昨日書いた、シンプルな引き寄せ法である、ジョセフ・マーフィーの「心の会話法」は、うまくいく時といかない時がある。
「心の会話法」とは、願望が既に実現しているように心で言うことだ。
たとえば、
「私は美しい家を持っています。それはすばらしい家です。私は世界中を旅行して回っています」
といった感じで、これはマーフィーの本に載っていたものだが、こういうのは叶い易い。
では、こんなのはどうだろう?
「私は不労所得が月に百万円あります」
こんなことを言うと、エゴが、
「そんなことあるわけがない」
「それは善くないことだ」
といった感じで反発してくる場合が多い。
それを、エゴが屈服して黙るまで粘り強く唱えるとうまくいくが、時間も精神力も使うし、結局失敗する場合が多い。
合氣道家の藤平光一氏式に言えば、このような言葉は「氣が出ない」のである。
一般的には、「氣」は「気」と同じである(藤平氏は承服しないだろうが)。
氣(気)さえ出れば、願わなくてもうまくいく。
たとえば、藤平氏の本によれば、算数が大嫌いな小学生の男の子に、藤平氏は、
「勉強しなくていいから、1日1回、算数の教科書を開き、『算数が好きだ』と言いなさい」
と指示した。
男の子がそれを行ったら、やがて、算数で一番になった。
これを、ジョセフ・マーフィー式に、
「僕は算数が一番です」
とか言うと、子供とはいえ、エゴが「そんなはずないだろ」と反発し、うまくいかない。
つまり、それでは氣(気)が出ないのだ。
しかし、「好き」という言葉を言えば氣が出るので、望まなくてもうまくいくのである。
だが、お金に対する感覚は微妙なものである。
「お金が好きだ」
で気が出る人がいれば、お金に対するイメージが悪くて気が出ない人もいる。
流行のアファーメーションである、
「なぜか分からないが、お金がどんどん入ってくる」
も、真面目な人は抵抗を感じて、やはり気が出ないので、お金が入ってこない。
政木和三さんに直接聞いたが(本には書かれていない)、政木さんは、
「私はお金なんてちっとも欲しくないんです。でも入ってくるものは仕方がないんです。おかげで1憶円も納税することになってしまいました」
と言われていたが、これは気を出し易い言い方だ。
欲望が強いと気が出ないという面があるので、欲望をいったん捨てることで気を出す方法である。
これも政木さんに聞いたが、
「私は女なんてちっとも欲しくないんです。でも私に身をまかせる女が百人いると思ってるからそうなっちゃうんです」
というように、欲望をいったん捨てる・・・つまり、エゴの反発を起こさせないうまい言い方をするのである。
尚、これらがなぜ本に書かれていないのかというと、多分、政木さんは私用にアファーメーションを作ってくれたのだろう。
しかし、これでうまくいく人も多いと思うので、ピンときたら利用して欲しい。

まあ、お金や恋愛に関し、一番気が出る言葉は、
「お金がある」
「もてるからね」
といったシンプルな言葉で、こんな欲望に関わることで、事細かなことを唱えると、やはり、欲望に飲まれて気が出ないものである。
それに、確かに、金がない者、もてない者は、いつも心の中で、「金がない」「もてない」と言っているものである。
尚、もてる秘法は、理想的な自分を思い描き、まるで他人事のように「こいつはもてるからね」と言うことである。
身長が160cmもないのに、いつも違う可愛い女の子を連れている男がいたが、この男の口ぐせが「もてるんだなあ」であった。これでも良いだろう。気が出そうな言葉である。
要は、自分が気が出る言葉を見つければ良いのである。








  
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