近年、大きな終末論が2つあった。
1つは、1999年7月に世界が滅亡するというノストラダムスの予言。
もう1つは、2012年12月に世界が終るというマヤ文明の予言だ。
いずれも起こらなかったことになっているが、2012年に関しては、何らかの形で、それまでの世界は亡んだとか、アセンション(次元上昇)した人間は新しい世界に行き、この世界に残されたのは、アセンション出来なかった人間だという話もある。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の中で、キョン(高1男子)が、「この世界は実はハルヒが今日作ったばかりの世界かもしれないが、それを確認する方法なんてあるのだろうか?」と言うが、ひょっとしたら、我々が知らないだけで、この世界は、案外に最近に出来た世界かもしれない。
「世界五分前仮説」という、この世界は実は5分前に出来たという仮説があるが、あながち間違いではないかもしれない。
『ローム太霊講話集』(霞が関書房)の中に、こんな話がある。
原爆か何かで1つの町がまるごと消滅した後、アストラル界(幽界。現実世界と霊界の中間の世界)では、町も人々もすっかり復元される。
その中で、人々は、自分が死んでいることに気付かず、これまで通りの生活を続け、サラリーマンであれば、やはりこれまで通り、電車で通勤したりして仕事をする。
ところが、食べなくても、それほどお腹が減らないし、店で買い物をしてもお金を取られない。
それで、少しずつ、何だか変だなと気付き始め、やがては、自分が死んだことを理解して、ようやく霊界に行く。
我々も同じで、この世界、何か変だぞと気付かないだろうか?
よく言われることで言えば、2012年頃まではゆっくり時間が過ぎていたのに、2012年から後が一瞬だとか、以前は初音ミクライブに行くような人間ではなかったのに、毎年、マジカルミライに熱心に行くようになったとか(笑)。
あるいは、以前はお金があまりなかったのに、一千万円と思ったら、一千万円の預金があったり、それならもう一千万円と思ったら、一千万円が入った預金通帳をもらったという人もいた。ちなみに、その人は、次は一億円と思ったが、「使い道ないからいいや」と思ったら、入ってこなかったらしい。
私も、個人的には沢山あるが、世間でも言われることで言えば、以前は東京タワーは赤一色だったのに、今は、赤と白のツートンカラーであることだ。東京タワーが出てくる漫画・アニメは沢山見ていたので、これは間違えようがない。
以前読んだ本の内容や、以前見た映画の内容の重要な点が、あり得ないほどに変わっていることもある。
レイ・ブラッドベリのSF『僕の地下室においで』で、17歳のマニーは、大学生の彼氏ロジャーに言われる。
「よく見てくれ、なにか変なこと・・・変じゃないようなことが起こっていないか・・・この世の中に」
呆れるマニーにロジャーは真剣に言う。
「いつのまにか手が汚れている。でもいつ汚れたのかわからない。たとえばホコリは毎日世界中に落ちてくるけど気がつかない。でも十分につもると、あーそこにホコリがあるとわかる・・・。ふっと、僕はホコリに気づいた」
理解しないマニーに、ロジャーは警告する。
「六感を・・・直観を働かせるんだ。脳の細胞全部使うんだ!なんとしてでも・・・こいつを見極めるんだ!何が起こるのか!時間切れになるまえに・・・!間に合ううちに・・・!さも・・・さもなきゃ、僕らはみな・・・おしまいだよ・・・!」
~萩尾望都『ウは宇宙船のウ』(レイ・ブラッドベリ原作)の『僕の地下室においで』より引用~
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ウは宇宙船のウ(萩尾望都)
(2)人類の発祥、神々の叡智、文明の創造、すべての起源は「異次元」にあった
(3)波動の法則(足立育朗)
(4)ローム太霊講話集
(5)ノストラダムスの超法則死活の書(五島勉)

AIアート984
「霧の中の天使」
Kay
1つは、1999年7月に世界が滅亡するというノストラダムスの予言。
もう1つは、2012年12月に世界が終るというマヤ文明の予言だ。
いずれも起こらなかったことになっているが、2012年に関しては、何らかの形で、それまでの世界は亡んだとか、アセンション(次元上昇)した人間は新しい世界に行き、この世界に残されたのは、アセンション出来なかった人間だという話もある。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の中で、キョン(高1男子)が、「この世界は実はハルヒが今日作ったばかりの世界かもしれないが、それを確認する方法なんてあるのだろうか?」と言うが、ひょっとしたら、我々が知らないだけで、この世界は、案外に最近に出来た世界かもしれない。
「世界五分前仮説」という、この世界は実は5分前に出来たという仮説があるが、あながち間違いではないかもしれない。
『ローム太霊講話集』(霞が関書房)の中に、こんな話がある。
原爆か何かで1つの町がまるごと消滅した後、アストラル界(幽界。現実世界と霊界の中間の世界)では、町も人々もすっかり復元される。
その中で、人々は、自分が死んでいることに気付かず、これまで通りの生活を続け、サラリーマンであれば、やはりこれまで通り、電車で通勤したりして仕事をする。
ところが、食べなくても、それほどお腹が減らないし、店で買い物をしてもお金を取られない。
それで、少しずつ、何だか変だなと気付き始め、やがては、自分が死んだことを理解して、ようやく霊界に行く。
我々も同じで、この世界、何か変だぞと気付かないだろうか?
よく言われることで言えば、2012年頃まではゆっくり時間が過ぎていたのに、2012年から後が一瞬だとか、以前は初音ミクライブに行くような人間ではなかったのに、毎年、マジカルミライに熱心に行くようになったとか(笑)。
あるいは、以前はお金があまりなかったのに、一千万円と思ったら、一千万円の預金があったり、それならもう一千万円と思ったら、一千万円が入った預金通帳をもらったという人もいた。ちなみに、その人は、次は一億円と思ったが、「使い道ないからいいや」と思ったら、入ってこなかったらしい。
私も、個人的には沢山あるが、世間でも言われることで言えば、以前は東京タワーは赤一色だったのに、今は、赤と白のツートンカラーであることだ。東京タワーが出てくる漫画・アニメは沢山見ていたので、これは間違えようがない。
以前読んだ本の内容や、以前見た映画の内容の重要な点が、あり得ないほどに変わっていることもある。
レイ・ブラッドベリのSF『僕の地下室においで』で、17歳のマニーは、大学生の彼氏ロジャーに言われる。
「よく見てくれ、なにか変なこと・・・変じゃないようなことが起こっていないか・・・この世の中に」
呆れるマニーにロジャーは真剣に言う。
「いつのまにか手が汚れている。でもいつ汚れたのかわからない。たとえばホコリは毎日世界中に落ちてくるけど気がつかない。でも十分につもると、あーそこにホコリがあるとわかる・・・。ふっと、僕はホコリに気づいた」
理解しないマニーに、ロジャーは警告する。
「六感を・・・直観を働かせるんだ。脳の細胞全部使うんだ!なんとしてでも・・・こいつを見極めるんだ!何が起こるのか!時間切れになるまえに・・・!間に合ううちに・・・!さも・・・さもなきゃ、僕らはみな・・・おしまいだよ・・・!」
~萩尾望都『ウは宇宙船のウ』(レイ・ブラッドベリ原作)の『僕の地下室においで』より引用~
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ウは宇宙船のウ(萩尾望都)
(2)人類の発祥、神々の叡智、文明の創造、すべての起源は「異次元」にあった
(3)波動の法則(足立育朗)
(4)ローム太霊講話集
(5)ノストラダムスの超法則死活の書(五島勉)

AIアート984
「霧の中の天使」
Kay