私の世界はひどい状況だが、皆さんの世界はどうだろう。
私の世界がひどいことになっていると気付いたのは、やはりパンデミックあたりからである。
ここらは、多くの人と同じかもしれない。
もちろん、実際は、ずっと前から異変が起こっているのだが、私も見過ごしていたのだ。
「まずいな」と思ったのは、2020年のアメリカ大統領選挙で、トランプが7400万票という空前の得票をしながら、バイデンが8100万票を得て当選ということが公然と行われたことだ。
その後は、あまりに多くのことが、露骨に行われている。
日本と言うより、日本国民が標的にされていることも明らかだ。
先進国の中で、パンデミックに対し、国民へのまともな支援が行われなかった国は日本だけだ。
計画的に引き起こされ、継続させられている、ロシアとウクライナの戦争は、まだ最終事態ではない。
これが、私の世界の状況で、かなり深刻というか末期的である。

言ってみれば、広い部屋の中に沢山のロボットがあり、それらのロボットに対し、一斉に指令信号が送られたような感じだ。
その指令信号により、全てのロボットが同じ行動をするが、その中で、指令信号に従わないロボットが出現する。
大半のロボットが指令信号に従えば、全てのロボットが停止する事態になるが、指令信号に従わないロボットが一定数以上になれば、ロボット達は活動し続ける。
指令信号を出した者としては、いつまでロボット達が活動し続けるか関心を持って見ているし、おそらく、活動継続を期待している。
地球も同じ状況で、人間がこのロボットだ。
モラル、良心、道徳、思いやり・・・とりあえず、モラルで代表するが、モラルを消す信号が送られ、大半の人間はモラルを失いつつある。
しかし、その信号に従わない者が増えれば、地球は沈黙に至らない。
偶然かもしれないが、2012年のアニメ映画『009 RE:CYBORG』が、だいたい、この状況を描いているように思う。
この映画の中で、009ことジョーが、その指令信号を受けながら抗って見せる。
やはり2012年のアニメ『Another』も、それと似たことが描かれていたが、最後はちょっとおかしくなった。小説は続編があるようなので、また確認するが。

指令信号に逆らい、モラルを保つ者は、案外に安全なのである。
一方、指令信号に従う者(モラルを捨てる者)ほど、早く破滅する。しかし、そう感じないばかりか、モラルをなくした方が生き残れると感じるので、積極的にモラルを捨てる愚か者が多い。
支配層は、指令に従っても、自分と家族は生き残れるのだと錯覚しているが、一番ひどいことになる。
とりあえず、モラルを消そうとする働きかけを拒絶すれば良いのだが、過去の歴史では、それが出来ない者が多かった。
しかし、もう次はないと見て良いだろう。








  
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