人間はつまらない、人間でいるのはもう嫌だ。
ウルトラマンなんかになりたい。
・・・と想うことはないだろうか?
あるいは、まさに今、そう思っているかもしれない。
まあ、ウルトラマンでなくても、仙人とかヒーローとか・・・。
そこまでいかなくても、芸能人やミュージシャン、あるいは、小説家とかかもしれない。
そういうのは、かなりピンチな症状だ。
こう言ったら、
「ウルトラマンはともなく、芸能人や小説家になれないとは限らないではないか?サラリーマンからミュージシャンになった人だっている。仙人だって目指すのは悪くない」
と言いたい人もいるだろう。
確かに、それはその通りだ。
しかし、「お前が言っても、どこか可笑しい」って人がほとんどなのだ。
あのアンデルセンの父親は靴職人だったが、彼はその仕事を嫌っていた。
当時は、庶民の男の子は15歳にもなれば、職人の親方の使用人を兼ねたような弟子になり、横柄な親方に耐えながら技術を学んで独り立ちするしか生きる術がなかったのだ。
何か別のものになりたかったアンデルセンの父は、ある時不意に英雄になろうとナポレオン軍に入って、そのまま死んだというが、アンデルセンが言うには、子供ながら父親の精神がおかしくなっていたことに気付いていたらしい。
アンデルセンの父は、作家になりたいと思っていたようだ。それで、ラテン語学校に通うどこかの子息を羨ましそうに眺めていることが、よくあったという。しかし、貧しい家の出だった彼には無理なことだった。
ミュージシャンや小説家になりたいというのは、アンデルセンの父と同じで、やっぱり精神がおかしくなっている。
そんな人を見ると、かなり痛々しい。実際、そんな人達を「痛い人」と言うのだろう。
中には、歌も演奏も、素人から見たらかなり出来、動画投稿サイトにも投稿しているが、プロのミュージシャンになるなら、せめて数十万のアクセスがないといけないのに、数十とか、せいぜい、数千とか・・・
架空の話ではあるが、『ぼっち・ざ・ろっく』のぼっちちゃん(一人ちゃん)が、動画投稿サイトで数十万アクセスを得ていたのは中学生から高校生の時だったのだ。
米津玄師さんも動画投稿サイトのボカロP出身ではあるが、高校時代からバンドをやってて、パソコンの前で1日中曲作りをするオタクであり、やはり、普通の人と全然違う。
そこで「一万時間の法則」というものがあり、一万時間かければプロになれるそうだが、今の自分と違う何かになりたいと言う人には、そこまでやっている人はまずいない。
考えてみれば、ぼっちちゃんも米津玄師さんも一万時間を軽く超えてやっていたのだと思う。
AIアート452
「シスター」
Kay
何か大それたものになりたいと思っている人は精神がおかしく、ピンチの状態だが、そんな人達は呼吸が足りないのだ。
深呼吸をしっかりやれば、精神が安定する。
さらに深呼吸をやれば思考が消え、その人にとって変なものになろうとか、変なものを持とうとか、変なことをしようと思わなくなる。
そして、魂か潜在意識か神か、呼び方は何でも良いが、それが、自分は何になるべきかを教えてくれる。
何になるかを自分で考えてはいけない。
それは高い存在が決めることだ。
学校で「将来の夢」なんてものを子供に言わせるのは問題がある。
どこかのサッカー選手や野球選手のように、何も考えずに「サッカー選手になる」「プロ野球選手になる」と閃き、それを学校の作文用に脚色したもの(たとえば「セリエAに入る」など)が取り上げられ誤解されるが、大きな夢を持つことが大事なのではない。
夢なんか持たないことが大切だ。
その上で、昨日も書いたが、無頓着に、健康的な範囲で自由にやれば良いのである。
だがまず、何より深呼吸である。
ウルトラマンなんかになりたい。
・・・と想うことはないだろうか?
あるいは、まさに今、そう思っているかもしれない。
まあ、ウルトラマンでなくても、仙人とかヒーローとか・・・。
そこまでいかなくても、芸能人やミュージシャン、あるいは、小説家とかかもしれない。
そういうのは、かなりピンチな症状だ。
こう言ったら、
「ウルトラマンはともなく、芸能人や小説家になれないとは限らないではないか?サラリーマンからミュージシャンになった人だっている。仙人だって目指すのは悪くない」
と言いたい人もいるだろう。
確かに、それはその通りだ。
しかし、「お前が言っても、どこか可笑しい」って人がほとんどなのだ。
あのアンデルセンの父親は靴職人だったが、彼はその仕事を嫌っていた。
当時は、庶民の男の子は15歳にもなれば、職人の親方の使用人を兼ねたような弟子になり、横柄な親方に耐えながら技術を学んで独り立ちするしか生きる術がなかったのだ。
何か別のものになりたかったアンデルセンの父は、ある時不意に英雄になろうとナポレオン軍に入って、そのまま死んだというが、アンデルセンが言うには、子供ながら父親の精神がおかしくなっていたことに気付いていたらしい。
アンデルセンの父は、作家になりたいと思っていたようだ。それで、ラテン語学校に通うどこかの子息を羨ましそうに眺めていることが、よくあったという。しかし、貧しい家の出だった彼には無理なことだった。
ミュージシャンや小説家になりたいというのは、アンデルセンの父と同じで、やっぱり精神がおかしくなっている。
そんな人を見ると、かなり痛々しい。実際、そんな人達を「痛い人」と言うのだろう。
中には、歌も演奏も、素人から見たらかなり出来、動画投稿サイトにも投稿しているが、プロのミュージシャンになるなら、せめて数十万のアクセスがないといけないのに、数十とか、せいぜい、数千とか・・・
架空の話ではあるが、『ぼっち・ざ・ろっく』のぼっちちゃん(一人ちゃん)が、動画投稿サイトで数十万アクセスを得ていたのは中学生から高校生の時だったのだ。
米津玄師さんも動画投稿サイトのボカロP出身ではあるが、高校時代からバンドをやってて、パソコンの前で1日中曲作りをするオタクであり、やはり、普通の人と全然違う。
そこで「一万時間の法則」というものがあり、一万時間かければプロになれるそうだが、今の自分と違う何かになりたいと言う人には、そこまでやっている人はまずいない。
考えてみれば、ぼっちちゃんも米津玄師さんも一万時間を軽く超えてやっていたのだと思う。
AIアート452
「シスター」
Kay
何か大それたものになりたいと思っている人は精神がおかしく、ピンチの状態だが、そんな人達は呼吸が足りないのだ。
深呼吸をしっかりやれば、精神が安定する。
さらに深呼吸をやれば思考が消え、その人にとって変なものになろうとか、変なものを持とうとか、変なことをしようと思わなくなる。
そして、魂か潜在意識か神か、呼び方は何でも良いが、それが、自分は何になるべきかを教えてくれる。
何になるかを自分で考えてはいけない。
それは高い存在が決めることだ。
学校で「将来の夢」なんてものを子供に言わせるのは問題がある。
どこかのサッカー選手や野球選手のように、何も考えずに「サッカー選手になる」「プロ野球選手になる」と閃き、それを学校の作文用に脚色したもの(たとえば「セリエAに入る」など)が取り上げられ誤解されるが、大きな夢を持つことが大事なのではない。
夢なんか持たないことが大切だ。
その上で、昨日も書いたが、無頓着に、健康的な範囲で自由にやれば良いのである。
だがまず、何より深呼吸である。