ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

アファーメーション

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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アメリカのトップアファーメーションをパワーアップする

友人が昔、アメリカの企業に勤めていた時に経験した、その企業で行われていた、ある儀式めいたことを話してくれたことがある。
と言っても、ただ、皆で声をそろえてアファーメーションを唱えるだけである。
そのアファーメーションは、W.クレメント.ストーンという人物が作った有名なもので、世界的な自己啓発プログラムにも収められている。
一度聞いただけなので正確ではないかもしれないが、

我々は健康だ
我々は裕福だ
我々は素晴らしい

だったと思う。
(元々のアファーメーションは、「我々」の部分は「私」らしい)
皆で何度か声を上げて唱えると、皆、異様なほど元気が出るらしい。
そして、会社は高い業績を上げ続けていたようだ。

私は、なんとなくこの話を憶えていたが、このアファーメーションが効果があることは、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう」呼吸の原理を当てはめると簡単に説明出来る。
まず、皆で声を揃えて元気に「我々は健康だ」「我々は裕福だ」と言うことで快感を感じ、脳内のA10神経が活性化し、ドーパミンが発生する。
すると、A9神経が刺激され、自然に、「我々は素晴らしい」と喜びを表現することで、脳波がスローアルファー波になり、何をやってもうまくいくのである。
快感を感じる言葉が「健康」「裕福」と2つあるのは、それらが英語で「ヘルシー」「ウェルシー」と語呂が良いからだろう。

やはり、世界的アファーメーションの原理は同じである。
しかし、「よかった・ありがとう」呼吸は、呼吸のメリット・・・つまり、息を吸うことでドーパミンが出易くなることを活用している分、より高度である。
それなら、クレメント・ストーンのアファーメーションを利用し、例えば、

「豊かだ」と思いながら息を吸い、「素晴らしい」と思いながら息を吐く

なら、もっと良いだろう。

花花花
AIアート327
「花花花」
Kay


日本未公開の映画『エバン・オールマイティー』では、エバンという男は毎朝、
「僕は成功している」
「僕は力に満ちている」
「僕はハンサムだ」
「僕は幸せだ」
と、3つの快感を感じる言葉と、1つの喜びを表現する言葉のアファーメーションをしているらしい。
これも、原理に適った良いものだが、快感を案じる部分が長ったらしいし、やはり、呼吸が入っていない。
これも、短くすると共に呼吸法を入れ、

「成功している」と思いながら息を吸い、「幸せだ」と思いながら息を吐く

とやれば、効果は極めて高くなるだろう。








黄金のアファーメーションの作り方

志賀一雅博士の「よかった・ありがとう」呼吸は、アファーメーションの黄金パターンでもある。
まったく志賀博士は天才だ。政木和三さんのパラメモリの本を書いたこともうなづける。
つまり、
よかった・・・快感
ありがとう・・・喜びの表現
のパターンが、脳科学的に正しい、引き寄せ、幸運、健康、幸福をもたらす公式なのである。
少しだけ脳科学の解説をすると、

快感を感じる→A10神経が活性化
A10神経が活性化→A9神経が刺激される
A9神経が刺激される→喜びを表現する

で、このパターンにより、脳波は、引き寄せを起こすことが出来るスローアルファー波になる。

では、さっそく、アファーメーションに適用する。

◆「お金がある」
私がお薦めするアファーメーションに「お金がある」がある。
YouTubeで見たが、このアファーメーションで富を築いた元凡人もいるようだ。
しかし、「お金がある」だけでは効き目がない人もいる。
これで富を築いた人は、たまたま黄金パターンに導かれたに違いない。
では、このアファーメーションを黄金パターンに当てはめる。

息を吸いながら「お金がある」と思う。
息を吐きながら「幸せだ」と思う。
「お金がある」で快感を感じ、「幸せだ」と喜びを表現するのである。
「幸せだ」は「ありがとう」「ありがたい」でも全然構わない。

◆「生きている」
「生きている」のアファーメーションも効果的だ。
この言葉は、特に、病気や事故や戦争で死にかけた経験のある人には大きな喜び(快感)を感じさせるが、そうでなくても、「生きている」という言葉は喜びを感じさせてくれるのである。

息を吸いながら「生きている」と思う。
息を吐きながら「ありがたい」と思う。

「生きている」で快感を感じ、「ありがたい」と喜びを表現するのである。
もちろん、「ありがたい」は「ありがとう」「幸せだ」でも良い。

シャイ
AIアート319
「シャイ」
Kay


◆「成功、富、歓喜」
ジョセフ・マーフィーの『あなたも金持ちになれる』に、売れない女優が、「成功、富、歓喜」と唱え続けて大成功した話がある。
たまたまかもしれないが、良いアファーメーションを作ったものだと思う。
つまり、
「成功、富」で快感を感じ、「歓喜」で喜びを表現しているのである。
これは、このように黄金パターンに当てはめるとさらに効果的だ。

息を吸いながら「成功した」と思う。
息を吐きながら「凄く嬉しい」と思う。

「凄く嬉しい」は「超嬉しい」「とても嬉しい」「ありがたい」「ありがとう」「幸せだ」でも良い。
また、「成功した」は「富がある」でも良い。
このアファーメーションは、特に、引き寄せの原理にも適っている。

以上である。
今後、気付いたことがあれば、また書いていこう。








意外にお薦めの呪文

呪文やアファーメーションは、潜在意識に願いを伝えるより、まずは、それが思考を消す時に良い効果が現れる。
思考を消せば、まあ、全知全能かどうかはともかく、IQは打ち上げ花火のように上がる。
そして、思考と呼吸は非常に呼応しており、一方を沈めれば他方が静まり、一方を乱れさせれば他方が乱れる。
だから、宮本武蔵は敵を「ムカつかせる」ことを、戦術として本当に重視し、決闘の時刻に遅れるのは、卑怯ではあっても勝れた戦術と心得ていた。

よって、呪文やアファーメーションは、思考を消すか、呼吸を静かにする効果があるものが良いことが分かる。
それならば、呪文やアファーメーションは口に出して唱えるのではなく心で唱えるべきである。
まあ、一部のマントラや念仏のように、口で唱えた方が呼吸が落ち着く場合もあるが、普通は心で唱えた方が良い。
「神様の奇跡が起こる」とか「南無阿弥陀仏」と心で唱え、呼吸が静まることを確認出来れば、その言葉が自分に合っていることが分かる。

ピュアスマイル
AIアート228
「ピュアスマイル」
Kay


ところで、引き寄せの効果も期待して何かの言葉を唱える場合、私はよく「お金がある」という妙な(笑)言葉を薦める。
早い話、「お金がある」という言葉は呼吸を静かにする効果がある。
「年収1500万円になる」とか「資産3億円を持つ」だと鼻息が荒くなり、心も乱れる。
だが、誰でも少しくらいならお金があるだろうから、「お金がある」という言葉に心が反発して思考が起こることがない。
また、お金があることは無条件に良いことなので、その意味でも心は穏やかなままだ。
そして、このような欲がない謙虚な言葉は願いとしても、全知全能でありながら高貴な魂に届きやすい。
よって、この言葉を、思い入れなく淡々と唱える者は、経済的にも豊かになってしまうのである。
私が、ときおり、この言葉を薦める理由はこれである。
ただ、いつも言う通り、唱えるなら数は多くないといけない。
思考は常に消えていることが望ましいからだ。
だから、別に、「お金がある」でなくても、「私は誰か?」でも「私は何も考えない」でも「トホカミエミタメ」でも、唱える数は多ければ多いほど良いのである。








やらないまま一生を終える者が大半

1日1万回のアファーメーション(肯定的確言。ここでは呪文や肯定的な口ぐせも含む)をすれば願いは叶う。
百回や千回では少な過ぎて足りないが、1万回なら良いのである。
ただ、その原理は、引き寄せでよく言われるように、願いが潜在意識に届くからではなく、それだけやれば思考が消えるからだ。
思考が消えれば、魂の力が現れるのである。
だから、本当のことを言えば、ただ思考が消え、魂が現れれば良いのであるが、簡単に出来、確実な方法がアファーメーションというわけだ。
アファーメーションの言葉は、肯定的に感じるものであれば何でも良い。
その中で特別な意味を持つ言葉は「私は誰か?」であるが、それは普段書いている通りだ。

空と髪と水と花
AIアート89
「空と髪と水と花」
Kay


ところでだ。
1万回のアファーメーションを行うには、実を言うと若さが必要だ。
言い換えれば、1日1万回のアファーメーションをやれるうちは若いのである。
怠惰でいれば、「やる気が出ない」ということも含め、1日1万回のアファーメーションが出来なくなる。
それが老人になったということである。
だから、若いうちにやっておかないといけない。
若いうちにやっておくと、ずっと若いのである。
老化とは、心が厚くなることで、重くなることと言っても良い。
そして、心は、放置すればするほど、厚く重くなり、消すことも小さくすることも難しくなる。
そうであれば、いつまでも心を放置してはならず、心を消すことに取り組まないといけない。
そのためには「私は誰か?」と自分に問うことが重要であるが、どうも、現在の、ある思想に染まった学校とテレビの教育、あるいは、洗脳された現代人は、それに取り組むことをしない。
そこで、一応、アファーメーションを勧めたりする。

アファーメーションは、あくまで心を消すから良いのであり、アファーメーションの内容自体はどうでも良い。
だから、気がついている人もいるだろうが、アファーメーションの言葉のままで願いが叶うことはなく、アファーメーションの内容とはかなり異なったことが起こるのである。
ただ、結果として、アファーメーションの言葉と似たこと、あるいは、似ていると言えなくないことが実現したと思うのである。
そんなわけで、アファーメーションの言葉は、続けやすいものを選ぶことが最も大切だ。
難しい言い回しや、慣れない言葉使いは避けるべきで、なるべく簡単に出て来る言葉でなければならない。
「ありがとうございます」や「感謝します」が「うげっと」するなら避けるべきである。
かといって、あまりに欲望を刺激するものも、心を消すという目的から逸脱するので駄目である。
「神様の奇跡が起こる」「ありがたい」「生きている」「お金がある」「完璧だ」「絶好調」「南無阿弥陀仏」といったあたりが言い易く、続きやすい。
複数の言葉でも良いのかというと、良いが複数だと続き難い。
いい加減1つにしろよと言いたい。
どれでも同じなのだから。
あれこれ迷った挙句、どれも続かないまま一生を終える者が大半なのである。
なぜなら、心は自殺を嫌い、絶対に続けさせまいとするのだからだ。








思考を消せばうまくいく

幸せになるとか、大きな力を得るとか、神の加護を得るとか、幸運に恵まれるために必要なことはただ1つで、「考えない」ことだ。
よく、難しく「無になる」なんて言う人もいるが、これも単に「考えない」ことで、多少、現実味を持って言うなら「頭の中のお喋りを止める」である。
世の中には、「思考停止」する者は愚か者で、「自分の頭で考える」ことが立派だという考え方が浸透してしまっている。
だが、「愚か者」とは、余計なことを考える者のことで、人間の思考は全て余計なことなのだから、やっぱり考える者が愚かなのである。

良いアイデアを出さないといけないという切羽詰まった状況の時、人はじっと眉間に意識を集中し、何も考えないものだ。
すると、素晴らしいアイデアが浮かぶものである。
そうではなく、まだ、あれこれ余計なことを考えていると、最悪のアイデアを思いついて、結果、ジ・エンドだ。

将棋やチェスで、実力の差が大きい相手と対局すると、考えてしまって何も出来ず、そのままでは一手も打てないので、結局、最悪の手を打つ。
だが、本当に何も考えないと、案外に良い対局が出来、ことによれば勝ってしまう。これを世の中ではビギナーズラックとか言うが、ビギナーズラックは、初心者が思考を捨てれば頻繁に起こる。
私も、プログラミングをしている時、考えていたらミスが多く、考えずにタイピングしている時に、良いプログラムが出来るのである。
ただ、プログラミングは手順が多いので、初心者のうちは多少は考えながらでないと出来ないが、手順がルーチンとして身に付き、何も考えなくなった時に、ちゃんとしたプログラミングが出来るのである。
「考えないからミスをする」のではなく、「余計なことを考えるからミスをする」のである。
一頃、「ルーチン」という言葉が流行ったが、あれも思考を消すテクニックなのである。

場所が空いてる
AIアート80
「場所が空いている」
Kay


そして、その場で、頭の中のお喋りを止(と)め、考えることを止(や)める最上の方法は、いつも言う通り「私は誰か?」と自分に問うことだが、普段からたゆみなくこれをやっていれば、いざという時には、ぱっと思考を止め、奇跡を起こす可能性が高まる。

ただ、現実的に、「私は誰か?」と問うことに取り組めない人が多い。
それなら、言葉は何でもいいから、考える暇もないほど繰り返せば、それ(「私は誰か?」と自分に問うこと)に近い効果がある。
本当に何でも良いが、唱え難い言葉を選ぶのは賢明なことではない。
やはり、心にとって、ちょっと嬉しい言葉が良いのだ。
例えば、「ありがたい」「お金がある」「生きている」とか、あるいは、「神様の奇跡が起こる」を好ましく思う人もいる。
その中で、特にお奨めするわけでもないが、ちょっと合理的な言葉がある。
それは、「なぜか分からないが〇〇」で、〇〇の部分は、嬉しいと思うことを入れれば良い。
たとえば、「なぜか分からないがお金がどんどん入ってくる」とか、「なぜか分からないがすごくもてる」とか。
なぜ、これが良いのかというと、分かるかもしれないが「なぜか分からないが」と言うことで、考えることを放棄することを宣言するからだ。
「なぜか分からないが」の後に続けた言葉は叶い易いのは当然である。
ただ、お金が入ったり、もてたりすると、面倒なことになる場合が多い。
適当に良い想いをしたら、欲張らず、「私は誰か?」に切り替えていただきたいと思う。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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