ここ2回ほど書いたが、人間というものは、自分で考えているのではなく、自分で考えていると錯覚させられているのである。
これは科学的事実であるらしい。
就職活動をしている者が、A社とB社から内定を受ける。そして、熟考の上、A社に入社を決める。この場合も、本人は自分でA社を選んだつもりだが、実は、選ばされただけなのに、自分で選んだと錯覚しているのである。
「いや、客観的に考えて、明らかにA社が良いと判断出来たからA社にした」
と言うかもしれない。
ところが、
「客観的に考えるとA社が良いが、B社に入ろうと思う」
と言う場合もあるのである。
この場合も、「条件は悪いが、私はB社に入る」と自分で決めたと思ってはいても、やはり、自分で選んだと錯覚しているだけだ。
映画『荒野の7人』で、ガンマンの1人がこんな思い出話をする。
「昔、裸でサボテンの中に飛び込んだ男がいた。そいつに、なぜそんなことをしたのかと聞くと、そいつは言った。その時はそれでいいと思ったと」
この話の中の、
「その時はそれでいいと思った」
は、
「なぜか、その時はそれでいいと思った」
と正確に言うと、それこそが、人間の有り様なのである。
これも、本当のところは、
「その時はそれでいいと思わされた」
のである。
何かにね。
ビル・ゲイツは、ハーバード大学生だった18歳の時、発売されたばかりの史上初のパソコンであるアルテア8080用にBASIC言語を作ったら面白いと思い、マイクロソフト社を立ち上げ、友人のポール・アレンとそれ(アルテア8080用BASIC)を作り、それがヒットして金持ちになった。
続いて、IBMがパソコン用の本格OSを作ってくれないかと相談してきた時、ゲイツはそれを引き受け、既にパソコン用OSを完成していた会社から、そのOSの権利を買い取り、技術者も引き抜いて、そのOSを改良し、新しいOSを完成させた。そして、IBMに、このOSの権利を売り渡さず、パソコンが1台売れる度に、マイクロソフトからOS1つを買うというライセンス販売の契約をした。すると、IBMのパソコンだけでなく、IBMのクローンパソコンも販売数は爆発的に伸び、それらのパソコンが売れれば売れるだけ、マイクロソフトのOSも売れ、ゲイツはとんでもない富豪になった。
時が流れ、IBMが、「次のOSは共同開発しよう」と言ってくると、ゲイツは、なぜか、それを受け入れた。そのOSがOS/2だった。
しかし、OS/2開発と並行して、ゲイツは部下にWindowsを開発させ、OS/2がなかなか普及しない中、Windowsが売れまくり、ゲイツはさらに金持ちになる。ここまで、敗北無しのゲイツだった。
しかし、インターネット時代が始まった時、ゲイツは、インターネットの可能性を低く見て、インターネットにあまり多くの力を注がず、インターネット市場をグーグルやアップルに占領されてしまった。
これらのゲイツの判断も、ゲイツは自分で行ったと思っているが、彼も操り人形に過ぎないのである。
それは、アップルのスティーブ・ジョブズも、グーグルのラリー・ペイジも、そして、メタ(フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグも、テスラのイーロン・マスクも同じである。
では、我々も、ゲイツやジョブズ、あるいは、マスクのように操られたいものであるが、それが、誰にでも良いこととは思えない。
しかし、間違いだらけの選択をさせられ、惨めで悲しい状況ばかり味わうのも御免である。
では、どうすれば良いか?
それはこうだ。
ギャンブルの秘法というものがある。
決して負けない神がかったギャンブラーがいて、彼は滅多に勝負しないが、希に行う勝負はいつも大金がかけられ、そして、彼は勝つのである。
やり方はこうだ。
勝負は一対一。
敵にとって、負けたら破滅するほどの額を賭ける。
そして、ルーレットの赤黒で勝負をするなら、必ず、相手に選ばせる。
敵は、自分で赤を選んだ気になる。
しかし、敵の頭の中の何者かが、彼に赤を選ばせ、それを彼は、自分が選んだと錯覚するのだ。負ける選択を。
お分かりだろうか?
勝とうと思っていると、あなたの操り主は、負ける選択をあなたにさせるのだ。
好奇心を満たそうと思っていると、英知があなたの味方をするのである。
好奇心を満たすことをやる時は、楽しい、面白い、ワクワクする・・・などと感じるものである。
だから、楽しい、面白い、ワクワクすると感じることを第一にすると、あなたの操り主は、幸福になれる選択を、あなたにさせるのである。
これは科学的事実であるらしい。
就職活動をしている者が、A社とB社から内定を受ける。そして、熟考の上、A社に入社を決める。この場合も、本人は自分でA社を選んだつもりだが、実は、選ばされただけなのに、自分で選んだと錯覚しているのである。
「いや、客観的に考えて、明らかにA社が良いと判断出来たからA社にした」
と言うかもしれない。
ところが、
「客観的に考えるとA社が良いが、B社に入ろうと思う」
と言う場合もあるのである。
この場合も、「条件は悪いが、私はB社に入る」と自分で決めたと思ってはいても、やはり、自分で選んだと錯覚しているだけだ。
映画『荒野の7人』で、ガンマンの1人がこんな思い出話をする。
「昔、裸でサボテンの中に飛び込んだ男がいた。そいつに、なぜそんなことをしたのかと聞くと、そいつは言った。その時はそれでいいと思ったと」
この話の中の、
「その時はそれでいいと思った」
は、
「なぜか、その時はそれでいいと思った」
と正確に言うと、それこそが、人間の有り様なのである。
これも、本当のところは、
「その時はそれでいいと思わされた」
のである。
何かにね。
ビル・ゲイツは、ハーバード大学生だった18歳の時、発売されたばかりの史上初のパソコンであるアルテア8080用にBASIC言語を作ったら面白いと思い、マイクロソフト社を立ち上げ、友人のポール・アレンとそれ(アルテア8080用BASIC)を作り、それがヒットして金持ちになった。
続いて、IBMがパソコン用の本格OSを作ってくれないかと相談してきた時、ゲイツはそれを引き受け、既にパソコン用OSを完成していた会社から、そのOSの権利を買い取り、技術者も引き抜いて、そのOSを改良し、新しいOSを完成させた。そして、IBMに、このOSの権利を売り渡さず、パソコンが1台売れる度に、マイクロソフトからOS1つを買うというライセンス販売の契約をした。すると、IBMのパソコンだけでなく、IBMのクローンパソコンも販売数は爆発的に伸び、それらのパソコンが売れれば売れるだけ、マイクロソフトのOSも売れ、ゲイツはとんでもない富豪になった。
時が流れ、IBMが、「次のOSは共同開発しよう」と言ってくると、ゲイツは、なぜか、それを受け入れた。そのOSがOS/2だった。
しかし、OS/2開発と並行して、ゲイツは部下にWindowsを開発させ、OS/2がなかなか普及しない中、Windowsが売れまくり、ゲイツはさらに金持ちになる。ここまで、敗北無しのゲイツだった。
しかし、インターネット時代が始まった時、ゲイツは、インターネットの可能性を低く見て、インターネットにあまり多くの力を注がず、インターネット市場をグーグルやアップルに占領されてしまった。
これらのゲイツの判断も、ゲイツは自分で行ったと思っているが、彼も操り人形に過ぎないのである。
それは、アップルのスティーブ・ジョブズも、グーグルのラリー・ペイジも、そして、メタ(フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグも、テスラのイーロン・マスクも同じである。
では、我々も、ゲイツやジョブズ、あるいは、マスクのように操られたいものであるが、それが、誰にでも良いこととは思えない。
しかし、間違いだらけの選択をさせられ、惨めで悲しい状況ばかり味わうのも御免である。
では、どうすれば良いか?
それはこうだ。
ギャンブルの秘法というものがある。
決して負けない神がかったギャンブラーがいて、彼は滅多に勝負しないが、希に行う勝負はいつも大金がかけられ、そして、彼は勝つのである。
やり方はこうだ。
勝負は一対一。
敵にとって、負けたら破滅するほどの額を賭ける。
そして、ルーレットの赤黒で勝負をするなら、必ず、相手に選ばせる。
敵は、自分で赤を選んだ気になる。
しかし、敵の頭の中の何者かが、彼に赤を選ばせ、それを彼は、自分が選んだと錯覚するのだ。負ける選択を。
お分かりだろうか?
勝とうと思っていると、あなたの操り主は、負ける選択をあなたにさせるのだ。
好奇心を満たそうと思っていると、英知があなたの味方をするのである。
好奇心を満たすことをやる時は、楽しい、面白い、ワクワクする・・・などと感じるものである。
だから、楽しい、面白い、ワクワクすると感じることを第一にすると、あなたの操り主は、幸福になれる選択を、あなたにさせるのである。
| 人気ランキング参加中です |
|

