確かに、私の敬愛する岡田虎二郎が言ったように、地球上を闊歩する力を得、自由に生きるために、努力、克己(自分に打ち勝つこと)、忍耐は必要ない。
だが、だからといって、甘ったれた根性で、人の真似ばかりし、言われた通りにやるだけの奴隷のような人間でも駄目なのだ。
人間の本質が最初からそうである通り、世界に1つだけの花と言えるだけの個性を輝かせ、特別な存在でなければならない。
努力して特別な存在になるのではない。
元々そうであるように、特別な存在であらねばならないだけだ。
それには、ただ、やりたいことをやれば良いだけである。どこに難しいことがあろうか?

好きなことを、自分の意思で行うとは、どういうことだろうか?
それは、3つのことをしないことで証される。
1つは、「泣き言を言わない」こと。
1つは、「言い訳をしない」こと。
1つは、「自慢をしない」こと。
つまりね、何もする必要はない。
ただ、好きなことをやりながら、この3つをしなければ良いだけである。

さて、本当に好きなことをして個性を磨いている者と、したいことをしているフリをしているだけの者との違いは何だろう?
それは、他人の評価を気にするかどうかだ。
無論、必要な時には、正当な評価を受ければ良い。どうせ、大絶賛に決まっているのだから(笑)。
しかし、人目を気にしたり、単なる主観的な意見にいちいち反応してはならない。
たとえ偉い人であっても、その人の個人的評価に惑わされるな。
大切なものは、自分の評価だけだ。
「私が良いと言えば、それが価値になる」
このくらいの自信がなくてはならない。
まあ、ここまで一足飛びにはいかないので、まずは、好きなことをすることだ。
泣き言を言わず、言い訳をせず、自慢をせずにね。








  
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