腕立て伏せやスクワットを行うと、身体だけなく、心も鍛えられる。
一方、念仏や真言を唱えると、心が浄化され、霊が磨かれる。
本来は、人間は、後者の霊的な行をやれば、現実創造の力を得るが、実際は、ある程度の身体や心の鍛錬も必要である。
しかし、両方の鍛錬をやるのは、なかなか大変である。
本物の武術のような荒行をやれば、両方の鍛錬が出来るが、それは、普通の人には難しい。
そこで、ヨーガや気功なども同じと思うが、負荷が軽く、自然な動きの行を、トータルとして長時間繰り返すことで、荒行の修行者と同じ、いや、それ以上の成果を期待出来る。
その易しい方法が、いつもご紹介する腕振り運動や四股踏み運動で、これだけで、あらゆるものが得られる。
霊的に磨かれるので幸運に恵まれ、心が純化されるので、やるべきことは知らぬ間にやってしまう。
克己、努力、忍耐は不要である。

腕振り運動や四股踏み運動に、完全に正しいやり方などというものはない。
それは、腕立て伏せやスクワット、あるいは、ランニングやウォーキング・・・実際、あらゆる運動がそうである。
まして、負荷が軽く、肉体鍛錬を主眼としているわけではない腕振り運動や四股踏み運動なら、なおさらそうで、自然さを心掛けて、淡々と丁寧にやり、そして、自分で工夫していけば、自ずと、どんどん良くなっていく。
そして、実際のところ、人間のやるあらゆること・・・仕事も家事も食事も会話も、人に優しくすることも、人に厳しく指導することも、あらゆることがそうではないか?
人間には、考える頭があり、想像力や創造力がある。
丁寧に真面目にやっていれば、直観も働き、いかなることでも上手になり、向いていれば名人や達人になれる。

私は、この数日、一日中、腕振り運動と四股踏み運動をやっているが、これらで必要なことは、

・腕振り運動
両腕を同時に後ろに振る。肩の力を抜き、後ろに振る時に少し力を入れ、惰性で元に戻す。
後ろに振る時、やや内側に(両手が近付くように)振るのが、効果を上げるコツである。
・四股踏み運動
片足ずつ、足の裏が地面を向いたまま適度に足を上げ、つま先から静かに降ろす。
上体が出来るだけ傾かないようにするが、上体が左右に移動するのは構わない。

で、後は必要に応じて自分で調べて、快適に思うやり方でやれば良い。
両方、あるいは、どちらかを、十分な時間やれば、心の色が変わるような感覚を覚え、奇(くす)しきことが次々起こるようになるが、あまりそれを期待してはならない。
起こるがままにまかせ、少し根気を持ってやれば、やがて、仙人とか魔法使いの誕生である。
参考になる書籍を紹介しておく。
前2つが腕振り運動、後2つが四股踏み運動である。
尚、成就の土台はモラル・・・つまり、放埓(ほうらつ。勝手気まま)に振る舞いたい気持ちに制限をかけることである。無論、無制限に制限を加え、あらゆる欲望を否定するのは間違いであるが、必要なだけの制限を加えることが出来ないうちは何も出来ないだろう。








  
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