『からだの設計にミスはないー操体の原理』という本があるが、1978年が初版ながら、現在もロングセラーを続けている。
書いたのは、橋本敬三さんという、大正時代に医者になった人で、1993年に亡くなられている。
医者と言っても、橋本さんは、医者になる際、臨床の指導を受けたり、インターンなんてものはなく、学校で学んだだけで、いきなり現場に出て、相当苦労したというより、難しい治療には無力だった。
それで、鍼や按摩や、その他の民間療法の名人を呼んで治療してもらったり、その治療のやり方を教えてもらううちに、そんなロングセラーの本を書くような名治療師になったわけである。
彼のやり方は、おそらく現代医療から見れば間違いも多いだろうが、凄い成果を上げたから有名になったとしか思えない。
私は、随分前にこの本を流し読みし、覚えている箇所は1つだけだったが、それが実に重要であることが最近分かった。
それは、こんな話だったと思う。
ある船員の男が、マストから落ち、甲板に額をぶつけ、打ったところが平(たいら)になっている。つまり、陥没骨折だ。
橋本さんは、これは自分の手には負えないと思ったが、ふと、額と反対側あたりを押さえていくと、ある部分を押した時、その船員は気持ちが良いと言う。
気持ちが良いなら、もっと押せと毎日押していたら、額の骨が出て来た。それを続けていたら、2~3か月で治ってしまった。
その他の治療の経験から、橋本さんは、「気持ちのいいことをするのが一番」と理解し、それで間違いなかったようだった。
ただ、気持ちが良いことと言っても、後味が悪いものは本物ではない。
例えば、美味しいものを食べると気持ちが良いと言っても、食べ過ぎると、確実に気持ち悪いことになる。つまり、後味が悪い。
酒なら、もっとそうだ。ある程度までは、飲むと気持ち良いかもしれないが、限度を超えると気持ち良くないし、後で、気持ち悪くなる。
セックスだって、「一晩中燃えて」なんて言っても、気持ち良いのは最初のうちだけで、翌日は、女(男)を見るのも嫌になる。
幸いに、私は、何の祟りか知らないが(笑)、今月(2021年12月)5日頃から体調最悪になり、腕を自由に動かせないので、頼みの腕振り運動やヒーリングコードも出来ない。
実は、乾癬(かんせん)という、私が幼い頃からの皮膚病(本当は、最初はアトピーだったが、10年程前に乾癬に変わったと思う)が、なぜか強烈にぶり返したのだ(近年はかなり収まっていた)。
この乾癬で、腕の付け根の皮膚の病状が酷く、腕を動かせなかった。
しかも、今回の乾癬は、ほぼ全身に及ぶという、なかなかのものだった。
炎症のためもあるが、入浴後、肌が乾燥すると地獄の苦しみのため(笑)、何日も入浴出来ないこともあった。
もっとも、本人は、この状況を興味深く観察していて、見事に治す秘法を編み出そうと、虎視眈々だった(笑)。
病因に行くなど、もっての他で、そもそも、医者に乾癬は治せない。
医療においては、アトピーにしろ、乾癬にしろ、医者ごとに言うことが違い、正反対のことを言う医者すらおり、また、「いくらなんでもこれは嘘だろう」と素人でも分かる嘘を平気で言う医者もいて、そんな医者が本を書いているのだから、個人的には、医療は全く信用出来ないと思う。
では、橋本式で行こう。
皆さんの、最も気持ちの良い経験とは何だろう?
飲食やエッチなのは、先程書いたように、後味が悪いのでなしにして(笑)。
で、こんなことを思い当たらないだろうか?
男性なら、床屋に行った時、顔の余分な毛を剃る前に、蒸しタオルを顔にかけてくれることがあると思う。
美容院の場合は、シャンプー後に、首に蒸しタオルを当ててくれると思うし、ただ蒸しタオルを渡されるのも、「首に当てて」という意味と思う。シャンプーの時の姿勢で凝った首や肩をほぐすためだ。
いずれにしろ、蒸しタオルを当てると、「物凄く」気持ち良くないか?
丁度、プリンアラモードさんが、29日のコメントで、蒸しタオルを使った治療法である『すごい熱刺激』の本のことを書いてくれたので、「これだ!」と思ってやってみたら・・・治りました(笑)。
しかも、面倒だから、顔(額から目の少し下)に数分、蒸しタオルを当てただけだ。
必ずかどうかは分からないが、悪い部分が沢山あっても、1つの所に蒸しタオルを当てると、他の所も治ってしまうことが多いらしい。
蒸しタオルは、柔らかめのタオルを湿らせて、レンジでチンした(笑)。私の場合、600Wで1分20秒。まあ、それでは、かなり熱いので、ちょっと冷ましてから使ったが。
詳しいやり方は、『すごい熱刺激』をご参照していただきたい。
蒸しタオル・・・確かに、これ以上気持ち良いものは、そうはない。
腕振り運動も、柔術式四股も気持ち良いので、これらも大いにやると良いだろう。
しかし、蒸しタオルが一番だ(笑)。
書いたのは、橋本敬三さんという、大正時代に医者になった人で、1993年に亡くなられている。
医者と言っても、橋本さんは、医者になる際、臨床の指導を受けたり、インターンなんてものはなく、学校で学んだだけで、いきなり現場に出て、相当苦労したというより、難しい治療には無力だった。
それで、鍼や按摩や、その他の民間療法の名人を呼んで治療してもらったり、その治療のやり方を教えてもらううちに、そんなロングセラーの本を書くような名治療師になったわけである。
彼のやり方は、おそらく現代医療から見れば間違いも多いだろうが、凄い成果を上げたから有名になったとしか思えない。
私は、随分前にこの本を流し読みし、覚えている箇所は1つだけだったが、それが実に重要であることが最近分かった。
それは、こんな話だったと思う。
ある船員の男が、マストから落ち、甲板に額をぶつけ、打ったところが平(たいら)になっている。つまり、陥没骨折だ。
橋本さんは、これは自分の手には負えないと思ったが、ふと、額と反対側あたりを押さえていくと、ある部分を押した時、その船員は気持ちが良いと言う。
気持ちが良いなら、もっと押せと毎日押していたら、額の骨が出て来た。それを続けていたら、2~3か月で治ってしまった。
その他の治療の経験から、橋本さんは、「気持ちのいいことをするのが一番」と理解し、それで間違いなかったようだった。
ただ、気持ちが良いことと言っても、後味が悪いものは本物ではない。
例えば、美味しいものを食べると気持ちが良いと言っても、食べ過ぎると、確実に気持ち悪いことになる。つまり、後味が悪い。
酒なら、もっとそうだ。ある程度までは、飲むと気持ち良いかもしれないが、限度を超えると気持ち良くないし、後で、気持ち悪くなる。
セックスだって、「一晩中燃えて」なんて言っても、気持ち良いのは最初のうちだけで、翌日は、女(男)を見るのも嫌になる。
幸いに、私は、何の祟りか知らないが(笑)、今月(2021年12月)5日頃から体調最悪になり、腕を自由に動かせないので、頼みの腕振り運動やヒーリングコードも出来ない。
実は、乾癬(かんせん)という、私が幼い頃からの皮膚病(本当は、最初はアトピーだったが、10年程前に乾癬に変わったと思う)が、なぜか強烈にぶり返したのだ(近年はかなり収まっていた)。
この乾癬で、腕の付け根の皮膚の病状が酷く、腕を動かせなかった。
しかも、今回の乾癬は、ほぼ全身に及ぶという、なかなかのものだった。
炎症のためもあるが、入浴後、肌が乾燥すると地獄の苦しみのため(笑)、何日も入浴出来ないこともあった。
もっとも、本人は、この状況を興味深く観察していて、見事に治す秘法を編み出そうと、虎視眈々だった(笑)。
病因に行くなど、もっての他で、そもそも、医者に乾癬は治せない。
医療においては、アトピーにしろ、乾癬にしろ、医者ごとに言うことが違い、正反対のことを言う医者すらおり、また、「いくらなんでもこれは嘘だろう」と素人でも分かる嘘を平気で言う医者もいて、そんな医者が本を書いているのだから、個人的には、医療は全く信用出来ないと思う。
では、橋本式で行こう。
皆さんの、最も気持ちの良い経験とは何だろう?
飲食やエッチなのは、先程書いたように、後味が悪いのでなしにして(笑)。
で、こんなことを思い当たらないだろうか?
男性なら、床屋に行った時、顔の余分な毛を剃る前に、蒸しタオルを顔にかけてくれることがあると思う。
美容院の場合は、シャンプー後に、首に蒸しタオルを当ててくれると思うし、ただ蒸しタオルを渡されるのも、「首に当てて」という意味と思う。シャンプーの時の姿勢で凝った首や肩をほぐすためだ。
いずれにしろ、蒸しタオルを当てると、「物凄く」気持ち良くないか?
丁度、プリンアラモードさんが、29日のコメントで、蒸しタオルを使った治療法である『すごい熱刺激』の本のことを書いてくれたので、「これだ!」と思ってやってみたら・・・治りました(笑)。
しかも、面倒だから、顔(額から目の少し下)に数分、蒸しタオルを当てただけだ。
必ずかどうかは分からないが、悪い部分が沢山あっても、1つの所に蒸しタオルを当てると、他の所も治ってしまうことが多いらしい。
蒸しタオルは、柔らかめのタオルを湿らせて、レンジでチンした(笑)。私の場合、600Wで1分20秒。まあ、それでは、かなり熱いので、ちょっと冷ましてから使ったが。
詳しいやり方は、『すごい熱刺激』をご参照していただきたい。
蒸しタオル・・・確かに、これ以上気持ち良いものは、そうはない。
腕振り運動も、柔術式四股も気持ち良いので、これらも大いにやると良いだろう。
しかし、蒸しタオルが一番だ(笑)。
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まさかkayさんのブログでお名前を拝見するとはと、驚きました。
まさに今回書いて頂いている通り、操体法は施術中も後味も気持ちが良く、本物の治療•治癒効果があると実感出来るものでしたし、首の痛みを取る為に足を触ったりと、とても興味深い手技•手法が存在したのを覚えています。