願いが叶った状態がイメージ出来れば願いは叶う。
だが、叶わない人が多いのはなぜかというと、「イメージしようとする」からだ。

イメージは、イメージ脳である右脳で行うものだ。だが、言語脳である左脳が出張ってくると、右脳の活動が停止し、イメージが崩れる。
つまり、願いが叶った状況を、具体的に細かくイメージしようとしたら、「あそこはこんな色で、こんな形で、大きさは・・・」と左脳で考えてしまい、それによって、右脳は活動を止めるのである。
では、どうすれば良いかと言うと、「一瞬でイメージする」ことである。
それには、どうすれば良いかと言うと、「1つの短い言葉」を使う。
例えば、大金が欲しければ、「富」とだけ心で言い、「イメージしよう」とせずに、心に「イメージさせる」のである。
「富」と言ったら、自然にイメージが浮かぶのである。
イメージは一瞬で良い、いや、一瞬でないといけない。
右脳に時間間隔はなく、長時間イメ―ジしようと思ったら、時間感覚のある左脳が優勢となり、それで純粋なイメージは消えるのである。
一瞬なので、意識出来ないが、あなたの右脳は間違いなく優秀なので、ちゃんとイメージしているのである。

サンマーク出版に、『星からの宅急便』『その望みは宇宙がかなえてくれる』という2つの本があるが、どちらも、ベルベル・モーアの同じ本を、同じ翻訳者が、別の時期に訳した本で、なぜ、そんなことをしたのか分からない。前の翻訳が悪かったと思ったのか、読者から「翻訳が悪い」とクレームがついたのか・・・まあ、分からない。
(『星からの宅急便』は2004年、『その望みは宇宙がかなえてくれる』は2008年に翻訳が出版されている)
それはともかく、この本の著者の女性は、たとえば、
「年収1000万円で、身長182cmで、30歳の恋人ちょうだい。期限は2022年2月28日」
と宇宙に「注文」すれば、Amzonに注文した時のような確かさで、望んだものが得られるようである。
だが、普通の人がやると、「身長182cm」というところで、具体的にそれを想像し、左脳を使ってしまうので、右脳のイメージが崩れてしまう。
だから、上のように、願いの内容を決めたら、具体的にあれこれ考えてはいけない。
このことを、著者は、「願ったら忘れること」と表現しているが、この言い方が誤解されるのだと思う。

大作詞家だった阿久悠さんは、息を吸って、自分が作詞した曲がヒットした様子をイメージし、息を吐いたら忘れることで、実現する(実際にヒットする)と言ったようだ。
これもまた、イメージは、右脳に勝手にイメージさせているのであり、自分で細々考えるのではない。
例えば、「ヒット」と一言心で言えば、右脳が勝手にイメージしてくれる。
右脳にイメージさせるのであり、左脳がイメージを作ろうとしてはならない。
「ヒット」と心で言えば、後は、何もしてはならないのである。
心配しなくても、あなたの右脳も超優秀であり、必ずイメージしてくれるのである。
例えば、ガールフレンドが欲しければ、紙に「18歳。158cm。すらりとした美人。優しい」と書けば、それをさらっと見るだけにし、左脳や意思が余計な介入をしなければ、あなたの超優秀な右脳は、すぐに最適なイメージを作り、そのイメージは潜在意識、あるいは、宇宙に送られ、その通りのガールフレンドが出来るのである。








  
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