私がまだ、時々、テレビを見ていた頃だから、十年以上前かもしれない。
ヨーロッパのクラブで活躍しているプロサッカー選手がテレビのトーク番組に出演していたが、その中で、トレーニングの話になった。
その選手は、腹筋運動が好きだと言う。
それで、司会者が、「何回くらいするのですか?」と尋ねたが、その司会者も、視聴者も、数千回とか、少なくとも、千回以上の答を期待したと思う。
肉体美が売り物の男性芸能人に、そのくらいやっているとアピールする人が何人かいたと思う。
しかし、そのプロサッカー選手は、あっさりと「20回」と言い、司会者は、態度には出さなかったが、戸惑いや落胆を隠すような笑顔をした。
以前勤めていた会社に、素晴らしい体形をした男性社員がいたが、聞けば、彼は、高校野球のエース(チームでトップの先発ピッチャー)だったと言う。
彼は、夏に半袖シャツを着ていると、恐ろしく太い腕が目立ったが、それでも、高校時代と比べれば、随分細くなったという。
私は彼に、「腕立て伏せはやっていたか?」と尋ねると、やっていたと言う。
それで、何回やったかと聞くと、これも、あっさりと「10回」と言った。
また、中年になっても、すらりとした体形の男性と親しかったが、学生時代のスポーツの経験を聞くと、合気道の有段者であることが分かった。
それで、彼にも、腕立て伏せのことを聞いたら、「1回でもいい」と言う。
男性であれば、10回程度の腕立て伏せをやったことは、大抵あるのではと思う。
しかし、昔、テレビ番組内で、普通の大学生に腕立て伏せをやらせていたが、まともに10回出来る者がほとんどおらず、司会者が「これは意外ですね」と言っていた。しかし、きちんとした形の腕立て伏せを10回出来る者は、一番可能性のある高校生や大学生でも、あまりいないと思う。
私の場合、フルレンジという、完全な形の腕立て伏せ(身体を真っすぐに保ち、胸を床ぎりぎりまで落とし、腕を完全に伸ばす)で、10回くらいから、ややきつくなる。
大相撲の横綱だった千代の富士も熱心にやっていた、ショートレンジ(振幅十数センチ程度)の腕立て伏せなら、私は、50回程度までは、そんなに苦しくなく、毎日、連続200回以上やっていたこともある(肩を壊してやめた)。
それで、フルレンジで、何回までなら、楽・・・というか、気持ち良いと感じるか試したら、3回だった。
よって、腕立て伏せは、3回しかしないことにした。ただし、気が付けば、いつでもやることにしているが、気持ちが良いのだから、積極的にやっている。
男性なら、1回位は気持ち良く出来るだろうし、女性でも、膝をついてやれば、やはり1回なら気持ち良いと思う。
もし、1回も出来ないなら、テーブルや机の上など、やや高い位置に手を付ければ、出来ると思う。
それでも駄目な場合、壁から数十センチ離れて、壁に向かって立ち、壁に手をついてやれば、出来るだろうし、それなら、非力でも、ある程度の回数までは気持ち良く出来ると思う。
運動は、気持ち良い範囲で良く、それでこそ、健康増進が出来る。
どうも、特に日本人は、運動は、キツいほど立派、苦しくなければならないという、奇妙な思い込みがあるようだ。
だが、苦しい運動はストレスになり、かえって不健康になる場合が多いと思う。
NHKの筋トレ番組で、腕立て伏せを指導していたが、フルレンジの腕立て伏せを「腕を伸ばしたところで休まず、すぐ曲げる」といった、いじめのようなやり方だった。
この番組では、筋骨隆々たる男性3人がやっていたが、10回に達し、苦しい感じになっていても、指導者は、「後5回、ペースを落とさずやり抜きましょう」と言うが、こんな馬鹿みたいにキツい運動、視聴者のどれだけが出来るか疑問だし、出来たって、こんなシンドい運動が続くはずがない。
いったい、何のためにこんな番組をやるのか疑問だった。
やはり、NHKは見る必要がない(笑)。
受信料を取りたいなら、頭を使って、意味ある番組を作れよ・・・と少し思った(笑)。
最も良い運動は、歩くことだが、適度に歩いて、顔をしかめるほど苦しいはずがない。
スクワットなら、腕を胸の前でクロスする「イヤンのポーズ」(笑)で、背筋を伸ばして、膝が水平になるまで曲げるなんてやり方なら、1~3回で十分だろう。
顔を上げることだけを注意した、短い振幅のスクワットでも、ゆっくりと、気持ち良いと思う回数でないと、長く続かない。
しかし、やはり、運動は、腕振り運動が良い。
腕振り運動を毎日やると、健康になり、無意識と親しくなって能力が高くなり、超能力者になり、願いが叶うようになると思う。
腕振り運動は、肩の力を抜き、楽にやることが肝心で、そのように正しくやれば、初めてでも500回くらいで疲労困憊などするはずがない。
そうでないなら、余計な力が入り過ぎているのである。
よって、誰でも一度に200~300回は出来、慣れてきたら、1日トータルで2000~3000回以上を続ければ、予想しなかった不思議な効果を感じると思う。
ところで、怒られるかもしれないが、『プリズナー・トレーニング』に載っている運動を、例えば、20回と指定されているところを1~5回でやれば丁度良いと思う。
我々は別に、刑務所で、監視人や他の囚人を叩きのめす必要はないのだから(笑)。
ヨーロッパのクラブで活躍しているプロサッカー選手がテレビのトーク番組に出演していたが、その中で、トレーニングの話になった。
その選手は、腹筋運動が好きだと言う。
それで、司会者が、「何回くらいするのですか?」と尋ねたが、その司会者も、視聴者も、数千回とか、少なくとも、千回以上の答を期待したと思う。
肉体美が売り物の男性芸能人に、そのくらいやっているとアピールする人が何人かいたと思う。
しかし、そのプロサッカー選手は、あっさりと「20回」と言い、司会者は、態度には出さなかったが、戸惑いや落胆を隠すような笑顔をした。
以前勤めていた会社に、素晴らしい体形をした男性社員がいたが、聞けば、彼は、高校野球のエース(チームでトップの先発ピッチャー)だったと言う。
彼は、夏に半袖シャツを着ていると、恐ろしく太い腕が目立ったが、それでも、高校時代と比べれば、随分細くなったという。
私は彼に、「腕立て伏せはやっていたか?」と尋ねると、やっていたと言う。
それで、何回やったかと聞くと、これも、あっさりと「10回」と言った。
また、中年になっても、すらりとした体形の男性と親しかったが、学生時代のスポーツの経験を聞くと、合気道の有段者であることが分かった。
それで、彼にも、腕立て伏せのことを聞いたら、「1回でもいい」と言う。
男性であれば、10回程度の腕立て伏せをやったことは、大抵あるのではと思う。
しかし、昔、テレビ番組内で、普通の大学生に腕立て伏せをやらせていたが、まともに10回出来る者がほとんどおらず、司会者が「これは意外ですね」と言っていた。しかし、きちんとした形の腕立て伏せを10回出来る者は、一番可能性のある高校生や大学生でも、あまりいないと思う。
私の場合、フルレンジという、完全な形の腕立て伏せ(身体を真っすぐに保ち、胸を床ぎりぎりまで落とし、腕を完全に伸ばす)で、10回くらいから、ややきつくなる。
大相撲の横綱だった千代の富士も熱心にやっていた、ショートレンジ(振幅十数センチ程度)の腕立て伏せなら、私は、50回程度までは、そんなに苦しくなく、毎日、連続200回以上やっていたこともある(肩を壊してやめた)。
それで、フルレンジで、何回までなら、楽・・・というか、気持ち良いと感じるか試したら、3回だった。
よって、腕立て伏せは、3回しかしないことにした。ただし、気が付けば、いつでもやることにしているが、気持ちが良いのだから、積極的にやっている。
男性なら、1回位は気持ち良く出来るだろうし、女性でも、膝をついてやれば、やはり1回なら気持ち良いと思う。
もし、1回も出来ないなら、テーブルや机の上など、やや高い位置に手を付ければ、出来ると思う。
それでも駄目な場合、壁から数十センチ離れて、壁に向かって立ち、壁に手をついてやれば、出来るだろうし、それなら、非力でも、ある程度の回数までは気持ち良く出来ると思う。
運動は、気持ち良い範囲で良く、それでこそ、健康増進が出来る。
どうも、特に日本人は、運動は、キツいほど立派、苦しくなければならないという、奇妙な思い込みがあるようだ。
だが、苦しい運動はストレスになり、かえって不健康になる場合が多いと思う。
NHKの筋トレ番組で、腕立て伏せを指導していたが、フルレンジの腕立て伏せを「腕を伸ばしたところで休まず、すぐ曲げる」といった、いじめのようなやり方だった。
この番組では、筋骨隆々たる男性3人がやっていたが、10回に達し、苦しい感じになっていても、指導者は、「後5回、ペースを落とさずやり抜きましょう」と言うが、こんな馬鹿みたいにキツい運動、視聴者のどれだけが出来るか疑問だし、出来たって、こんなシンドい運動が続くはずがない。
いったい、何のためにこんな番組をやるのか疑問だった。
やはり、NHKは見る必要がない(笑)。
受信料を取りたいなら、頭を使って、意味ある番組を作れよ・・・と少し思った(笑)。
最も良い運動は、歩くことだが、適度に歩いて、顔をしかめるほど苦しいはずがない。
スクワットなら、腕を胸の前でクロスする「イヤンのポーズ」(笑)で、背筋を伸ばして、膝が水平になるまで曲げるなんてやり方なら、1~3回で十分だろう。
顔を上げることだけを注意した、短い振幅のスクワットでも、ゆっくりと、気持ち良いと思う回数でないと、長く続かない。
しかし、やはり、運動は、腕振り運動が良い。
腕振り運動を毎日やると、健康になり、無意識と親しくなって能力が高くなり、超能力者になり、願いが叶うようになると思う。
腕振り運動は、肩の力を抜き、楽にやることが肝心で、そのように正しくやれば、初めてでも500回くらいで疲労困憊などするはずがない。
そうでないなら、余計な力が入り過ぎているのである。
よって、誰でも一度に200~300回は出来、慣れてきたら、1日トータルで2000~3000回以上を続ければ、予想しなかった不思議な効果を感じると思う。
ところで、怒られるかもしれないが、『プリズナー・トレーニング』に載っている運動を、例えば、20回と指定されているところを1~5回でやれば丁度良いと思う。
我々は別に、刑務所で、監視人や他の囚人を叩きのめす必要はないのだから(笑)。
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