馬鹿のことを「何も考えていない人間」と誤解されていることがよくあるが、人間の脳は考えること(思考)を、止めないし、止まらないものらしい。
馬鹿とは、馬鹿なことを考える人間と言えるのだと思う。
科学的な研究によっても、人間の脳は、1分で300回つぶやくとか、1日4万回思考するとか言われているようだ。
そして、これらのつぶやきや思考の大半は否定的なもので、いろいろな意味でその人間を引きずり落とし、また、そんな自動思考は実は大量のエネルギーを消費し、疲れさせるらしい。
そこまでのことは知らなかったはずの天才哲学者のアーサー・ケストラーは『ホロン革命』の中で、人間の脳が欠陥品であることを説明しているが、本当に人間の脳はまずい設計であるのかもしれない。
ところで、研究によって、高い成果を上げる人間、成功する人間は、頭の中で肯定的な言葉をつぶやいていることが分かっているようだ。
つまり、優れた人間は、「大丈夫」「絶好調」「私は出来る」といった単純な言葉を頻繁につぶやくらしいが、それにより、否定的な言葉や思考に対抗しているのかもしれない。
それなら、全ての人が、意図的に肯定的な言葉をなるべく多くつぶやけば良いのかもしれないし、実際、それでうまくいった人もいるようだ。しかし、これがなかなか難しいことも確かなようだ。
ところが、ネドじゅんさんの本で気付かされるが、脳の中のつぶやきや思考が消えてしまった人が、数は極めて少ないだろうが存在し、そんな人は幸福であり、おそらく、非常に有能だし、もしかしたら、引き寄せも自在に行えるのかもしれない。
それで、ネドじゅんさんは、どうやれば頭の中の思考が消えるかを教え、「自分のような普通のオカンでも出来るのだから誰でも出来る」と言っているらしいが、ネドじゅんさんって、20年以上かけて精神的探求を行ってきた人で、とてもではないが普通のオカンとは言えないと思う。ここが、思考が消えて賢者になったはずのネドじゅんさんにすらある間違いではないかと思う。
そこで、普通の人が出来ることは、肯定的なつぶやき・・・つぶやき、アファーメーション、呪文など何と言ってもよいが、そんな言葉を意図的に言うことだと思われる。
もちろん、他の方法があり、それが宗教的、密教的、秘法的メソッドになっているのだろうが、素人がやると、おかしな方向に行ってしまいかねない。
昨今はやりのマインドフルネスの方法のように呼吸を意識するなどは、おそらく、長続きしない。
それで、普通の人に続けられる可能性があることは、やはり、呪文的アファーメーションのようなものだ。
たとえば、「神様の奇跡が起こる」とか「幸せだなあ」とか「ありがたい」、あるいは、「大丈夫」「絶好調」などの言葉を連続的に唱えることだ。
自分が唱え易ければ、どんな言葉でも良い。
おそらく、言葉としては意味のない「南無阿弥陀仏」や「オン・アロリキャ・ソワカ(観世音菩薩真言)」や「アジマリカン」や「トホカミエミタメ」などでも良いが、これらの言葉に別に霊力とかいったものがあるわけではないと思う(あると考えても構わないと思うが)。
高級な言葉とされるものとしては、「私は誰か?」「私は在る」、あるいは、「私」などがあるが、どんな言葉にしろ、自分が好きなものを選ばねばならず、偉い人、有名な人が勧める言葉が良いのではない。もちろん、参考にするのは良いことだが、あくまで参考である。
どんな言葉を採用しても構わないが、下品な言葉や妄想を引き起こす言葉は避けた方が良いだろう。
だが、何かの言葉を唱えないと、脳の自動思考にやられてしまい、下り続けるだけだ。
ところが、下りっぱなしの人間ほど、言葉を唱えることをやろうとしない。まあ、だから駄目なんだろうが。
子供に対しては、常に肯定的な言葉を言ってやることが大切だが、多くの親は、ほとんど否定的なことばかり言い、それで子供の人生をぶっ壊しているのだ。
勝手な推測だが、9割以上の人間は、既に、親や教師によって人生をぶっ壊されている。
そんな不幸な人は、今がラストチャンスと思う。
何か肯定的な言葉を唱えることを1日中やることでのみ、人生の大逆転は可能になるが、それをしなければもう終わりであると思う。
イエスも釈迦も、難しいことを言わず、これだけ教えてくれれば良かったと思うが、一説では釈迦は、念仏でのみ救われると言ったらしい。
その念仏は、別に「南無阿弥陀仏」のようなものだけではなく、単に「念仏のように」唱えれば良いだけで、何でも良いと思う。
まあ、優れた人間であれば、別の方法もあるのかもしれないが、私にはちょっと思い浮かばない。
AIアート825
「待つ女」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)ホロン革命(アーサー・ケストラー)
(2)残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー)
(3)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(4)眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー)
(5)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(6)積極的考え方の力積極的(ノーマン・ヴィンセント・ピール)
(7)信念の魔術(C・M・ブリストル)
馬鹿とは、馬鹿なことを考える人間と言えるのだと思う。
科学的な研究によっても、人間の脳は、1分で300回つぶやくとか、1日4万回思考するとか言われているようだ。
そして、これらのつぶやきや思考の大半は否定的なもので、いろいろな意味でその人間を引きずり落とし、また、そんな自動思考は実は大量のエネルギーを消費し、疲れさせるらしい。
そこまでのことは知らなかったはずの天才哲学者のアーサー・ケストラーは『ホロン革命』の中で、人間の脳が欠陥品であることを説明しているが、本当に人間の脳はまずい設計であるのかもしれない。
ところで、研究によって、高い成果を上げる人間、成功する人間は、頭の中で肯定的な言葉をつぶやいていることが分かっているようだ。
つまり、優れた人間は、「大丈夫」「絶好調」「私は出来る」といった単純な言葉を頻繁につぶやくらしいが、それにより、否定的な言葉や思考に対抗しているのかもしれない。
それなら、全ての人が、意図的に肯定的な言葉をなるべく多くつぶやけば良いのかもしれないし、実際、それでうまくいった人もいるようだ。しかし、これがなかなか難しいことも確かなようだ。
ところが、ネドじゅんさんの本で気付かされるが、脳の中のつぶやきや思考が消えてしまった人が、数は極めて少ないだろうが存在し、そんな人は幸福であり、おそらく、非常に有能だし、もしかしたら、引き寄せも自在に行えるのかもしれない。
それで、ネドじゅんさんは、どうやれば頭の中の思考が消えるかを教え、「自分のような普通のオカンでも出来るのだから誰でも出来る」と言っているらしいが、ネドじゅんさんって、20年以上かけて精神的探求を行ってきた人で、とてもではないが普通のオカンとは言えないと思う。ここが、思考が消えて賢者になったはずのネドじゅんさんにすらある間違いではないかと思う。
そこで、普通の人が出来ることは、肯定的なつぶやき・・・つぶやき、アファーメーション、呪文など何と言ってもよいが、そんな言葉を意図的に言うことだと思われる。
もちろん、他の方法があり、それが宗教的、密教的、秘法的メソッドになっているのだろうが、素人がやると、おかしな方向に行ってしまいかねない。
昨今はやりのマインドフルネスの方法のように呼吸を意識するなどは、おそらく、長続きしない。
それで、普通の人に続けられる可能性があることは、やはり、呪文的アファーメーションのようなものだ。
たとえば、「神様の奇跡が起こる」とか「幸せだなあ」とか「ありがたい」、あるいは、「大丈夫」「絶好調」などの言葉を連続的に唱えることだ。
自分が唱え易ければ、どんな言葉でも良い。
おそらく、言葉としては意味のない「南無阿弥陀仏」や「オン・アロリキャ・ソワカ(観世音菩薩真言)」や「アジマリカン」や「トホカミエミタメ」などでも良いが、これらの言葉に別に霊力とかいったものがあるわけではないと思う(あると考えても構わないと思うが)。
高級な言葉とされるものとしては、「私は誰か?」「私は在る」、あるいは、「私」などがあるが、どんな言葉にしろ、自分が好きなものを選ばねばならず、偉い人、有名な人が勧める言葉が良いのではない。もちろん、参考にするのは良いことだが、あくまで参考である。
どんな言葉を採用しても構わないが、下品な言葉や妄想を引き起こす言葉は避けた方が良いだろう。
だが、何かの言葉を唱えないと、脳の自動思考にやられてしまい、下り続けるだけだ。
ところが、下りっぱなしの人間ほど、言葉を唱えることをやろうとしない。まあ、だから駄目なんだろうが。
子供に対しては、常に肯定的な言葉を言ってやることが大切だが、多くの親は、ほとんど否定的なことばかり言い、それで子供の人生をぶっ壊しているのだ。
勝手な推測だが、9割以上の人間は、既に、親や教師によって人生をぶっ壊されている。
そんな不幸な人は、今がラストチャンスと思う。
何か肯定的な言葉を唱えることを1日中やることでのみ、人生の大逆転は可能になるが、それをしなければもう終わりであると思う。
イエスも釈迦も、難しいことを言わず、これだけ教えてくれれば良かったと思うが、一説では釈迦は、念仏でのみ救われると言ったらしい。
その念仏は、別に「南無阿弥陀仏」のようなものだけではなく、単に「念仏のように」唱えれば良いだけで、何でも良いと思う。
まあ、優れた人間であれば、別の方法もあるのかもしれないが、私にはちょっと思い浮かばない。
AIアート825
「待つ女」
Kay
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(1)ホロン革命(アーサー・ケストラー)
(2)残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー)
(3)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(4)眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー)
(5)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(6)積極的考え方の力積極的(ノーマン・ヴィンセント・ピール)
(7)信念の魔術(C・M・ブリストル)