「ありがとう」と毎日数多く唱えたら奇跡が起こったという話がよくあると思う。
本当であることもあると思うが、成功率が低いという以前に、続けられる人は、まずいないと思う。
人間は、楽しいことしか続かない。
ところが、良いことがないのに「ありがとう」と唱えることは、いわば、自我との血みどろの戦いだ。
それに打ち勝てる人の意志力は大したもので、そんな人はうまくいくのかもしれない。
半世紀以上前に、そんなことに気付いていたのが、工学博士で、当時は珍しい脳波の研究をしていた志賀一雅さんだった。
人間の脳は、構造的に、良いことがあって初めて「ありがとう」といった感謝の気持ちが起こるようだ。それを、いきなり「ありがとう」と言うのは、善い悪いではなく不自然なのだ。だから、これをやるのはシンドイのである。
それで、志賀一雅博士は「よかった、ありがとう呼吸」という、「よかった」と思いながら息を吸い、「ありがとう」と思いながら息を吐く呼吸法を作り、それが松下幸之助の不眠症を治すことをはじめ、成果を上げたらしい。
ただ、どういうわけか、志賀博士は、沢山の著書を書きながら、ごく最近の著書に初めて「よかった、ありがとう呼吸」を紹介しているのは腑に落ちない。本当に、なんでだろうと思う。
また、確かに素晴らしい回復はしたが、志賀博士は末期癌で闘病していて、こんな素晴らしい呼吸法がありながら、なんでそんなことになるのかといった不審もある。
それで、私は、志賀博士の言うことは、原理的には正しいとして参考にはしているが、結局「よかった、ありがとう呼吸」は続かなかった。
そうは言っても、いきなり「ありがとう」と唱える方法は理論的に無理があることは志賀博士の本で知ったのだから、これは有難いことである。
ボブ・プロクターという引き寄せの分野で有名な作家がいるが、私は彼のことはあまり知らない。『THE SECRET(ザ・シークレット)』のDVDで、彼が話すのを見たこともあるが、話の内容はほとんど憶えていない。
だが、彼が作ったと言われるアファーメーションは、志賀博士の理論に合っていて、とても良いと思う。
それは、「私はとても幸せで感謝しています」というものだ。まさに、「よかった、ありがとう呼吸」と同じ原理である。
さらに、プロクターのものは、続け易くなる応用がある。これも、プロクター自身が教えたものだ。
それは、「私は預金が1億円あり、とても幸せで感謝しています」「私は若くて美しく、とても幸せで感謝しています」のようなもので、唱え易さに驚くが、それはまさに、脳科学、心理学、神経学的に正しいからだろう。
つまり、志賀博士の「よかった」とか、プロクターのアファーメーションの原型の「とても幸せで」のように、抽象的な良いことでは、感謝が起こらない、あるいは、起こり難いのだと思う。だから、人にもよるのだろうが、志賀博士の「よかった、ありがとう呼吸」は続き難いと思う。
おそらく、このアファーメーションは効果がある。
ただし、くれぐれも、ソフトタッチでやることが大切であると思う。
★金持ちになりたい
例:私は預金が1億円あり、とても幸せで感謝しています
★若くて美しくなりたい
例:私は若くて美しく、とても幸せで感謝しています
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(2)THE SECRET [DVD] ※ロンダ・バーン (出演, 監督), ボブ・プロクター (出演)
(3)イメージは物質化する(ボブ・プロクター)
(4)瞑想と潜在能力(中山正和)
(5)新装版 眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー)
AIアート1264
「夜景の楽しみ方」
Kay
本当であることもあると思うが、成功率が低いという以前に、続けられる人は、まずいないと思う。
人間は、楽しいことしか続かない。
ところが、良いことがないのに「ありがとう」と唱えることは、いわば、自我との血みどろの戦いだ。
それに打ち勝てる人の意志力は大したもので、そんな人はうまくいくのかもしれない。
半世紀以上前に、そんなことに気付いていたのが、工学博士で、当時は珍しい脳波の研究をしていた志賀一雅さんだった。
人間の脳は、構造的に、良いことがあって初めて「ありがとう」といった感謝の気持ちが起こるようだ。それを、いきなり「ありがとう」と言うのは、善い悪いではなく不自然なのだ。だから、これをやるのはシンドイのである。
それで、志賀一雅博士は「よかった、ありがとう呼吸」という、「よかった」と思いながら息を吸い、「ありがとう」と思いながら息を吐く呼吸法を作り、それが松下幸之助の不眠症を治すことをはじめ、成果を上げたらしい。
ただ、どういうわけか、志賀博士は、沢山の著書を書きながら、ごく最近の著書に初めて「よかった、ありがとう呼吸」を紹介しているのは腑に落ちない。本当に、なんでだろうと思う。
また、確かに素晴らしい回復はしたが、志賀博士は末期癌で闘病していて、こんな素晴らしい呼吸法がありながら、なんでそんなことになるのかといった不審もある。
それで、私は、志賀博士の言うことは、原理的には正しいとして参考にはしているが、結局「よかった、ありがとう呼吸」は続かなかった。
そうは言っても、いきなり「ありがとう」と唱える方法は理論的に無理があることは志賀博士の本で知ったのだから、これは有難いことである。
ボブ・プロクターという引き寄せの分野で有名な作家がいるが、私は彼のことはあまり知らない。『THE SECRET(ザ・シークレット)』のDVDで、彼が話すのを見たこともあるが、話の内容はほとんど憶えていない。
だが、彼が作ったと言われるアファーメーションは、志賀博士の理論に合っていて、とても良いと思う。
それは、「私はとても幸せで感謝しています」というものだ。まさに、「よかった、ありがとう呼吸」と同じ原理である。
さらに、プロクターのものは、続け易くなる応用がある。これも、プロクター自身が教えたものだ。
それは、「私は預金が1億円あり、とても幸せで感謝しています」「私は若くて美しく、とても幸せで感謝しています」のようなもので、唱え易さに驚くが、それはまさに、脳科学、心理学、神経学的に正しいからだろう。
つまり、志賀博士の「よかった」とか、プロクターのアファーメーションの原型の「とても幸せで」のように、抽象的な良いことでは、感謝が起こらない、あるいは、起こり難いのだと思う。だから、人にもよるのだろうが、志賀博士の「よかった、ありがとう呼吸」は続き難いと思う。
おそらく、このアファーメーションは効果がある。
ただし、くれぐれも、ソフトタッチでやることが大切であると思う。
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例:私は預金が1億円あり、とても幸せで感謝しています
★若くて美しくなりたい
例:私は若くて美しく、とても幸せで感謝しています
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(2)THE SECRET [DVD] ※ロンダ・バーン (出演, 監督), ボブ・プロクター (出演)
(3)イメージは物質化する(ボブ・プロクター)
(4)瞑想と潜在能力(中山正和)
(5)新装版 眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー)
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