植物も動物も人間も、大きな無意識とつながっている。
しかし、人間と他の動物や植物との違いは、自意識を持っているかいないかで、チンパンジーはある程度の自意識を持っているらしいが、人間に比べれば非常に小さい。
(植物が自意識を持っているという説もあるが、今回は触れないでおく)
そして、人間の自意識がいつ頃生まれたのかというと、それは分からないが、かなり昔のことで、3万年くらい前という説もある。
では、自意識とは何かだが、ドワンゴ創業者の川上量生さんが、「意識に寄生しているものかもしれない」という面白いことを言っておられた。
つまり、自意識は、無意識という巨大なシステムにとりついた、無意識に比べれば非常に小さなシステムであるが、無意識をある程度、制御したり、方向付けをすることが出来る。
たとえば、無意識が身体をうまく機能させているのに、自意識が悩むと、無意識に影響を与えることで、胃腸や心肺の機能が低下するといったことが起こる。
そして、無意識は、現実を創造したり、ものごとを引き寄せる力を持っているので、自意識をうまく使えば、無意識を動かし、願う状況を作り出すことが出来る。これが引き寄せだ。
実は、このことを知るだけでも、引き寄せはかなりうまくなる。
その理由は、1つには、引き寄せというのは、自意識で頑張って行うものではなく、無意識をうまく動かすことだと分かるからである。
つまり、自意識をどう使えば、無意識をうまく動かせるかが分かれば良いのである。
それはもう、ごく簡単で、胸がじーんとするようなことを考えれば、その考えが現実化するのである。
とはいえ、ほとんどの場合、胸が熱くなった時には、何も願っていないものである。
また、自分では願いだと思っていても、そのことを考えても胸がじーんとしないなら、本当には願っていないのだ。
なぜ、胸がじーんとするのかというと、心臓に何らかの秘密があるのかもしれないが、それはよく分らない。
いずれにしろ、願うことを考えた時、胸がじーんとしない限り叶わないし、じーんとすれば、いかなる願いも叶う。

そう言えば、私は、今年のマジカルミライ(初音ミクさんのライブ&企画展)のライブチケットの1次抽選の時、理由は分かっていたが、チケットが当たった時のことを考えても胸がじーんとこなかったのだ。
すると、全部落選した。2次抽選も同じだった。
だが、プレイガイド抽選で、1つの公演のSS席一択で申し込んだ時、やっとじーんとした。そしたら、当然のように当選した。
で、どうやったらじーんとするかというと、やっぱり、ロマンが必要なのだ。
作り物のロマンでも良い。
それには、心地よい風に吹かれているとか、神秘的な夕陽に照らされているとか、夜空の星に親しみを持って見られているなどと考えながら願いについて想うと、意識の周波数が上がり、じーんとくるものなのだ。
他にも、いろいろ方法はあるが、これも試してみると良いと思う。
他には、たとえば、好みの音楽、絵画、小説、郷愁を感じる民族的な物語などにも、魂の周波数を上げてくれる力がある。








  
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