」、花を見たら「きれい」という型通りの反応をするロボットになってしまうのだ。
これが、闇の支配者(一応、こんなありふれた言い方をする)の目的だ。

あのイーロン・マスクが、なぜあんなに賢くなったのかは、そのことに気付いたからだ。
彼は、少年の時、ダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイクガイド』を読んで、「正しい質問をすること」が最も大切なことだと分かってしまった。
『君たちはどう生きるか』というアニメ映画があり、この作品のタイトルそのものが質問になっていることが分かるだろう?
その質問が「君たちはどう生きるのですか?」だが、『銀河ヒッチハイクガイド』を読むと、これほどの愚問はないと分かるかもしれない。
『銀河ヒッチハイクガイド』で、「人生の目的は?」という、実質「君たちはどう生きるのですか?」と同じ質問に対し、恐ろしいほど優秀な超高度AIが答を出すのだが、その答が、あまりに馬鹿馬鹿しいのだ。
なぜそんな馬鹿馬鹿しい答になるのかというと、質問が間違っているからだ。

ラマナ・マハルシが「私は誰か?」という究極の質問を出したが、これは訳が悪い。
「私は誰か?」は、マハルシが使ったタミル語の「ナン・ヤー」の訳だが、ナンは「私」、ヤーは「何」といった意味らしい。
つまり、「私とは何か?」が本来の意味らしい。
日本語なら、「私とは?」でも良いかもしれない。
「私とは?」と質問すれば、内側から反応が起こる。最初は微かに。

いろいろ質問を自分で出すと良い。
「石破はキモい」と言うなら、「なぜ石破はキモいのか?」とか。
どんな質問にも、浅い答と深い答がある。
石破がキモいと感じるのは、石破の姿や話し方に、自分の過去の不快な出来事の記憶を思い出すからだ。
「石破はキモい」と言うだけの者はIQ90以下で、「なぜ石破はキモいのか?」と質問する者はIQ105以上だ。
そして、なぜ石破はキモくなったのかと質問し、答を深めると、結局、石破は変なものに支配されていることに行きつく。
そうやってIQを高めるものだし、同時に、英知と引き寄せ力も得られるようである。
大事なことは「正しい質問をする」ことだった。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)イーロン・マスク 上 (ウォルター・アイザックソン)
(2)銀河ヒッチハイクガイド(ダグラス・アダムス)
(3)ニコラ・テスラ 秘密の告白(二コラ・テスラ)
(4)ペロー童話集
(5)初版グリム童話集1
(6)目で見るグリム童話
(7)現代語訳 古事記(福永武彦)

夏の記憶
AIアート1321
「夏の記憶」
Kay

トランプ銃撃事件は組織的なものであったのか

先日も書いたが、私は、今月(2024年7月)15日の、アメリカの共和党大会初日に登場したドナルド・トランプ前大統領(本来は18日の最終日にのみ登場の予定)の映像を見て、「これがあのトランプか?」と思うほど別人のような印象を持った。
すると、ある女性日本人ジャーナリストが同じことを言い、また、現地でも、そう言う人が多いのだと言う。
その女性ジャーナリストが言うところでは、以前はトランプは口角を上げ、にたーと笑う特徴があり、それが相手を見下しているような印象もあったが、それが全くなくなっていた。
観衆の大声援を受けた時にはトランプは大きく笑って見せたが、それでも以前のような笑い方ではなかったと思う。
私は、この話を、報道1930というテレビ番組のYouTube配信で見たが、この報道1930というのは、あくまで私の主観としておくが、超偏向報道番組である。と言うのは、少し前の番組で「トランプ復活の危険性」といった言葉を堂々と使って、トランプの再選は危険なことであることを当然のこととして議論を行うという、恐ろしいまでの左派・反トランプ番組であると思う。
また、上記のことが話された回でも、共和党の中でも反トランプの女性の話を取り上げていたが、その女性は「トランプは民主主義の敵。トランプは独裁者で、彼が大統領になったら、彼は大統領の任期延長を行う可能性がある」などの他、トランプの発言を極端に解釈してトランプを危険思想家のように言うという、個人的にはちょっと頭のおかしな女性ではないかと思う人の意見を、まるでまともな考え方であるように取り上げ、やはりトランプ再選は危険であるという論に持っていこうとしているように思えた。
私の周囲の人のほとんどが、「トランプみたいなトンデモないやつがまた大統領になったら大変なことになる」と何の根拠もなく言うが、こんな偏向報道番組を見せられていたら、そりゃ、そう思うようになるだろう。そして、私はテレビは全く見ないので、他のテレビ番組のことは知らないが、他のテレビ番組も同じ様子なのだろう。

トランプの副大統領候補に指名されたJ.D.ヴァンスが、今回の暗殺事件は民主党が起こしたものだと言ったが、これはもちろん、民主党が直接、この暗殺事件を計画したというのではなく、結果の話だ。つまり、
「民主党が主流マスコミを使って宣伝してきた、トランプがとんでもない人間で民主主義の敵である危険人物だという観念に洗脳された者がトランプを殺すべきと考えたことで起こった」
ということで、同じ見解を持つ人も多いだろう。
実際、最大の主要メディアであるCNNについて、2021年頃、ジェームズ・オキーフ率いる調査団体が、CNNの社内テレビ会議を盗聴し、その中で、CNNの社長が「トランプをとんでもない人間だとアメリカ国民に思わせる報道をしろ」と命じる録音をリークしたことがあった。
私は詳しくは知らないが、オキーフはトランプ同様、イーロン・マスク買収の前のツイッター(現X)のアカウントを抹消されるなど、様々な攻撃を受け、現在は全く見なくなったような気がする。

イーロン・マスクは、トランプ銃撃事件直後、「シークレットサービストップをクビにしろ」とXに投稿したが、次のような背景が明らかになってきた。
トランプ銃撃の容疑者が居たのは、トランプから120mという、ライフル射撃としては短距離の、しかもトランプとの間の見晴らしの良い格好の射撃場所であったに関わらず、シークレットサービスや警察は、そこを監視しておらず、地元民が、そこにライフルを持った容疑者が居るのを見て警察に通報したが、警察はほとんど何もしなかった。
また、シークレットサービスの狙撃手は、早い時期に容疑者を発見し、上司に射撃許可を求めたが、上司は許可しなかった。
そして、私が聞いた話では、容疑者がトランプに銃撃した際も、シークレットサービスの狙撃手は容疑者銃撃の許可を得られず、やむなく独断で容疑者を銃撃・射殺したことでクビになったという。
シークレットサービスの管理は民主党が支配する機関であり、あくまで推測だが、これではトランプ銃撃は民主党が計画したと考えても無理はないようにも思われる。

トランプ銃撃事件直後、イーロン・マスクはトランプ全面支持を表明し、それ以前に決定していたのかもしれないが、7月からトランプ側に毎月約70億円を献金することになったと言われる。
トランプは、裁判がほぼなくなったこともあり、他の献金と合わせ選挙費用は潤沢と言えるほどとなり、時間的にも選挙に集中し易くなったと言って良いと思う。
ただ、敵も黙ってはおらず、今回の銃撃事件が敵の組織的なものかどうかは現在は不明かもしれないが、どんな手を使ってくるか分からない。
そもそも、トランプへの訴訟もかなり奇妙なものであったと思われる。
また、イーロン・マスクはLGBT法案関連に反発し、XとスペースX(宇宙船開発会社)の本社をカリフォルニアからテキサスに移すと発表し話題になっている。
マスクの伝記によれば、マスクは少年時代、『銀河ヒッチハイクガイド』を読んだ影響もあって、人類救済を自分の使命だと信じたという話がある。私は十年ほど前、マスクのTED講演などを聞いた感じでは、マスクには悪意はなく、むしろ善良な意図があるように感じた。
トランプとマスクが世界をどう変えていくかは分からないが、世界は救われるであろうか?

尚、このブログは報道ブログではないので、細かな点においては正確でない場合もあると思う。
私も、同じことについても様々な情報を得ているが、情報とは自分で得るものであり、受け身でいるばかりでは、テレビに洗脳されるように、やはりインターネットでも洗脳されるのだと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)イーロン・マスク 未来を創る男(アシュリー・バンス)
(2)イーロン・マスク 上 (文春e-book)
(3)銀河ヒッチハイクガイド(ダグラス・アダムス)
(4)帰ってきたトランプ大統領 アメリカに“建国の正義”が戻る日
(5)今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選“不正選挙”から米国内戦へ

高原の朝
AIアート1017
「高原の朝」
Kay

有名人の評判は全部嘘

我々が有名人に対して持っている印象は全て、メディアによって刷り込まれた虚像というか嘘と思って間違いない。
そして、その嘘を、多くの人は確信を持って本物だと信じているのだが、IQが低い者ほど、そんな嘘を真に受けて信じているのである。
だから、人気のある複数のメディアが、その人物について異なった印象を与えると、その人物は複雑な人間と見なされる。
有名人に対し、「この人はこんな人間」と固定した観念を持っている者ほどIQが低いのであり、そんな観念を持たないよう意識するだけでIQは向上する。

昔から、有名人が大衆に悪い印象を持たれないためにやることは、庶民的であることをアピールすることだ。
その最たる例がビル・ゲイツで、彼が本当に庶民的であるかどうかは分からないが、昔の彼は、庶民的であるというイメージがあった。
彼は若い頃から超大金持ちとして知られていたが、安い服を着て安い腕時計をつけ、大衆食堂で食事をし、高級レストランに行ってもハンバーガーを注文した。飛行機はエコノミーに乗り(嘘だと言う説もある)、トヨタレクサスを自分で運転していた。
こういった情報がメディアを通して流れると、大衆には好印象になる。

テキサスの大富豪と呼ばれたロス・ペロー(2019年に89歳で亡くなった)の場合、背が低く、いわゆるブ男であったことが(自分でそう言っていた)、なおさら良い印象を作ったかもしれない。
ペローは2度、大統領選に出馬し、「資金の問題で負けることはない」と潤沢な自己資金を注ぎ込んで贅沢な選挙戦を行い、途中撤退しなければ本当に大統領になっていたかもしれず、彼の撤退の影響でビル・クリントンがジョージ・ブッシュ(パパブッシュ)に勝ったのは確かだと思われる。
ペローの会社の社員達が紛争地帯で人質になった時は、身分を隠して自ら敵地に交渉に行って(「こんな醜い男が社長だとは思われないだろう」と自分で言っている)、見事、社員達を大金で「買い取り」、取り戻した。
そのペローが「ニューヨークの目立ちたがり屋」と散々こき下ろしたのがドナルド・トランプだった。
若くして大成功したトランプは実際、目立ちたがり屋で、豪華な自家用ジェット機から颯爽と降り立つ姿を見せるのが明らかに好きだったと思う。80歳近くなった今でも、このあたりは変わらないように思う。
トランプは若くして自伝『トランプ自伝』を出したが、私は昔、その本の表紙の彼の写真を見て、こいつはロクなやつじゃないと思った。それほど、自慢・自己アピール大好き人間の雰囲気がいっぱいの写真だ。

イーロン・マスクは、今でこそ有名人であるが、少し前は、テレビしか見ないような人は、彼の名前も知らなかったし、今でもそんな傾向はあると思う。
彼の場合、やることのスケールが大き過ぎて大衆には理解不能だということもあったし、電気自動車のテスラにしたって、自動車業界に進出することは、あまりに常識外れなこともあって、当初は褒められも貶されもしないという面白い状態だった。
だが、彼は、良い印象を与える努力をして、うまくいったと思う。概ねで彼は愛されキャラであると言えるだろう。
しかし、彼の一般的な印象は、実物とはかなり違うと思う。
マスクは目立ちたがり屋にも見えるが、トランプのように本当に目立ちたがり屋であると言うよりは、マスクの場合は、計算され尽くした露出と思えてならない。
マスクを嫌う人はそんなにいないが、熱狂的に彼が好きだと言う人も、あまり多くないと思う。
一方、熱狂的に好きな人が沢山いると同時に、彼が大嫌いな人も多いのがトランプだ。
だが、いずれにしても、これらの印象のほとんどは虚像である。

草原
AIアート633
「草原」
Kay


人の評価は印象ではなく、やったことで行うべきであるが、その人が実際には何をやったかは分かり難い場合が多い。
よって、ほとんどの場合は、人を評価すべきでないし、少なくとも、評価を決めつけてはならない。
ましてや、他人というか、メディアの評価など、ゆめゆめ信じてはならない。
日本でも、トランプをロクデナシと決めつけているIQが低い馬鹿が多いのには本当に驚かされる。
そりゃ、上にも書いた通り、トランプにもロクでもない部分はあるが、我々が彼を嫌う理由があるとは思えない。
日本衰退の理由は、一部の根拠のないデータとは違い(日本人のIQは世界一という変な情報が吹聴されている)、国民のIQが低下したせいであると思えてならない。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)トランプ自伝(ドナルド・J. トランプ)
(2)大富豪ロス・ペローという男
(3)イーロン・マスク 未来を創る男
(4)ビル・ゲイツ: 巨大ソフトウェア帝国を築いた男
(5)トランプの真実: トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔

簡単なイメージを動かして天才になった人達

IT企業の大物の伝記を読むと、引き寄せの実感が得られるのではないかと思う。
イーロン・マスクはイメージを動かして考える人だが、彼は子供の時からそうやっていた。
スティーブ・ジョブズは、「現実歪曲空間」とかいって、現実を思うように変えてしまう能力があるが、どうやってやるかというと、「信じるしかない」で、言い換えれば、人間には信じることくらいしか出来ないということだ。
ジョブズは、スタンフォードの卒業式でも「過去の点と未来の点をつなげる」というふうに、空間的に考える人だったようで、これもまた、イメージを動かして考えることだろう。
イメージを動かして考えるというと、最も印象深いのは、シーモア・パパートだった。
シーモア・パパートは、数学者、心理学者、教育者、コンピューター科学者、AI研究者として、どの分野でも大きな業績を残した偉大な人物だが、彼は、自分の能力は平凡だと言う。そして、そんな自分に大きな仕事が出来たのは、4歳の時から、頭の中で歯車を使って考えているからだと言う。歯車とは、誰でもよく知っている機械部品の歯車だ。彼は、3歳か4歳か忘れたが、自動車エンジンの歯車の動きに感動し、以降は、どんなことも、頭の中で歯車を思い浮かべて考えるようになったと言う。
とはいえ、誰もが歯車で考える必要はなく、好きなもので考えれば良いのである。
パパートは、自分が歯車というものに出会ったことは幸運だったと言い、誰もが、その人にとっての歯車と出逢えれば良いと言っていたと思う。

で、イーロン・マスクにとっての歯車は何かというと、具体的には分からないが、彼は子供の時にSFの『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで使命感に目覚めたと言うが、そのSFの中に、彼に(パパートの歯車に相当するような)イメージを与えるものがあったのではないかと思う。だいたいが、IT企業の大物達は皆SF好きだ。
スティーブ・ジョブズの場合は、例のアレだろう(笑)。
つまり、カリグラフィーという文字装飾芸術で、芸術の中でもシンプルで直観を刺激し易いものだ。
無論、これらは彼らのものであり、我々は自分の歯車を持てば良いのである。
つまり、世界的芸術家の横尾忠則さんが言うように、それは、「十代の時に好きだった何か」であり、横尾さんの場合は、ターザンだった(他に、南洋一郎の冒険小説)。
ターザンは空間を動き回るので、やはり、イメージを操作するのに役に立つ。
私の知り合いの金持ちは『鉄腕アトム』だった。
『鉄腕アトム』は現在(2023年12月)、初期作品(モノクロ)がAmazon Prime Videoで見ることが出来るが、手塚治虫さんが制作に関わったこの作品の映像センスは現代でも見ることが出来ないほど素晴らしいものだと思う。あの金持ちは、その中で動き回る鉄腕アトムのイメージで考えるのだろう。

なぜイメージが大切かというと、苫米地英人さんが言うように、動くイメージによって臨場感を得るためだ。
臨場感あるイメージは現実と同じで、実際に現実になってしまうのだ。
これが引き寄せの本質だろう。
歯車のことはさておき、臨場感を得るために最も簡単な方法は、苫米地さんが言うように、アファーメーションの中に情感の言葉・・・例えば、嬉しい、爽やか、誇らしい・・・等を入れるのが最も手っ取り早い。
私の知り合いの金持ちのアファーメーションというか口ぐせは「金があるからな」と「儲かってしゃーない」だが、この言葉には、「金があるからな(気分がいい)」とか「儲かってしゃーない(から嬉しい)」といった情感が隠れているのだ。
だから、私がお薦めするシンプルなアファーメーション「お金がある」も、「お金がある。嬉しい」「お金がある。安心だ」といった情感の言葉を入れるか意識するとより効果があるだろう。

天の川
AIアート561
「天の川」
Kay


私は深呼吸でIQが多少上がっているのか、上記のような連想的考察がすらすら出て来て・・・出過ぎてタイプが追い付かない。
深呼吸は相変わらず忘れ勝ちであるが、それでも効果が出ているようである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)イーロン・マスク 未来を創る男
(2)銀河ヒッチハイク・ガイド
(3)ハングリーであれ! 愚かであれ! スティーブ・ジョブズ
(4)マインドストーム: 子供,コンピューター,そして強力なアイデア(シーモア・パパート)
(5)「言葉」があなたの人生を決める(苫米地英人)
(6)鉄腕アトム (1963) ※Amazon Prime Video

脳内チップ埋め込みは必要か?

人間も動物であり、脳に組み込まれた本能は、生存と種族の存続を第一に目指していることは間違いない。
そして、そういった目的を達成するために、脳は快感を求めることも、大分前から分かっている。
ところで、快感は、実際には脳内で感じるのだが、脳は、そのために五感から神経を通じて来る信号を必要とする。
五感は肉体のもので、結局のところ、身体が健康でないと快感に必要な信号を送ってこなくなる。
もちろん、覚醒剤などの薬物を使えば、強制的に、脳に快感を感じさせる脳内物質を発生させることが出来るが、弊害が大きく、結果、効果は期間限定であると共に、身体にも脳にも深刻なダメージを残す。
そこで、デジタル技術で、脳に快感を発生させる信号を送ることが考えられ、今でも、やろうと思えば出来ると思うが、やったら、その弊害は覚醒剤どころではない。
この目的に使える技術として、有名なところでは、イーロン・マスクのニューラリンカ社が、脳内に埋め込むチップや、それを埋め込む自動手術の技術を開発し、もうほとんど完成している。
この脳内チップにより、脳に快感物質を発生させることが出来る。
すると、本人に断りなく、快感物質発生信号をチップを通して脳に送り、凄い快感を発生させた後、「政府の命令を聞かないと、快感発生信号を送ってやらない」と言われたら、逆らえる人間はいない。
こんな危険に気付かず、「俺は進歩的だから脳内チップを埋め込む」なんて言っている者は、真っ先に政府の奴隷かもしれない(笑)。

しかし、たとえば、学校で、他の生徒達が、教師に絶対に気付かれず、脳内チップを通して会話しているのに、自分だけチップを埋め込まずにそれが出来ないことに耐えられず、積極的にチップを埋め込む手術を受けるようになるという話もある。
そして、実は、生徒間の会話は、教師に筒抜けという可能性がある・・・というより、そんなふうに作られるだろう。

テレビにしろ、SNSにしろ、日本人だけの特徴ではないが、人間は、何かの思想に流される傾向がはっきりしている。
イーロン・マスクが、ツイッターにつまらない投稿をしても、いいねやリツイートが何十万、何百万、何千万と行われる。
しかし、極めて良い投稿が、なぜか拡散しないという話がある(私はインターネットテレビのデイリーウィルで見たが)。
こんな流され易い人達を誘導し、とにかく、脳にチップを埋め込む手術を受けさせれば、支配者の完全勝利である。
手術費用は極めて安価、あるいは、タダで、無痛・短時間(数分)で手術を終わらせる技術も開発済みというから、あちらさん、準備万端、抜かりなしである(笑)。

我々は健康的にいきたい。
健康的で適切な脳内快感物質発生のためには、まず、身体を健康な状態にしなければならない。
そのためにも、腕振り運動や、佐川幸義流四股である。
いずれも、微妙な点を含めれば、やり方はいろいろであるが、ここは、各自、自分で工夫して、自分に相応しいやり方を見つけるしかない。
自分に分からないことは何でも先生に教わり、先生の言う通りにしか出来ない人間が多く、そんな人間は、「自分で工夫しろ」と言われたら困惑すると思う。
しかし、自分で工夫する人間だけが、今後の世界で生き残ることが出来る。
言われた通りにやる、自分がやることを誰かに言って欲しい、自分はスイッチを押すだけでいたい・・・こんな人間に価値はない。

四股に関しては、たとえば、腰を左右に動かすだけでも、四股に近い効果がある。
ただ、巷で言われる腰振り運動のようにセカセカやるのではなく、両足間の体重移動をスムーズに行うのである。
まあ、これだって、やっぱり自分で工夫することが必要だ。
座ったままでだって、片足ずつ上げたり(あるいは踵を浮かしたり)、ゆっくり床に降ろすことで四股になる。
佐川幸義だって、晩年、内耳機関の病気で立って四股が出来なくなると、椅子に座ったまま四股をしていたらしい。
(腕振り運動も椅子に座ったまま出来る)
腰回し運動で一世を風靡したあるインストラクターも、腰振り運動の腰回し運動以上の効果に気付いていたような気もする。
いろいろ研究すると面白いと思う。

脳内チップは、麻薬同様、短時間で極端な効果があるが、弊害の大きさは麻薬すら比較にならないほど大きいかもしれない。
それよりも、腕振りや四股でしっかり身体を鍛え調整し、脳を良いコンディションにすれば、個性を磨き易くなり、自ずと引き寄せも上手くなる。
宇宙意識、宇宙の活力、潜在意識の力の前では、脳内チップなどお呼びではないと私は思う。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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