テレーゼ・ノイマン(1898~1962)という、ある時から食事を摂らずに生きたドイツ人女性がいる。
彼女は13歳の時に奉公に出され、辛い日々を送っていたが、元々、身体が丈夫で、男勝りの肉体労働が可能だったことで、奉公先で重宝された。
だが、16歳の時、水が入った重いバケツをかついだ時、背中に激痛が走り、手足が動かなくなった。
入院したが回復の兆しがなく、家に戻されたが、いつまでも寝たきりで、しかも、常に激痛に苦しんだ。
そして、さらに、失明までしてしまう。
ところが、妹が、フランスの聖テレジアの墓に触れたというバラの葉を持って来てくれ、それにテレーゼが触れた時、目が見えるようになった。
実は、テレーゼは聖テレジアの熱烈な崇拝者だった。
テレーゼの妹が、テレーゼの手足の包帯の中に、その葉を入れると、テレーゼはたちまち回復し、テレーゼは6年振りに歩き、やがて、完全に健康を回復した。
その後、テレーゼは、飲んだり食べたりすることがなくなった。
このことに関し、医師らの15日に渡る厳密な監視と科学的・医学的調査の末、テレーゼが本当に飲食する必要がないことが肯定された。

飲まず食わずで生き、活動するということは、食物とは別のエネルギーがテレーゼに供給されたということだろう。しかし、そんなエネルギーのことは、一応、現代の科学では不明と言うか、ないものとされている。
中国の気功や仙道で言う気や、インドのヨーガで言うプラーナと呼ばれるエネルギーが、そのような力を持つと言われることもあるが、もちろん、それは科学的に証明されていないし、気やプラーナについて語るいかがわしい者も多いことから、否定的な印象を持つ者も多い。
しかし、武術などで、気の作用を実際に見せる流派があったり、他にも、気やプラーナの存在を証明出来ないまでも、それがあることを示唆することには、かなり成功した例もあると思う。

気とプラーナが、どこまでの働きをするのかは分からないが、誰でも、その存在と力を実感出来る可能性があるのが、このブログでよく取り上げる腕振り運動や四股踏み運動だ。
テレーゼの身体が奇跡的に癒されたように、腕振り運動で奇跡的な治癒が起こったという報告は多い。
また、四股踏みは、筋肉を鍛えるような運動ではないが、これを行うことで、武術で大きな力を発揮するのは、やはり気(合気と言う場合もある)の力であると言われ、四股踏みにより、体内に気が蓄えられ、また、それをうまく動かせるようになるのだと思う。

腕振り運動も四股踏み運動も、いろいろな人がいろいろなやり方を教え、中には、明らかにおかしな方法を教える者もいるが、基本、腕振り運動であれば、肩の力を抜いて、腕を後ろに振ること(前に振る方法もある)、四股踏みであれば、静かに足踏みをするだけのことで、十分に効果があると思う。
私の見解による、四股踏みの良いやり方は、昨日の記事、「足の親指の神秘」に書いた。
腕振り運動に関しては、下にご紹介した書籍(最初の2つ)であれば、だいたい間違いないと思う。
また、四股踏みに関しても、下にご紹介した『月刊秘伝3月号』をご参照いただければ、さらによく分かると思う。
私は、これらの運動で、未知のエネルギーを吸収・同化すれば何が起こるか実験中でもある。
ただ、これらのエネルギーは意思を持つと思われ、少なくとも、モラルを持つことが良い結果をもたらすと私は思う。








  
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