ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

イメージング

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

過去と未来を一瞬で改変・創造する

我々には沢山の思い出があり、その中には鮮明に思い出せる思い出もあるだろう。
では、鮮明な思い出の1つにフォーカスし、リアル感を増していくとどうなるかというと、思い出の光景の方を今と感じ、現状がぼんやりとしてくる。
つまり、現実と思い出が入れ替わる。
思い出は、記憶に過ぎず、リアル感を増すことで幻想になる。
そして、実は、思い出とは、現実にあったことではなく、今作り出した、ただの幻想である。
本当にそんなことがあったわけではないが、あったことにも出来るのである。

記憶にない過去であっても、イメージしてリアル化すれば、それが過去の事実だったという記憶になる。
それは、記憶にある思い出の事実と何の違いもない。
簡単に言えば、過去は作ることが出来る。

それは未来も同じだ。
実際は、過去も未来もなく、今しかないので、過去と未来に違いはない。心(=思考)が、勝手に、あることを過去、あることを未来と分類しているだけだ。
未来をリアルにイメージすれば、それが未来という今として、今体験する。
まあ、未来はイメージした通りになるというのが、引き寄せの1つの流派だが、このやり方の場合、皆、あまりに広い範囲をイメージしようとしていることに気付かない。
過去の思い出なんて、本当は一瞬にしか過ぎない。その一瞬の思い出をいくつも作って、長い時間の記憶のように感じるだけだ。
そんなふうに幻想を作るのは易しいのである。
未来(の幻想を作ること)も、同じようにやれば易しい。
未来の一瞬をイメージするのだ。
10kg痩せてすらりとしている一瞬、ポルシェを運転している一瞬、憧れのあの子とデートしている一瞬・・・などなどだ。
一瞬ならイメージ出来るのに、長いシーンをイメージしようとするから、うまくいかないのだ。
息を大きく吸って止めている間に一瞬イメージする。これが一番やり易いかもしれない。

過去を適度に記憶と違うものに改変すれば、未来の創造もやり易くなる。単に、幻想の創造に慣れるからだ。
ただ、いじらない方が良い過去もあるので、大幅に変える場合は気をつけろと私は言われたものだ。
また、過去の改変、未来の創造は、さりげなくやること。必死でやるとうまくいかない。
ここでも、引き寄せはソフトタッチにやるという基本が大切になる。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)夏への扉(ロバート.A.ハインライン)
(2)時をかける少女(筒井康隆)
(3)現代訳 正法眼蔵(禅文化学院)
(4)強くなる瞑想法(無能唱元)
(5)新装第二版 眠りながら巨富を得る(ジョセフ・マーフィー)

ミルキーウェイ
AIアート1251
「ミルキーウェイ」
Kay

イメージしたつもりになれば願いが叶う

引き寄せにおいて、目標達成の様子をイメージすることは確かに強力な方法なのであるが、イメージングは苦手だと思っている人が多い。
イメージングとは想像、あるいは、空想することであるが、それが得意なのは子供で、特に、社会の中で一般的な仕事をしていれば、想像や空想をすることがあまりないので、苦手なのは当たり前かもしれない。
しかし、空想好きな者の願いが必ずしも叶うわけではないし、鮮やかにイメージ出来たと思ったことが実現しないことも多い。
単なる空想と、現実創造の想像は違うのである。
そして、現実創造のイメージングのやり方は、ほとんど知られていない。
これには、空想力、想像力は、あまり関係ない。
こういう簡単な方法は、簡単過ぎるため、あまり信用されないので、私も言わないことが多い。

例えば、新幹線の列車を見たことがあると思うが、その姿をイメージ出来るだろうか?
まあ、だいたいは出来ると思うし、ありありとイメージ出来る人もいるだろう。
そして、鮮明にイメージしようとするほど、長い時間、イメージングすることになる。
だが、願望を叶えるためのイメージングは、時間をかけてはならない。
そこで、この新幹線の車両を瞬間(雰囲気で言えば0.1秒)イメージしてみて欲しい。
すると、詳細なイメージは分からないとしても、簡単に出来たと思う。
実は、出来た気になっただけで良い。
瞬間でイメージした気になれば、実際に出来ているのである。
そして、瞬間のイメージしか潜在意識に伝わらず、実現しないのだ。
もう一度言うが、瞬間、イメージしたと思うだけで良い。
それを、頭で考えて、こまごま想像し始めると、頭の思考が前面に出てきて、潜在意識への扉が閉じてしまうのである。
時間をかけて細々と空想する妄想癖のある者の空想が現実化することは、あまりない(多少は実現するが)。

たとえば、素敵な憧れの男性とデートしたいとしよう。
それがどんな情景になるかを、ごく大雑把に・・・最たる抽象画のように、一瞬でイメージ・・・した気になれば良い。その男性に自分が肩を抱かれている様子でも良いし、その男性の微笑みだけでも良いのである。もっとムフフな想像だって、一瞬で出来るはずだ(笑)。
尚、抽象画のようにとは、例えば、モローの『ヘレネ―(素描)』を見ると、感じが掴めるかもしれない。
ヘレネ―は、11歳にしてその美貌のために大戦争を起こさせた伝説の美女である。
【リンク】Study of Helen(ヘレネ―素描)
あくまで、細かい部分を最大に省略したという意味で取り上げたので、この絵のまま想像するということではない。
この例が分かり難ければ忘れていただきたい。
とにかく、一瞬でイメージした気になることが肝要である。
その訓練のために、漫画を読むことは案外に有効かもしれないと思う。簡易な絵でありながら、イメージが広がるものが良いだろう。








引き寄せのイメージングが苦手な人もこれなら簡単

引き寄せにおいて、願望成就のイメージングをすることは強力な力があるが、イメージングが苦手な人が多い。
願いが叶った時の状態なんて、実際にはどうなるか分からないところが多く、想像力で補完しなくてはならないが、想像力がある場合だって、「この想像は的外れではないのか」という懸念が浮かぶものである。子供の場合はあまりそうではないが、論理的に考えることに慣れた大人、特に頭が良い人の場合はそうではないかと思う。
しかし、それは、イメージングの考え方が間違っているのである。
引き寄せのイメージングは、物理的な状態を思い描くこと自体が目的なのではなく、気分を良くし、心の波長を高めるためのものだ。
フロイトやユングだって、心象イメージは「象徴的」と言っているではないか?
そして、引き寄せのイメージは、象徴による心象イメージよりも、さらに抽象的(曖昧)で良いである。気分さえ良くなれば、心の周波数さえ上がれば良いのだからだ。

実に簡単で、具体的にはこうする。
例えば、今はあまり(あるいは全く)お金がないが、1000万円欲しいとする。
そんな時は、「1000万円が自分の銀行口座に振り込まれたら、どんな気分だろう?」と、その気分を想像するのだ。
そして、すぐ、あるいは、少し慣れたら、こう心で言う。
「1000万円が自分の銀行口座に振り込まれた」
そして、それに対する気分を味わうのだ。
この手順は厳密でなくて良い。
「1000万円が自分の銀行口座に振り込まれたら、どんな気分だろう?」と想像したら、すぐに叶う人もいる。
また、いきなり、「1000万円が自分の銀行口座に振り込まれた」と心で言って、気分を味わうことの方が楽な人もいる。
このあたりは自由にやれば良いし、実際は、どれでやっても、そうは変わらない。
迷ったら、上の通りにやれば良い。

自分の願いに対し、どのように行えば良いかは簡単に分かると思う。
例えば、クラスの可愛いあの子を彼女にしたい場合なら、当然、
「〇〇(彼女の名)が僕の彼女になったら、どんな気分だろう?」
「〇〇が僕の彼女になった」
である。
大統領になりたい場合は、
「大統領になったら、どんな気分だろう?」
「大統領になった」
である。

随分、簡単に言うと思うかもしれない。
しかし、実際、簡単なのだ。
なぜなら、気分を味わうまでもなく、そう思った時には、それが実現したパラレルワールド(並行世界)が存在するからだ。
そして、後は、気分で同調すれば、その世界に移行する・・・それだけである。

尚、以下は余談と思ってもらえば良い。
例えば、銀行口座に希望の金額が振り込まれた時の気分を味わう際、言葉で「嬉しいなあ」「幸せだなあ」と言うのが、効果的な人と、そうでない人がいる。
これは、本当に、個性の問題だ。
ジョセフ・マーフィーが引き寄せの天才と言ったネヴィル・ゴダードは、言葉にしない方が良いと言ったが、あくまで「その方が無難」と言うことで、向いていない場合は、多少、叶うのに時間がかかるということと思う。
確かに、言葉を使わずに気分を味わった方が良いのかもしれない。
ところが、「天国だ」といった、直接的でない言葉の場合は、非常に有効であるという話もある。
いずれにしろ、あまり細かく考えて心配する必要はない。
ただ、うまくいかない場合、ここらに注意すると良いと思う。
まあ、うまくいかないはずはないが、いわゆる心のブロックが強い場合に、素早く願いを叶えるには、多少の工夫も必要かもしれない。








これだけ出来れば他は捨てて良い

願望を実現させるには、願いが叶った状況をイメージするというのが公式であるようだ。
多くの偉大な成功者達が、それでうまくいったと証言した。
ところが、普通の人がやっても、ほぼ全くうまくいかない。
それで、商売のためもあったが、基本、善意で、いろいろな探求者達(そこそこ以上には優秀な人が多かった)が、「誰でも成功するイメージの仕方」を考え、「これで今度こそうまくいく」と言いながら、それを教えた。
たとえば、次のようなもので、あなたも見たことがあるかもしれない。
・就寝前や覚醒直後の、うつらうつらとした状態の時にイメージせよ
・脳波がアルファー波の時にイメージせよ。そのため、瞑想時や、バイオフィードバック装置などで脳波をアルファー波にしてからイメージせよ
・イメージは動画でなくてはならん。静止画では駄目だ。
・感謝の念を持ちつつイメージせよ。
しかし、これらのことが言われ始めて少なくとも数十年。全く成果はなかった。
これらは、根本的におかしいのである。

一番大切なことは気分が良いことであるからだ。
上のものは、一応は当を得ているのだが、順番が逆なのだ。
・就寝前などのうつらうつらした状態が良いというのは、そんな状態の時は気分が良い場合が多いからであり、たとえ、うつらうつらとしていても、気分が良くないなら駄目である。
・脳波がアルファー波の時が良いというのは、アルファー波の時は気分が良いからで、イメージすることで気分が悪くなれば(イメージすることで脳波はベータ波になる場合が多い)駄目である。
・動画でイメージすれば、心が躍動し、結果、気分が良くなると考えられるからで、これも、頭でイメージを作っているうちに、気が滅入ってくる場合が多いのである。
・感謝の念を持って気分が良くなるなら効果はあるかもしれないが、無理に感謝した気になっても、気分は良くならず、むしろ、悪くなる。
もう一度言うと、やはり、順番が逆なのである。
・気分が良いと、眠っているような(うつらうつらとした)ゆったりした状態になる。
・気分が良いと、自然にアルファー波になる。
・気分が良いと、心の中で流れるような(動く)イメージが浮かぶ。
・気分が良いと、感謝の気持ちが自ずと生まれる。
誰が何と言おうと、気分が良いことが一番なのである。

半世紀以上のいロングセラーを続ける、ノーマン・ヴィンセント・ピールの『積極的な考え方で成功する』は、特に、出版時には、驚異的に売れたと言われる。
その最初の話は感動的だ。
ある40歳のビジネスマンの男性が、すっかり意気消沈し、ピールに救いを求めてくる。
その男性は、自信を失っており、無力感に陥っておいた。それなのに、これから大事な商談に挑まないといけないが、成功出来るとは全く思えなかった。
そこでピールは、聖書の言葉、「私を強くして下さる方によって、私はどんなことでも出来る」を彼に教え、それを、数多く唱えるよう指示した。
すると、彼は自信を取り戻し、商談に成功した。
これも、聖書の言葉が直接の効果があった訳ではない。
この言葉は知らなくても、キリスト教の家庭で育った彼にとって、この言葉は気分を良くする効果が高かったのである。
それだけなのである。
しかも、ピールは大人物である上、素晴らしい人格者で、話していて、気分が悪かろうはずがない。
うまくいって当たり前とすら思える。
しかし、大抵の日本人は、本を読んだだけで、これを真似ても、せいぜい、ほんの少しの効果があるだけと思われる。
つまり、少しは気分が良くなるかもしれないが、十分でなく、下手をしたら、余計に気分が悪くなるかもしれない。

では、どうすれば良いかというと、はっきりさせておかなければならないことは、気分を良くするのは自分の責任なのである。
とはいえ、目的は気分を良くすることだと分かれば楽である。
とにかく、気持ちを切り替えるノウハウを探し、それを得、必要によっては、その(気持ちを切り替える)スキルを磨けば良い。
だが、誰でもすぐに出来る方法は、無理にでも笑顔を作ることと、ガッツポーズをすることだ。
笑顔とは不思議なもので、無理に作っても、気分が悪くならず、程度の差はあっても、気分は良くなる。
ガッツポーズも同様だ。
人間の身体、神経、脳は、そんなふうに出来ているからだ。

気分を良くしてイメージすれば、即座に叶う。
コツをお教えすれば、イメージは「大きく」「明るく」「ごく身近に」描くことである。
また、イメージは動画が良く、また、自分が主体・・・つまり、イメージの中で、自分の姿は、自分の手足など以外は見えないのが良い。
ただし、これもあくまで2次的なことであり、何をさておいても、一番大事なことは気分が良いことだ。
あなたの仕事はただ、気分を良くすることだけだ。
後はどうでも良いと言って差し支えない。

他人を恨んで気分が良いはずがない。
他人をいじめても、快感は感じても、すぐに気分は悪くなる(快感を高め続ける必要があるからだ)。
利己的で卑怯になると、無力感に襲われ、どんどん気分が悪くなる。
本当に気分を良くする方法を見つけよ。
まずは笑顔になり、ガッツポーズをすることだ。それぞれ、1日百回くらいやっても多過ぎることはない。
気分が良い時間は、長ければ長いほど良いのである。
人間であるから、気分が悪くなることは必ずある。だが、そんな時、早く気持ちを切り替え、気分を良くすることが出来るようになれば勝てるのである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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