オカルトやスピリチュアル世界で名が売れている人は、少しの真実を知っている場合が多いと思う。
その本当に知っていることに関しては、なかなか説得力がある場合も少なくない。
ところが、少し知っているだけでは商売にならないので、知らないことも想像して、まるで知っているように語るのだが、想像力がないのか馬鹿なのか(両方かもしれないが)、途端に噴き出すような馬鹿なことを言い出すのである。
それは、「常識を超えた話」なんて良いものではなく、単なる与太話である。
しかし、そんな与太話を真面目に聞いてしまい、同調する人々も多い。

たとえば、多くのスピリチュアリストが、「地球は刑務所で、囚人の魂が送られてきた」と言うが、これ自体は正しいのである。
しかし、商売のために独自色を出そうとして余計なことを付け加えたり、その他の知りもしないことを貧困な想像力と低レベルな知性で話すものだから、とんでもない馬鹿話になってしまっていることが多いのである。

あまり多くの真実を知っている者は少ないし、そんな情報も世に出回っていない。
ただ、その中で、割と良い情報と思える本がある。
作家のローレンス・スペンサーによる『エイリアンインタビュー』だ。
この本は、元々は、1940年代の有名なロズウェルUFO墜落事件の現場にいた、看護師だったマチルダ・オードネル・マックエルロイからの情報を、スペンサーが小説として発表したものだった。
なぜ、この本の情報が良いかと言うと、多くのスピリチュアリストやオカルト分野に踏み込んだ科学者らが語るもののうち、説得力を感じる主張のほとんどと矛盾しないからだ。
それどころか、より良い視点を与えてくれることも少なくない。
つまり、これまでの雑多な情報が、この本の情報でうまくまとまったのである(無論、全部ではないが)。

マチルダは言ってみれば、ただの看護師で、政府や軍の機密事項に立ち入れる人物ではなかったが、墜落したUFOに乗っていて生存した宇宙人とテレパシーで交流が出来る唯一の人間であったので、宇宙人にインタビューする中で、必然的に、普通の人が知るはずのない情報を知ってしまったのである。
マチルダ・オードネル・マックエルロイという名前は、おそらく本当の名ではなく、米国政府によって新たに与えられた名であろうし、彼女に関する情報は誰にも得られないだろう。
よって、彼女の情報が本物であるというエビデンスは全くない。
ところで、よく彼女が生きて軍を退職出来たものだと思う。
当然ながら、知っている情報を漏らさないことを課せられ、それに背けば命が危なかったかもしれないが、いきなり殺されもしなかったし、記憶を消されることもなかったようだ。米国政府も、少なくとも、昔は人道的であったのかもしれない。

なぜマチルダがテレパシーで宇宙人と交信出来たのかというと、彼女は地球人ではなく(地球人の魂ではないという意味)、宇宙人の、それも、ロズウェルで捕らえられた宇宙人と同じタイプの宇宙人の魂を持っていたからだ。
このあたりのことは、私は政木和三さんからよく聞いていたので(政木さんの本にも少しは書かれている)納得出来るのである。
政木さんは地球人の魂なのだが、アトランティスの時代の記憶が蘇ることがあるようだ。
また、私が言ったからといって信用はされないから危険は及ばないだろうが、芸術家の横尾忠則さんは宇宙人であると言われていた。

本には書かれていないが、我々の引き寄せの力が弱い理由も、この本の情報で分かるのである。
そして、ドーリルの『エメラルドタブレット』は、おそらく正しいし、人類が弱いながら引き寄せが出来る理由も分かるのである。
では、どうすれば引き寄せの力を含めた、スピリチュアルな力を高めることが出来るかというと、『エメラルドタブレット』を繰り返し読むと良いと思う。これは、ドーリルも勧めていたことである。








  
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