最近、個性の重要性について書いている。
個性がないと、思うような生き方が出来ないし、引き寄せがうまく出来ない。
ところで、個性は、一種のタブーでもある。
「出る釘は打たれる」という言葉からも分かる通り、個性は、世の中で排除される危険があるものである。

学校や会社でいじめられる者は、実は、変わっている者で、「浮いている」と見なされる者だ。
気付いている人もいるが、学校でのいじめは、教師や学校に黙認され勝ちなのである。
なぜなら、そんな「浮いた」者を生徒達で押さえつけてしまえば、良く言えば秩序が保たれ、教師や学校としては楽なのだ。
学校というものが、個性のない、「前へ倣え」方式の、同じ人間を作る場所であるという目的にも合う。

本当に人間らしくあり、そして、宇宙を動かす引き寄せの力を持つことは、世の中の禁忌(タブー)を犯すことであり、異分子として排除される危険が高い「出る釘」になることである。
だが、こう言えば、なるほど、個性は引き寄せに必要なものであることが分かるのである。
タブーを犯し、叩かれる勇気のない者は、神のようになることは出来ない。

とんでもない引き寄せを子供の頃から行っている私は、当然、変わっていた。
親に言われたものだ。
「他の子は野球やサッカーをして遊んでいるのに。お前は、石を持ち上げたりと変なことばかりして遊んでいる」
親には、石を持ち上げている分かり易いことしか見えないのだが、他にも、もっと変わったことをしていたものだった。
なるほど、個性ある良い子だ(笑)。
もちろん、サッカーや野球をする子が悪いのではなく、なんでもかでもチームに埋もれてやるのではなく、個性を発揮しないと、少年野球、少年サッカーでも活躍出来ないものだ。
レベルの違う話であるが、イチローが、独特の打法を、プロ入り後にコーチらに何と言われても変えなかったようにだ。
イチローも個性があったから成功した好例である。

スポーツをすると言ったら、ジムに通う、ジョギング、ウォーキング、あるいは、水泳をするなどの発想しか出来ない者は個性がない。
大手企業のエリートの方と「スポーツは何を?」という話になると、まあ、まずはゴルフだ。それからは、お決まりのジムである。
家でスクワットや腕立て伏せとか言うと、「変わってますねえ」とか言われる。
腕振り運動や四股・・・それも、佐川幸義流四股なんて言ったら、彼らには異次元の世界だから変人扱いされかねない。

ヨガや気功も、大変に個性的とは言えないかもしれない。まあ、個性的ではあるが。
だが、腕振り運動や四股をやることは個性的なのである。ただし、それなりの量をやる場合だけだが。
私は、家に居る時は、暇があれば立ち上がって腕振り運動や佐川流四股をやることで個性を磨いている。

では、たとえば、初音ミクライブで言えば、どんな人が個性的か?
初音ミクライブの映像を見ていると、よく、椅子の上に立って、ペンライトを振っている者が目立っていることがあるが、そんな者は、個性的なのではなく、単なる馬鹿者、愚か者である。
愚かなことで目立つ者には引き寄せは全く出来ない。
初音ミクライブで個性的な者とは、そんな愚か者とは真逆に、周囲に気配りをする者である。
逆に、周囲への気配りのない者ほど無個性で、哀れな人生を送ることになる。

特に男性なら、シャドーボクシングやシャドー空手(エアボクシング、エア空手の方が今流の言い方かもしれない)をやったことがない者はいないだろう。
しかし、普通のパンチやキックでは無個性だ(だから悪いと言うのではない)。
そもそも、素人が実戦で、そんな攻撃をしても、当たらないし、怪我をする。
そこで私は、昔からフリッカーパンチという、一種の裏拳をよく練習している。
ボクシングのフリッカージャブと似ているが、フリッカージャブの動画を見ても、分かるように解説している人がいないので、見ない方が良いと私は思う。
フリッカーパンチは、素人でも威力があり、怪我をする可能性が低く、しかも、運動としてやると全身運動なので、その意味でも身体に良い。当然、美容にも良い。
簡単に言えば、フリッカーパンチとは、例えば、右手で打つ場合、身体を右にひねりながら(右回転しながら)、手の甲を(例えば)相手の右頬に叩きつけるように打つのである。
私は、ビクトル古賀というサンボチャンピオンが、女性でも出来る護身術として、このフリッカーパンチを教えているのを本(古書も高価だ)で読んだことがあって、それを取り入れているわけだ。もちろん、実用的には、コンパクトに素早く打たないといけないが、そもそも、実用的に使わずに済むように、ちゃんとした生活をすることが大切である。

今回は、個性に関するいくつかの話であった。
参考になればと思う。








  
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