特別な才能もなく、IQ(知能指数)もさして高くない人が、持っておくことを最も勧められるスキルは何だろう?
それは。間違いなく、誰とでも仲良くなれるスキルだ。それだけあれば、一生、楽にやっていける。
人によっては、「人に好かれるスキル」と言う人もいるが、確かに、嫌われていたら、仲良くなれない。
ただ、若いうちは、ニコニコしてさえいれば、間違いなく好かれる。
なぜなら、誰だって若い時はあったのであり、年配者は、若い人を見ると青春が蘇る感覚があり、それは、悪いものではないからだ。
だが、歳を取ると、ニコニコしている上、謙虚でなければ好かれない。
逆に言えば、優れた人間であっても、威張るやつ、自慢の多いやつは、必ず嫌われる。

ゲーテが、一番戒めていたのが、自慢することだった。
自慢は老人の欠点だが、若者が自慢好きだと、若者の欠点と共に老人の欠点を持つわけだから、どこに行ってもうまくやれないと言うのだ。
ところが、今は自己アピールの時代で、自分を売り込まないと道は開けないと思われている。
しかし、自分を大きく見せようとしたら、大抵、ロクでもないことになる。
確かに、ある事業家が、就職面接で、出来もしないドイツ語やフランス語が出来ると嘘を言って採用され、入社後、苦労はしたが力を付けたという話もあり、その事業家は、「ハッタリは大事だ」と言っていたが、普通の人は、出来ないことは出来ないと言った方が良いだろう。

友達のアイドルオーディションについていった人が採用されたなんて話があり、それは、ついていった方が美人だからというのもあるかもしれないが、自分が採用されようなんて欲望のないところが、好印象を与えたのだ。
面接だとか、オーディションと言っても、余程のレベルでない限り、所詮、採用側の人間の個人的な好き嫌いで決まるのである。
採用担当者への金言として、「嫌いな人を採用しなさい。でないと、自分より優れた人採用出来ない」というものがあるが、そんなことを本当に心掛けて採用する者はいない。
だから、嫌われないためにも、自分を実際より大きく見せようとしてはならないし、かといって卑屈にならないためにも、自分が出来ることを正確に伝えることに大いに頭を使うべきだ。
私の場合、初めは、「読み書き算数は普通に出来ます」程度しかなかったし、やがて、「C言語出来ます。ただし、ファイル処理くらいしか出来ません」で、次が、「C言語とPerl出来ます、どちらででもWebページ作れます」くらいだった。
だが、3つ目の転職で、相変わらず、「読み書き算数は・・・」の人が多い。ただ、それならそれで、その通りに言うしかない。

「私は神様に好かれています」と言う者は、人間には嫌われるし、本当は神様にも好かれていないかもしれない。
一番良いのは、「神様に好かれている」と確信し、それを決して人に言わないことだ。
そういう人は、大物や重要人物に好かれる。確かに、凡人には嫌われるかもしれないが。
しかし、大物にだけ好かれると、その大物がいなくなった時、全く駄目になるかもしれない。
大物に好かれてうまくいっているうちに、謙虚でいて、他の人にも好かれておくと良い。
そうすれば、次の大物はあなたかもしれない。
神様とか宇宙を、意思ある存在と見た場合、あなたは確実に、非常に好かれている。
無限の力のことを、無意識(あるいは潜在意識)とか宇宙の活力と見た場合、それらは、あなたの意思に従う。
それだけ分かっていれば、楽にいくだろう。








  
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