腕振り運動を毎日何千回もやっていると、自分がどんどん馬鹿になっていくのが分かる(笑)。
腕振り運動をやりながら思い出すのが楽しいのは、映画『フィレスト・ガンプ』で、フォレストがひたすら走る姿だ。
私は、走ることに向いてなかったが、向いていたら走っていたかもしれない。
ひたすらやる、淡々とやる、延々とやる・・・これは馬鹿でないと出来ないことだ。
馬鹿の反対の利口とは、動かすに小知を振りかざす愚か者である。
馬鹿は愚かではないが、愚かでないことを目指しているわけではない。
馬鹿も、最初は強制とか、仕方なくといった、外からの働きかけや、必要から始まることが多い。
徳川家光は子供の時、部屋の中に立てた杭(くい)の頭を、毎日ひたすら木刀で打ったらしいが、これは、彼の師であった柳生宗矩にやらされたことだった。
だが、やがて、自主的に淡々とやるようになり、立派な馬鹿になっていったのだ。
1920年に日本人で初めて全英テニス選手権(ウィンブルドン)大会に出場し、何とベスト4に入った清水善造(しみずぜんぞう)のスイングフォームは変わっていた。
なぜそんなスイングになったのかというと、学生の時、毎日ひたすら、釜で草を刈っていて、その草刈りの動きがそのままスイングのフォームになったのだ。
きっと、彼は、最初は、あまり楽しくなく草刈りをしていたが、そのうち、何も考えずに淡々と、毎日、何時間もやっていたのだろう。
清水は、ウィンブルドン大会で、転んだ相手に、やわらかい(緩い)ボールを返した、飛び抜けた馬鹿だったようだ。
映画『ベン・ハー』で、貴族だったユダは奴隷に身を落とし、ガレー船を漕がされる。ユダは大勢の奴隷達と共に、足を鎖でつながれ、強制的に毎日長時間ガレー船のオールを握り、漕がされた。ユダは、そうするしかなかったが、やがて、淡々と漕いでいたに違いない。
そして、ガレー船から解放され、時が流れ、旧友メッセラとの戦車対決で、ユダはガレー船で鍛えた力で勝利を飾る。
フォレスト・ガンプは、大勢のいじめっ子達に追いかけられ、捕まったらひどい目に遭わされたに違いないが、彼は脚が悪くて脚装具を付けていた。
だが、唯一の友達であったガールフレンドのジェニーが「逃げて!」と叫んだことで、フォレストは走れるようになり、さらに、いじめっ子達からひたすら逃げて走るうちに、走ることが得意になった。この走る能力のおかげで、フォレストは良い人生のスタートを切り、そして、成功した。
法然は、元々は賢かった。神童とさえ言われた。
しかし、利口では人を救えないことを思い知り、ひたすら念仏を唱えるようになった。
賢かった法然が、ついに、馬鹿のスキルを手に入れ、彼は菩薩のようになった。
私は、腕振り運動をやる時、これらの馬鹿・・・特に、愛すべき大馬鹿であるフォレスト・ガンプが走る姿を思い浮かべることがある。
そうすれば、元気で腕振り運動をやれるのである。
昨日の腕振り運動は6400回だった。
どんどん馬鹿になっていく(笑)。
腕振り運動をやりながら思い出すのが楽しいのは、映画『フィレスト・ガンプ』で、フォレストがひたすら走る姿だ。
私は、走ることに向いてなかったが、向いていたら走っていたかもしれない。
ひたすらやる、淡々とやる、延々とやる・・・これは馬鹿でないと出来ないことだ。
馬鹿の反対の利口とは、動かすに小知を振りかざす愚か者である。
馬鹿は愚かではないが、愚かでないことを目指しているわけではない。
馬鹿も、最初は強制とか、仕方なくといった、外からの働きかけや、必要から始まることが多い。
徳川家光は子供の時、部屋の中に立てた杭(くい)の頭を、毎日ひたすら木刀で打ったらしいが、これは、彼の師であった柳生宗矩にやらされたことだった。
だが、やがて、自主的に淡々とやるようになり、立派な馬鹿になっていったのだ。
1920年に日本人で初めて全英テニス選手権(ウィンブルドン)大会に出場し、何とベスト4に入った清水善造(しみずぜんぞう)のスイングフォームは変わっていた。
なぜそんなスイングになったのかというと、学生の時、毎日ひたすら、釜で草を刈っていて、その草刈りの動きがそのままスイングのフォームになったのだ。
きっと、彼は、最初は、あまり楽しくなく草刈りをしていたが、そのうち、何も考えずに淡々と、毎日、何時間もやっていたのだろう。
清水は、ウィンブルドン大会で、転んだ相手に、やわらかい(緩い)ボールを返した、飛び抜けた馬鹿だったようだ。
映画『ベン・ハー』で、貴族だったユダは奴隷に身を落とし、ガレー船を漕がされる。ユダは大勢の奴隷達と共に、足を鎖でつながれ、強制的に毎日長時間ガレー船のオールを握り、漕がされた。ユダは、そうするしかなかったが、やがて、淡々と漕いでいたに違いない。
そして、ガレー船から解放され、時が流れ、旧友メッセラとの戦車対決で、ユダはガレー船で鍛えた力で勝利を飾る。
フォレスト・ガンプは、大勢のいじめっ子達に追いかけられ、捕まったらひどい目に遭わされたに違いないが、彼は脚が悪くて脚装具を付けていた。
だが、唯一の友達であったガールフレンドのジェニーが「逃げて!」と叫んだことで、フォレストは走れるようになり、さらに、いじめっ子達からひたすら逃げて走るうちに、走ることが得意になった。この走る能力のおかげで、フォレストは良い人生のスタートを切り、そして、成功した。
法然は、元々は賢かった。神童とさえ言われた。
しかし、利口では人を救えないことを思い知り、ひたすら念仏を唱えるようになった。
賢かった法然が、ついに、馬鹿のスキルを手に入れ、彼は菩薩のようになった。
私は、腕振り運動をやる時、これらの馬鹿・・・特に、愛すべき大馬鹿であるフォレスト・ガンプが走る姿を思い浮かべることがある。
そうすれば、元気で腕振り運動をやれるのである。
昨日の腕振り運動は6400回だった。
どんどん馬鹿になっていく(笑)。
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私も昨日から意を決して腕振り運動を始めました。「名古屋均整整体院」さんのHPを紹介してくださり、やり方がわかったことが始める動機となりました。昨日は200回、今朝は朝日を見ながら500回できましたが途中で私のやり方が間違っているような気がして腕振り後に、ある方の動画を確認したらやはり間違っておりました笑笑。私は前に合わせた両手を左右に水平に開きながら後ろに持っていく、ということを繰り返しておりましたが、床に向かって振り下ろして後ろへ振り上げるのですね。2日目に間違いに気が付いてよかったです。しかもこのやり方の方が楽なので益々やる気が湧いてきました。いつもためになるお話をありがとうございます。