頭の良い人が、最終的に知りたいと思うのは、宇宙のコントロールセンターへのアクセス方法と、そこから良い反応を得る方法だろう。
そのやり方は、もちろん、世間に知られることはない。
それが、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』に書かれてる「シークレット」かというと、普通に考えてもそうではない。
あの本には、良いことだって書かれているが、あれ自体には何の力もなく、そもそも矛盾だらけだ。

『旧約聖書』にはそれが書かれているが、全て隠語で書かれていて、表面的に読んでも、全く分からない。
では、どうすれば分かるかというと、その解説が書かれているのが、ユダヤの聖典『タルムード』だ。
しかし、これはあまりに膨大で、しかも、難解だ。
アイザック・ニュートンも、旧約聖書とタルムードの研究に情熱を注ぎ、数学や物理学は、その合間にやったに過ぎなかった。
そして、『タルムード』を解き明かす知恵が「カバラー」なのだが、これはもう全く普通の人の手には負えない。

ところが、ニュートンだけではないが、宇宙システムの活用法について、「エメラルド・タブレット」に書かれていることを理解する人達がいた。
エメラルド・タブレットは、エメラルドの板に刻まされていたと言われる短い文章だ。
ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』も、エメラルド・タブレットの話をギミック(策略)として使ったが、『ザ・シークレット』に「エメラルドタブレット」の解説は全くなく、やはり、単なるギミックであることが分かる。

ニュートンは、ある程度、「パワー」の使い方が分かり、元々病弱でありながら、80歳を過ぎても、禿げず、目や耳も衰えず、絶大な名誉と富と権力を得た。

我々も、「エメラルド・タブレット」から、どうにかして恩恵を受けたいが、どうすれば良いだろう?
スイスの医師で錬金術師であったパラケルススのようにやれば良い。
経緯は省くが、パラケルススが幼い時から、彼の家の壁に、エメラルド・タブレットが貼られていた。
それを見ているうちに、彼の中に叡智が入り込んだのだと思う。
彼が見ていたエメラルドタブレットはラテン語の原文だったのではと思うが、古い文字は、いずれも象形文字から来ていて、見ていればイメージが浮かぶものだ。
だが、どんな文字であれ、見ていると何かが浮かぶものなのである。
トロイ遺跡発掘で名高いシュリーマンは十か国語以上を使えたというが、それらを教師に教わったのではなく、本をただひたすら見つめるだけでマスターしたのだという話がある。
馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないが、人間には不思議な力があるものだ。
「エメラルド・タブレット」のラテン語原文やニュートン訳なら、ネットを探すと見つかる(Wikipediaにあるが)。
それを、意味が分からないながら読んでいると、あるいは、ラテン語原文を見ていると、不思議な霊力の作用を受けると思う。
それをどう生かすか、あるいは、それに悪い影響を受けないことは自己責任である。

尚、ブラヴァツキーの『沈黙の声』も、霊力のある書であると思う。








  
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