若いアイドルや女優(男優)を見て、「若い時に、こんな人と付き合いたかった」って思うことはあまりないと思う。
なぜなら、そんなアイドルのような子とは、「今、付き合いたい」と思うからで、これは、男女限らず、30代、40代以上でもそうだろう。
つまり、ほとんどの人は、自分の年齢が自覚出来ないからで、結婚相談所などでも、「間違いなく、モテたことなんて一度もない」と思える30代後半の男性が、二十歳くらいの人気アイドルのようなタイプを希望するといったことは珍しくないらしいが、それは本当のような気がする。
何かで見たが、会社勤めの37歳の独身女性が、社内の42歳の独身男性から交際を求められると激怒し、「なんであんなオッサンと!私が好きなのは新入社員のA君なのに」と言っていたという実話があったらしいが、そんなん普通だろう(笑)。
だが、小学生や中学生の時の芦田愛菜さんを見て、「中学の時、こんな子と付き合いたかった」と思う人は多いと思う。
さすがに、自分が小学生や中学生だったのは、昔のことだと自覚出来るからだ。
そして、現在大人気のアニメ『からかい上手の高木さん』のヒロイン高木さんに対し、まさに、「中学生の時、こんな子と付き合いたかった」「こんな子がいれば・・・」と思う男性は多いと思う。
高木さんは、非常にそう思わせるキャラクターだ。
高木さんは、美少女な上、勉強もスポーツも出来る優等生で、性格も抜群だ。
ただし、「高木さんのような子と付き合いたかった」と言うのは、現実には、そんな子と縁のなかった人だろう(笑)。
また、このアニメでは、高木さんの恋の相手が、西片という、ちっとも冴えない男の子というのも、そんなこと(高木さんのような子と付き合いたかった)をうかつに考えてしまう理由だろう。
自分でも、西片になら負けなかったと思うからだ(笑)。
だが、自分も西片レベル(あるいはそれ以下)と自覚し、さらに、「正直、高木さんと西片では、不釣り合いも甚だしい」と冷静に考える人は、あまり、「中学生の時に高木さんと付き合いたかったなあ」とは思わない。
私なんかがそうで、自分レベルのゴミが(笑)、高木さんのような美少女の優等生と付き合うのは、あまりに荷が重かったと思う。
やはり、高木さんと付き合うなら、自分も最低限は格好良い上、勉強が出来るとか、スポーツ部で活躍するとかがないと辛いだろう。
私など、中学生の時を振り返ると、ダサいこと、恥ずかしいこと、情けないこと、あるいは、悪いことばかりしていて、高木さんに近寄ってもらうだけで鞭打ち、斬首クラスの罪である(笑)。
つまり、高木さんと付き合うなら、現実的には、それなりの地盤がないと無理である。
その地盤が、優等生であるとか、運動部のスターとかであり、他にも、個性的な地盤が考えられるが、とにかく、誰にも称賛されるような地盤が必要なのである。
そして、世の中には、そんな地盤を実際に持っている者もいれば、私のように、そんなものに全く縁のない者もいる。
『からかい上手の高木さん』で、そんな地盤を持った男子が登場しないのは、視聴者に現実を考えさせないという計画的なものだろう。おかげで、自分が中学時代に、クラスに高木さんのような子がいさえすれば、自分もその子と付き合えたかもしれないと妄想し易いのだ(笑)。
では、高木さんと付き合えるような地盤は、どうすれば持てるのだろう。
これはもう、ほとんどが運であり、まあ、親ガチャ(ネットスラング。自分が生まれた親や家庭の優劣)に恵まれていないと難しい。
例外もあるかもしれないが、生まれつきの外見に恵まれず、勉強やスポーツが出来るようになる家庭で育っていないなら、たかが中学生が1人で努力したところで知れている。
高木さんと、クラスの面白いだけの女子…ミナ、ユカリ、サナエ(どうでもいいようなカタカナの名をつけられている)を比べてもそうで、高木さんもまた、天に選ばれし娘だと思う。
実際、私は、小学4年生の時、誰からも愛されるクラス1の美少女と、それと対照的な1人の女子を比べ、「同じ人間なのに、なぜこんなに違うのだろう」と本気で悩んだことをはっきり覚えている。
改めて言うと、高い地盤を持っているのは「たまたま」なのである。
特に子供の時はほぼ完全にそうだが、実は、大人になっても、それほど変わらない。
誠実な成功者は皆、「私が成功したのはたまたま」と正直に言うのである。
なら、たまたまでうまくいくしかない。
作家で投資家のマックス・ギュンターという人が『運とつきあう』という本で、その「たまたま」を手に入れるための現実的な方法を考察し、なかなか面白かったが、それでうまくいくのは難しいと思う。
それで言えば、2400年前の中国の賢者、荘子のアドバイスに従う方が良い。
そのアドバイスを簡単に言うと、「何も考えず、なりゆきにまかせろ」だ。
長く言えば、「思慮分別、是非好悪を捨て、一切の作為を捨てよ」である。
『荘子』を読んで、「なるほど!」と納得することは出来るかもしれない。
しかし、そのようなこと、実際には出来ない。
つまり、我々はどうしても、考えてしまうし、是非を立てたがるし、好き嫌いがある。
余計なことも沢山してしまう。
それでは、「たまたま」うまくいくことはない。
しかし、少なくとも、荘子のアドバイスに従える確実な方法ならある。
それは、腕振り運動を、毎日、なるべく多く、淡々とやることだ。
腕振り運動こそ、思慮分別、是非好悪、そして、作為を捨てるための最上の方法なのである。
尚、私は英語の勉強がてら、北米版の『からかい上手の高木さん(Teasing Master Takagi-San)』のblu-rayを購入して見ている。
英語の高木さんの声もなかなか萌える。日本の普通のblu-rayプレーヤーで再生出来ると思う。
正直、安い(笑)。
もちろん、日本語音声でも再生出来、英語字幕は消せる。
なぜなら、そんなアイドルのような子とは、「今、付き合いたい」と思うからで、これは、男女限らず、30代、40代以上でもそうだろう。
つまり、ほとんどの人は、自分の年齢が自覚出来ないからで、結婚相談所などでも、「間違いなく、モテたことなんて一度もない」と思える30代後半の男性が、二十歳くらいの人気アイドルのようなタイプを希望するといったことは珍しくないらしいが、それは本当のような気がする。
何かで見たが、会社勤めの37歳の独身女性が、社内の42歳の独身男性から交際を求められると激怒し、「なんであんなオッサンと!私が好きなのは新入社員のA君なのに」と言っていたという実話があったらしいが、そんなん普通だろう(笑)。
だが、小学生や中学生の時の芦田愛菜さんを見て、「中学の時、こんな子と付き合いたかった」と思う人は多いと思う。
さすがに、自分が小学生や中学生だったのは、昔のことだと自覚出来るからだ。
そして、現在大人気のアニメ『からかい上手の高木さん』のヒロイン高木さんに対し、まさに、「中学生の時、こんな子と付き合いたかった」「こんな子がいれば・・・」と思う男性は多いと思う。
高木さんは、非常にそう思わせるキャラクターだ。
高木さんは、美少女な上、勉強もスポーツも出来る優等生で、性格も抜群だ。
ただし、「高木さんのような子と付き合いたかった」と言うのは、現実には、そんな子と縁のなかった人だろう(笑)。
また、このアニメでは、高木さんの恋の相手が、西片という、ちっとも冴えない男の子というのも、そんなこと(高木さんのような子と付き合いたかった)をうかつに考えてしまう理由だろう。
自分でも、西片になら負けなかったと思うからだ(笑)。
だが、自分も西片レベル(あるいはそれ以下)と自覚し、さらに、「正直、高木さんと西片では、不釣り合いも甚だしい」と冷静に考える人は、あまり、「中学生の時に高木さんと付き合いたかったなあ」とは思わない。
私なんかがそうで、自分レベルのゴミが(笑)、高木さんのような美少女の優等生と付き合うのは、あまりに荷が重かったと思う。
やはり、高木さんと付き合うなら、自分も最低限は格好良い上、勉強が出来るとか、スポーツ部で活躍するとかがないと辛いだろう。
私など、中学生の時を振り返ると、ダサいこと、恥ずかしいこと、情けないこと、あるいは、悪いことばかりしていて、高木さんに近寄ってもらうだけで鞭打ち、斬首クラスの罪である(笑)。
つまり、高木さんと付き合うなら、現実的には、それなりの地盤がないと無理である。
その地盤が、優等生であるとか、運動部のスターとかであり、他にも、個性的な地盤が考えられるが、とにかく、誰にも称賛されるような地盤が必要なのである。
そして、世の中には、そんな地盤を実際に持っている者もいれば、私のように、そんなものに全く縁のない者もいる。
『からかい上手の高木さん』で、そんな地盤を持った男子が登場しないのは、視聴者に現実を考えさせないという計画的なものだろう。おかげで、自分が中学時代に、クラスに高木さんのような子がいさえすれば、自分もその子と付き合えたかもしれないと妄想し易いのだ(笑)。
では、高木さんと付き合えるような地盤は、どうすれば持てるのだろう。
これはもう、ほとんどが運であり、まあ、親ガチャ(ネットスラング。自分が生まれた親や家庭の優劣)に恵まれていないと難しい。
例外もあるかもしれないが、生まれつきの外見に恵まれず、勉強やスポーツが出来るようになる家庭で育っていないなら、たかが中学生が1人で努力したところで知れている。
高木さんと、クラスの面白いだけの女子…ミナ、ユカリ、サナエ(どうでもいいようなカタカナの名をつけられている)を比べてもそうで、高木さんもまた、天に選ばれし娘だと思う。
実際、私は、小学4年生の時、誰からも愛されるクラス1の美少女と、それと対照的な1人の女子を比べ、「同じ人間なのに、なぜこんなに違うのだろう」と本気で悩んだことをはっきり覚えている。
改めて言うと、高い地盤を持っているのは「たまたま」なのである。
特に子供の時はほぼ完全にそうだが、実は、大人になっても、それほど変わらない。
誠実な成功者は皆、「私が成功したのはたまたま」と正直に言うのである。
なら、たまたまでうまくいくしかない。
作家で投資家のマックス・ギュンターという人が『運とつきあう』という本で、その「たまたま」を手に入れるための現実的な方法を考察し、なかなか面白かったが、それでうまくいくのは難しいと思う。
それで言えば、2400年前の中国の賢者、荘子のアドバイスに従う方が良い。
そのアドバイスを簡単に言うと、「何も考えず、なりゆきにまかせろ」だ。
長く言えば、「思慮分別、是非好悪を捨て、一切の作為を捨てよ」である。
『荘子』を読んで、「なるほど!」と納得することは出来るかもしれない。
しかし、そのようなこと、実際には出来ない。
つまり、我々はどうしても、考えてしまうし、是非を立てたがるし、好き嫌いがある。
余計なことも沢山してしまう。
それでは、「たまたま」うまくいくことはない。
しかし、少なくとも、荘子のアドバイスに従える確実な方法ならある。
それは、腕振り運動を、毎日、なるべく多く、淡々とやることだ。
腕振り運動こそ、思慮分別、是非好悪、そして、作為を捨てるための最上の方法なのである。
尚、私は英語の勉強がてら、北米版の『からかい上手の高木さん(Teasing Master Takagi-San)』のblu-rayを購入して見ている。
英語の高木さんの声もなかなか萌える。日本の普通のblu-rayプレーヤーで再生出来ると思う。
正直、安い(笑)。
もちろん、日本語音声でも再生出来、英語字幕は消せる。