「心身医学の父」と呼ばれるドイツ人医師ゲオルグ(ゲオルク)・グロデック(1866~1934)と、NLP(神経言語プログラミング)の共同開発者リチャード・バンドラー(1950~)が、同じ、ユニークなことを言っている。
それは、「全ての病気は心因性だ」である。
心因性とは何かというと、心が原因ということで、彼らは、病気は例外なく「病は気から」と言っているのである。
グロデックにいたっては、転んで怪我をすることも心因性と断言している。
風邪から癌、さらには、ウイルス感染に関してもね。
もっと細かく言うと、グロデックは、病気になったり、あるいは、治ったりするのは「エス」というものの仕業だと言う。
「エス」は、簡単に言ってしまえば、無意識の活力といったところで、無意識と言ってしまっても良いと思う。
バンドラーは、(病気になったり治ったりは)深層意識によると言うが、これも、無意識と言って良い。
そしてだ。
無意識だって脳の中にあるのだから、全ての病気の原因は脳にある。
これって、斎藤一人さんの論と同じと言って良いと思う。
バンドラーは病気を治すのに、NLPのいろんなテクニックを開発し、グロデックは心理療法とマッサージを使った。
ところが、斎藤一人さんは、直接、脳に、「お前がやってるって知ってるんだぞ」と言えば、治ると言った。おそらく、それが正解だ。
で、上では、病気のことを述べたが、実は、何でも同じなのだ。
上がり症も、気が弱いのも、物忘れするのも、怒りっぽいのも、モテないのも、金がないのも(笑)。
みんな脳がやってるんだから、脳のことを考えながら、「お前がやってるって知ってるんだぞ」と言えば良い。
また、斎藤一人さんによれば、良い方のことについては、「そうならないのはおかしいだろ」と脳に言えば良い。
たとえば、モテないなら、「こんないい女なのに彼氏がいないのはおかしいでしょ」「俺みたいにいい男がモテないなんておかしいだろ」といった感じだ。
客観的にいい女かいい男かは、まあ、どうでも良い(笑)。脳は万能なのだから。それは、バンドラーやグロデックが説明してくれている。
まあ、グロデックに関しては、主に、悪い方のことだが。
エスの力を示す良い例がある。
『カードキャプターさくら』というCLAMPの漫画・アニメの中にある話である。
主人公、木之本桜(きのもとさくら。小学4年生)の母親の撫子(なでしこ)が高校1年生の時、撫子は、巣から落ちた小鳥のヒナを見つけると、運動神経ゼロでありながら、彼女はヒナを持って木に登り、見事、ヒナを巣に返した。
しかし、その直後、撫子は足を滑らせ、乗っていた木の枝から落ちてしまう!
致命的な運動音痴で、か弱い彼女には生命のピンチと言っても過言ではない。
だが、なんとその時、撫子の落下地点をたまたま歩いていた男がおり、撫子はその男の上に落ち、しかも、男はうまい具合に撫子のクッションの役割を果たし、撫子は全く無傷であった。
撫子は慌てて男に謝ると同時に気遣うが、かなり天然でぼんやりした性質のその男は、それなりのダメージがあったに違いないが、平然と微笑みながら「天使が落ちてきたのかと思いましたよ」と、狙ってもなかなか言えない素晴らしい口説き文句を即座に無意識に言う。
男は、撫子が通う高校に赴任してきたばかりの25歳の教師、木之本藤隆(きのもとふじたか)だった。「木之本」の姓が示す通り、後の桜の父親である。
以上、何が起こったのか解き明かそう。
撫子の通学路に、撫子の通学時間に合わせて小鳥のヒナが落ちたのも、撫子がそれを発見し、巣に戻そうとしたのも、そこに藤隆が来て、絶妙のタイミングで撫子が落ちたのも、全部、撫子と藤隆の脳がやったことだ。グロデック流には、エスの仕業である。
斎藤一人さんの真似をするなら、「全部、お前(脳)がやったって知ってるんだぞ」である。
撫子の脳と藤隆の脳がシンクロするなんて、脳には造作もないことだ。脳は量子機関なのだから。
ついでに言えば、藤隆に「天使が落ちてきたのかと思いましたよ」なんて、シラフでは言えないようなセリフも「お前(脳)が言わせたって分かっている」のである。
そして、真面目な青年、藤隆と、清純可憐な乙女、撫子が、すぐに同棲を始めたのも、脳がやらせたことである。
あなたも、「こんないい男の俺に、俺の撫子がいないのはおかしいだろ」と脳に言えば、脳はちゃんと引き寄せてくれる。
ただ、特定の相手を狙わない方が良い。無理ではないが、脳は怠け者なので、面倒な場合は、あなたに諦めさせるように働きかけをすることが考えられる。
しかし「撫子のような」なら、脳にとっては、別に難しいことではない。
1人にこだわるかどうかも、モテるかモテないかの分かれ目なのだ。
良い男は、彼女と別れた時だって、
「おお!神は私に、新しい女性と愛し合う機会を与えて下さった。今度の彼女は、前よりもっと美人に違いない」
と思うのである。
あるいは、脳に、
「彼女と別れたからには、もっと美人の彼女が出来ないとおかしいだろ」
と言えば良いのである。
尚、「エス」について知りたければ、グロデック自身の著作『エスの本』を読むと良い。
2人の優秀な方が手間をかけて訳している。
この偉大な医師が書いた本は、実にエロい(笑)。
女の子には浣腸しなければいけないわけも分かるかもしれない(なんとなく、そんなことが書いてあったような気がするw)。
それは、「全ての病気は心因性だ」である。
心因性とは何かというと、心が原因ということで、彼らは、病気は例外なく「病は気から」と言っているのである。
グロデックにいたっては、転んで怪我をすることも心因性と断言している。
風邪から癌、さらには、ウイルス感染に関してもね。
もっと細かく言うと、グロデックは、病気になったり、あるいは、治ったりするのは「エス」というものの仕業だと言う。
「エス」は、簡単に言ってしまえば、無意識の活力といったところで、無意識と言ってしまっても良いと思う。
バンドラーは、(病気になったり治ったりは)深層意識によると言うが、これも、無意識と言って良い。
そしてだ。
無意識だって脳の中にあるのだから、全ての病気の原因は脳にある。
これって、斎藤一人さんの論と同じと言って良いと思う。
バンドラーは病気を治すのに、NLPのいろんなテクニックを開発し、グロデックは心理療法とマッサージを使った。
ところが、斎藤一人さんは、直接、脳に、「お前がやってるって知ってるんだぞ」と言えば、治ると言った。おそらく、それが正解だ。
で、上では、病気のことを述べたが、実は、何でも同じなのだ。
上がり症も、気が弱いのも、物忘れするのも、怒りっぽいのも、モテないのも、金がないのも(笑)。
みんな脳がやってるんだから、脳のことを考えながら、「お前がやってるって知ってるんだぞ」と言えば良い。
また、斎藤一人さんによれば、良い方のことについては、「そうならないのはおかしいだろ」と脳に言えば良い。
たとえば、モテないなら、「こんないい女なのに彼氏がいないのはおかしいでしょ」「俺みたいにいい男がモテないなんておかしいだろ」といった感じだ。
客観的にいい女かいい男かは、まあ、どうでも良い(笑)。脳は万能なのだから。それは、バンドラーやグロデックが説明してくれている。
まあ、グロデックに関しては、主に、悪い方のことだが。
エスの力を示す良い例がある。
『カードキャプターさくら』というCLAMPの漫画・アニメの中にある話である。
主人公、木之本桜(きのもとさくら。小学4年生)の母親の撫子(なでしこ)が高校1年生の時、撫子は、巣から落ちた小鳥のヒナを見つけると、運動神経ゼロでありながら、彼女はヒナを持って木に登り、見事、ヒナを巣に返した。
しかし、その直後、撫子は足を滑らせ、乗っていた木の枝から落ちてしまう!
致命的な運動音痴で、か弱い彼女には生命のピンチと言っても過言ではない。
だが、なんとその時、撫子の落下地点をたまたま歩いていた男がおり、撫子はその男の上に落ち、しかも、男はうまい具合に撫子のクッションの役割を果たし、撫子は全く無傷であった。
撫子は慌てて男に謝ると同時に気遣うが、かなり天然でぼんやりした性質のその男は、それなりのダメージがあったに違いないが、平然と微笑みながら「天使が落ちてきたのかと思いましたよ」と、狙ってもなかなか言えない素晴らしい口説き文句を即座に無意識に言う。
男は、撫子が通う高校に赴任してきたばかりの25歳の教師、木之本藤隆(きのもとふじたか)だった。「木之本」の姓が示す通り、後の桜の父親である。
以上、何が起こったのか解き明かそう。
撫子の通学路に、撫子の通学時間に合わせて小鳥のヒナが落ちたのも、撫子がそれを発見し、巣に戻そうとしたのも、そこに藤隆が来て、絶妙のタイミングで撫子が落ちたのも、全部、撫子と藤隆の脳がやったことだ。グロデック流には、エスの仕業である。
斎藤一人さんの真似をするなら、「全部、お前(脳)がやったって知ってるんだぞ」である。
撫子の脳と藤隆の脳がシンクロするなんて、脳には造作もないことだ。脳は量子機関なのだから。
ついでに言えば、藤隆に「天使が落ちてきたのかと思いましたよ」なんて、シラフでは言えないようなセリフも「お前(脳)が言わせたって分かっている」のである。
そして、真面目な青年、藤隆と、清純可憐な乙女、撫子が、すぐに同棲を始めたのも、脳がやらせたことである。
あなたも、「こんないい男の俺に、俺の撫子がいないのはおかしいだろ」と脳に言えば、脳はちゃんと引き寄せてくれる。
ただ、特定の相手を狙わない方が良い。無理ではないが、脳は怠け者なので、面倒な場合は、あなたに諦めさせるように働きかけをすることが考えられる。
しかし「撫子のような」なら、脳にとっては、別に難しいことではない。
1人にこだわるかどうかも、モテるかモテないかの分かれ目なのだ。
良い男は、彼女と別れた時だって、
「おお!神は私に、新しい女性と愛し合う機会を与えて下さった。今度の彼女は、前よりもっと美人に違いない」
と思うのである。
あるいは、脳に、
「彼女と別れたからには、もっと美人の彼女が出来ないとおかしいだろ」
と言えば良いのである。
尚、「エス」について知りたければ、グロデック自身の著作『エスの本』を読むと良い。
2人の優秀な方が手間をかけて訳している。
この偉大な医師が書いた本は、実にエロい(笑)。
女の子には浣腸しなければいけないわけも分かるかもしれない(なんとなく、そんなことが書いてあったような気がするw)。
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