日本人だけのことではないかもしれないが、特に今の人々は派手さ、見ごたえを有難がる。
逆に、シンプルなこと、さりげないこと、飾りのないものを、有難味が薄いとして嫌う。
シェイクスピアの『リア王』を読んだことがないのだろうか?
アントニオ猪木さんが、人類でただ1人、オリンピック柔道で1大会で2つの金メダル(重量級と無差別級)を取ったウイリアム・ルスカと日本武道館で戦った時の、猪木さんがルスカに指示した試合内容のラストはこうだった。
俺がドロップキックを放ったら、もうすぐ仕事は終わりだ。俺はバックドロップを3発決める。1発ではありがたみがないからだ。
~『完本 1976年のアントニオ猪木(文春文庫) 』より~
そして、シナリオ通り、ルスカが猪木さんのバックドロップ3連発を喰らった直後、ルスカのセコンドのドールマンがタオルを投げ、猪木さんのTKO勝ちとなった。
私も試合をDVDを購入して見たが(今は中古品も高額なものが多い)、猪木さんのセンスは抜群で、あそこはやはりバックドロップ3連発が派手で見ごたえがあった。
途中で、ルスカの腕ひしぎ逆十字で猪木さんが腕を痛める場面も緊迫感があって良かった。
しかし、今の総合格闘技の試合を見たら分かる通り、本当の格闘技の試合でこんなものはない。
本当の格闘技の試合は、腕固め1つ、首締め1つでさりげなく決まる。
猪木さんが真剣勝負(格闘技界ではシュートと言う)をやったのは、パキスタンでアクラム・ペールワンと戦った時くらいだったらしい。
モハメッド・アリとの試合もそうであったと言う人がいるが、素人の私が見ても、シナリオはないとしても、両者本気とは思えなかった。
まあ、とにかく、世間の人は派手なもの、有難味が厚いものが好きだ。
しかし、我々が健康になるための運動や、引き寄せのメソッドも、さげなく、地味で、シンプルで、有難味が薄いものが本物だ。
だが、多くの人が、運動も、器具を使ったり、ジムに行ったり、キツくて顔を歪めるものを有難がる。
あまりに楽でさりげない、佐川幸義流四股や腕振り運動などは、本物の効果がありながら、軽視され、下手したらまがい物扱いだ。
AIアート594
「女神の挨拶」
Kay
引き寄せで、たとえばお金が欲しいなら、「お金がある」のアファーメーションというか口ぐせがかなり有効と思うが、これも有難味が薄いので人気がないと思う。
実際、こういったシンプルな言葉だけを奨める書籍を見たことがない。
だが、このメソッドは本質的に道理に合っている。
「お金がある」と言ったら「1円でも、お金があると言えるではないか」と思うかもしれない。
では、お金を空気と言い換えれば良い。
空気があると言う時、1ccの空気があると言うのではなく、空気が無限にあることを意味する。
お金も同じなのだ。
空気があなたのために無限にあるように、お金もあなたのために無限にある。
慣れるまで「空気がある。お金がある」と言っても良い。
お金がない人の心の深奥では「お金がない」という言葉が響いている。
それを、根気よく「お金がある」と言い続けることで、心の深奥の言葉を「お金がある」に変えることが出来る。
魂の光は、心の深奥の言葉をフィルムとして外界のスクリーンに投影するのだから、自ずとお金が出来る。
これ以上複雑に書くと、有難味は増すかもしれないが、それでは何も得られない。
地味でシンプルだが、本当に力があることを実践すべきだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)完本 1976年のアントニオ猪木
(2)リア王 (シェイクスピア著。光文社古典新訳文庫)
(3)アントニオ猪木全集4 異種格闘技戦 [DVD]
(4)信念の魔術(C・M・ブリストル)
(5)あなたも金持になれる(ジョセフ・マーフィー)
・佐川幸義流四股関連
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)四股鍛錬で作る達人
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
・腕振り運動
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
逆に、シンプルなこと、さりげないこと、飾りのないものを、有難味が薄いとして嫌う。
シェイクスピアの『リア王』を読んだことがないのだろうか?
アントニオ猪木さんが、人類でただ1人、オリンピック柔道で1大会で2つの金メダル(重量級と無差別級)を取ったウイリアム・ルスカと日本武道館で戦った時の、猪木さんがルスカに指示した試合内容のラストはこうだった。
俺がドロップキックを放ったら、もうすぐ仕事は終わりだ。俺はバックドロップを3発決める。1発ではありがたみがないからだ。
~『完本 1976年のアントニオ猪木(文春文庫) 』より~
そして、シナリオ通り、ルスカが猪木さんのバックドロップ3連発を喰らった直後、ルスカのセコンドのドールマンがタオルを投げ、猪木さんのTKO勝ちとなった。
私も試合をDVDを購入して見たが(今は中古品も高額なものが多い)、猪木さんのセンスは抜群で、あそこはやはりバックドロップ3連発が派手で見ごたえがあった。
途中で、ルスカの腕ひしぎ逆十字で猪木さんが腕を痛める場面も緊迫感があって良かった。
しかし、今の総合格闘技の試合を見たら分かる通り、本当の格闘技の試合でこんなものはない。
本当の格闘技の試合は、腕固め1つ、首締め1つでさりげなく決まる。
猪木さんが真剣勝負(格闘技界ではシュートと言う)をやったのは、パキスタンでアクラム・ペールワンと戦った時くらいだったらしい。
モハメッド・アリとの試合もそうであったと言う人がいるが、素人の私が見ても、シナリオはないとしても、両者本気とは思えなかった。
まあ、とにかく、世間の人は派手なもの、有難味が厚いものが好きだ。
しかし、我々が健康になるための運動や、引き寄せのメソッドも、さげなく、地味で、シンプルで、有難味が薄いものが本物だ。
だが、多くの人が、運動も、器具を使ったり、ジムに行ったり、キツくて顔を歪めるものを有難がる。
あまりに楽でさりげない、佐川幸義流四股や腕振り運動などは、本物の効果がありながら、軽視され、下手したらまがい物扱いだ。
AIアート594
「女神の挨拶」
Kay
引き寄せで、たとえばお金が欲しいなら、「お金がある」のアファーメーションというか口ぐせがかなり有効と思うが、これも有難味が薄いので人気がないと思う。
実際、こういったシンプルな言葉だけを奨める書籍を見たことがない。
だが、このメソッドは本質的に道理に合っている。
「お金がある」と言ったら「1円でも、お金があると言えるではないか」と思うかもしれない。
では、お金を空気と言い換えれば良い。
空気があると言う時、1ccの空気があると言うのではなく、空気が無限にあることを意味する。
お金も同じなのだ。
空気があなたのために無限にあるように、お金もあなたのために無限にある。
慣れるまで「空気がある。お金がある」と言っても良い。
お金がない人の心の深奥では「お金がない」という言葉が響いている。
それを、根気よく「お金がある」と言い続けることで、心の深奥の言葉を「お金がある」に変えることが出来る。
魂の光は、心の深奥の言葉をフィルムとして外界のスクリーンに投影するのだから、自ずとお金が出来る。
これ以上複雑に書くと、有難味は増すかもしれないが、それでは何も得られない。
地味でシンプルだが、本当に力があることを実践すべきだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)完本 1976年のアントニオ猪木
(2)リア王 (シェイクスピア著。光文社古典新訳文庫)
(3)アントニオ猪木全集4 異種格闘技戦 [DVD]
(4)信念の魔術(C・M・ブリストル)
(5)あなたも金持になれる(ジョセフ・マーフィー)
・佐川幸義流四股関連
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)四股鍛錬で作る達人
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
・腕振り運動
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)