私が人生の指針書、引き寄せの極意書としているのが、ひろさちやさん(1936~2022)の『空海入門』だ。
ひろさちやさん流の空海の密教を一言で言うなら「ゴールからスタートする」だ。
つまり、ブッダ(仏陀)になりたいなら、ブッダになるのである。
ひろさちやさんは、そのことをこう言う。
ブッダらしく歩き、ブッダらしく話し、ブッダらしくメシを食い、ブッダらしくクソをする。
だが、当時(1984年)、ひろさちやさんは誤解をしていたと思う。いや、今も人類は誤解しているのだが。
それは「ブッダになるとしても、ブッダらしくする必要はない」ということだ。
ひろさんの「ブッダとして生きる」は正しい。
しかし、大切なことは「ブッダとして生きる」ことだけで「ブッダらしくする」「ブッダらしく振る舞う」必要はないし、してはいけない。
ブッダとして普通に生きれば良いのだ。
たとえば、『空海入門』に、こんな話がある。
空海が、遣唐使の1人として(最澄もそうだった)船に乗っていた時、当時は唐(中国)まで無事に行ける可能性は低かったので、皆不安で青くなっていた。
だが、空海は「ブッダである俺が唐に着くのは当たり前。次は天竺(インド)に行こうかのう」と超然、悠然としていたはずだと。
そんなことはないのだ。
ブッダになったとしても、皆と一緒に「本当に難破しないかなあ。恐いなあ」とビクビクすればいいのだ。
空海だって、震えていたに違いないのだ。
ブッダとしてぶるぶる震えていれば良いのだ。
だが、ブッダなんだから、やがて落ち着くだろうが、無理に落ち着く必要はない。勝手に落ち着くのだ。
億万長者は、億万長者らしくしようとは思っていない。
単に、自分が億万長者だと分かっているだけだ。
言い換えれば、自分が億万長者であることを憶えているのだ。
思い出したり、確認する必要もない。
最初に一度「億万長者の私」と思えば良い。
ニサルガダッタ・マハラジは、師に「あなたは神だ」と言われたことを憶えていただけで、修行は一切せずに悟りを開いたという。
マハラジは、師にそう言われた時に神になったのだ。
調整に7年ほどかかったようだが、それは自然に自動的に行われる。
神になるのすら、現実に現れるのに7年だ。大抵のことは一瞬である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)空海入門(ひろさちや。中公文庫)
(2)空海入門(ひろさちや。祥伝社ノン・ブック)
(3)アイ アム ザット 私は在る ~ニサルガダッタ マハラジとの対話~

AIアート2108
「軽やかな朝」
Kay
ひろさちやさん流の空海の密教を一言で言うなら「ゴールからスタートする」だ。
つまり、ブッダ(仏陀)になりたいなら、ブッダになるのである。
ひろさちやさんは、そのことをこう言う。
ブッダらしく歩き、ブッダらしく話し、ブッダらしくメシを食い、ブッダらしくクソをする。
だが、当時(1984年)、ひろさちやさんは誤解をしていたと思う。いや、今も人類は誤解しているのだが。
それは「ブッダになるとしても、ブッダらしくする必要はない」ということだ。
ひろさんの「ブッダとして生きる」は正しい。
しかし、大切なことは「ブッダとして生きる」ことだけで「ブッダらしくする」「ブッダらしく振る舞う」必要はないし、してはいけない。
ブッダとして普通に生きれば良いのだ。
たとえば、『空海入門』に、こんな話がある。
空海が、遣唐使の1人として(最澄もそうだった)船に乗っていた時、当時は唐(中国)まで無事に行ける可能性は低かったので、皆不安で青くなっていた。
だが、空海は「ブッダである俺が唐に着くのは当たり前。次は天竺(インド)に行こうかのう」と超然、悠然としていたはずだと。
そんなことはないのだ。
ブッダになったとしても、皆と一緒に「本当に難破しないかなあ。恐いなあ」とビクビクすればいいのだ。
空海だって、震えていたに違いないのだ。
ブッダとしてぶるぶる震えていれば良いのだ。
だが、ブッダなんだから、やがて落ち着くだろうが、無理に落ち着く必要はない。勝手に落ち着くのだ。
億万長者は、億万長者らしくしようとは思っていない。
単に、自分が億万長者だと分かっているだけだ。
言い換えれば、自分が億万長者であることを憶えているのだ。
思い出したり、確認する必要もない。
最初に一度「億万長者の私」と思えば良い。
ニサルガダッタ・マハラジは、師に「あなたは神だ」と言われたことを憶えていただけで、修行は一切せずに悟りを開いたという。
マハラジは、師にそう言われた時に神になったのだ。
調整に7年ほどかかったようだが、それは自然に自動的に行われる。
神になるのすら、現実に現れるのに7年だ。大抵のことは一瞬である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)空海入門(ひろさちや。中公文庫)
(2)空海入門(ひろさちや。祥伝社ノン・ブック)
(3)アイ アム ザット 私は在る ~ニサルガダッタ マハラジとの対話~

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「軽やかな朝」
Kay



