武道、武術で、足の親指を鍛えることを重視することがよくある。
それで、蹲踞(そんきょ)の姿勢をよく取ったり、裸足で、野外・・・特に砂浜を歩いたり、また、しゃがんで何かを行う際には、椅子を使わず、両足、あるいは、片足はかかとを浮かせて行う。
別に武道や武術でなくても、足の親指の力が強いと、速く、美しく動ける。

足の親指は、鍛えると良いと言うよりは、むしろ、鍛えないと良くないのだと思う。
おそらく、身体や心の潜在力は、足の親指と大いに関係している。
しかし、昔なら、日本では、下駄や草履を履くことで足の親指が鍛えられたが、今は、ほとんど足の親指を鍛える機会がない。

腕振り運動をする際、足の指で床を掴むように立つことを勧める者がいるが、これも、足の親指の力を鍛えることのメリットを知っているからである。
そして、最近、私がよく紹介している、大東流合気柔術式の四股を基にした四股踏み運動は、足の親指を鍛えるのに、これ以上はないほど最適なのである。
だから、これを熱心にやれば、超人的な足腰の力を得られる可能性があることもうなづけるのである。

正式な大東流合気柔術式四股というのは、存在しないと私は思っている。
この武術の上位者でも、四股のやり方は、個々でまるで違うからだ。
ただ、四股踏みで大切なのは、「上体を鉛直(重力の方向。即ち、水平に対する垂直)に保つ」「足を下ろす時はつま先からそっと」で、乱暴に言えば、この2つを守れば、好きなようにやれば良いと思う。
私が、長くやっている中で、今のところベストと思うのは、
(1)足を平行に少し開いて立つ。両足の外側が肩幅程度で良いが、極端でなければ好きな開き方で良い。
(2)腰の高さは一定にする。腰を落とすほど負荷は大きくなる。好きな腰の高さでやれば良いが、あまり腰を落としてはならず、普通は少し膝を緩める程度に腰を落とす。途中で腰の高さを変えても良い。
(3)片足のかかを浮かせる。つま先は床につけたまま。上体は鉛直に保つ。
(4)かかとを静かに降ろし、次に、反対側の足のかかとを上げる。
である。
かかとを上げた足の親指に少し力(体重)をかければ、親指が反発して力が入る。それで親指が鍛えられる。かける力は、少しで良い。
軽い運動であるから、1時間くらいは問題なくやれると思うので、出来れば10分以上やる。長ければ長いほど良い。ただ、短くてもやらないよりはマシである。

足の親指を鍛えると、根幹から身体が強くなり、身体が効率的に動き、自然、無駄な肉もつかず、ダイエットにもなると思う。
気が充実することから、生命エネルギーが活性化し、元気になったり、若返ったり、病気が治るといったことも、十分あり得ると思う。
腕振り運動と組み合わせると、素晴らしい効果があると思う。








  
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