催眠状態になれば(つまり、無意識が心身を支配すれば)、限りなく高い能力を発揮出来ることを私が理解したのは、中学1年生の時だった。
たとえば、ある大空手家の有名なパフォーマンスに、十円硬貨などのコインを指で折り曲げるというものがあり、これは、科学的には、人間に可能と不可能のギリギリの境界にあることらしい。
つまり、その大空手家は、もしかしたら、人類を超える能力を持っていたのかもしれないわけだ。
しかし、催眠状態では、誰でもこれが出来てしまうらしい。
ある、お金さえ出せば誰でも受講出来るセミナーで、受講者全員に、素手で自然石を叩き割るとか、電話帳(いまどき、あまり見ないが)を素手で引き裂くといった、超人的な人間にしか出来ないパフォーマンスをやらせていた。これも、自己催眠状態に入る、あるいは、無意識を表出させるテクニックを活用しているのだろう。
海外で有名なものでは、アンソニー・ロビンズが昔やっていた、セミナー受講者に火渡り(燃えている炭の上を素足で歩く)をさせるものがある。
何度も書いたが、私の場合、こういったこととは違うが、人間に不可能なパフォーマンスを小学生の時から散々やっていた。私は、自己催眠のテクニックを、誰にも教えられずに使えたのだろう。
精神科医で、自分や他人を催眠状態に導く能力が異常に高かったのがミルトン・エリクソンで、彼の治療実績も抜群だった。
エリクソンの催眠技術を研究し、活用したのが、リチャード・バンドラーが開発したNLP(神経言語プログラミング)だった(今のNLPはどうか知らないが)。
そして、エリクソンといい、バンドラーといい、重要なことは、一瞬で催眠状態にすることで、大半の催眠術の使い手のように、時間をかけることをしない。
子供の時から催眠技術を使っていた私には分かるが、催眠は、一瞬でやってこそうまくいくし、実用的なのだ。
無意識に入る鍵は呼吸だ。
呼吸は、心臓や胃等の働きと同じく、自動で行われるが、呼吸だけは意識で制御出来る。つまり無意識に意識が介入出来る。
だが、意識が呼吸を無理に支配しても、あまり良い結果にはならない。
禅では、そんなことが分かっていたので、呼吸を数えることにしたし、仙道では、呼吸を観察することにした。
ちょっと難しいことを言えば、超能力を発揮するには、呼吸が自然に止まるようにやることが必要だ。
感動した時や、驚いた時には、自然に呼吸が止まるが、そんな状態を、意図的に起こすのである。
それが出来る能力があるかないかが、超能力者と凡人の違いなのである。
やり方は分かるが、無闇に教えて良いものか、疑問にも思う。
ただ、ごく当たり前の方法としては、好きなことに没頭することだ。ただし、本当に没頭出来るほど好きでないといけない。
無意識に入る訓練としては、やはり腕振り運動が良く、達磨も、超能力まで考えたかどうかは知らないが、健康法と言うよりは、能力開発法として考案したのではと思う。
つまり、意識せずに腕が振れるようになれば、もう、無意識に入っているのである。
それを習得するには、そこそこ時間がかかると思う。
毎日、励まれんことを。
たとえば、ある大空手家の有名なパフォーマンスに、十円硬貨などのコインを指で折り曲げるというものがあり、これは、科学的には、人間に可能と不可能のギリギリの境界にあることらしい。
つまり、その大空手家は、もしかしたら、人類を超える能力を持っていたのかもしれないわけだ。
しかし、催眠状態では、誰でもこれが出来てしまうらしい。
ある、お金さえ出せば誰でも受講出来るセミナーで、受講者全員に、素手で自然石を叩き割るとか、電話帳(いまどき、あまり見ないが)を素手で引き裂くといった、超人的な人間にしか出来ないパフォーマンスをやらせていた。これも、自己催眠状態に入る、あるいは、無意識を表出させるテクニックを活用しているのだろう。
海外で有名なものでは、アンソニー・ロビンズが昔やっていた、セミナー受講者に火渡り(燃えている炭の上を素足で歩く)をさせるものがある。
何度も書いたが、私の場合、こういったこととは違うが、人間に不可能なパフォーマンスを小学生の時から散々やっていた。私は、自己催眠のテクニックを、誰にも教えられずに使えたのだろう。
精神科医で、自分や他人を催眠状態に導く能力が異常に高かったのがミルトン・エリクソンで、彼の治療実績も抜群だった。
エリクソンの催眠技術を研究し、活用したのが、リチャード・バンドラーが開発したNLP(神経言語プログラミング)だった(今のNLPはどうか知らないが)。
そして、エリクソンといい、バンドラーといい、重要なことは、一瞬で催眠状態にすることで、大半の催眠術の使い手のように、時間をかけることをしない。
子供の時から催眠技術を使っていた私には分かるが、催眠は、一瞬でやってこそうまくいくし、実用的なのだ。
無意識に入る鍵は呼吸だ。
呼吸は、心臓や胃等の働きと同じく、自動で行われるが、呼吸だけは意識で制御出来る。つまり無意識に意識が介入出来る。
だが、意識が呼吸を無理に支配しても、あまり良い結果にはならない。
禅では、そんなことが分かっていたので、呼吸を数えることにしたし、仙道では、呼吸を観察することにした。
ちょっと難しいことを言えば、超能力を発揮するには、呼吸が自然に止まるようにやることが必要だ。
感動した時や、驚いた時には、自然に呼吸が止まるが、そんな状態を、意図的に起こすのである。
それが出来る能力があるかないかが、超能力者と凡人の違いなのである。
やり方は分かるが、無闇に教えて良いものか、疑問にも思う。
ただ、ごく当たり前の方法としては、好きなことに没頭することだ。ただし、本当に没頭出来るほど好きでないといけない。
無意識に入る訓練としては、やはり腕振り運動が良く、達磨も、超能力まで考えたかどうかは知らないが、健康法と言うよりは、能力開発法として考案したのではと思う。
つまり、意識せずに腕が振れるようになれば、もう、無意識に入っているのである。
それを習得するには、そこそこ時間がかかると思う。
毎日、励まれんことを。
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