かなり以前の『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメで、主人公の14歳の少年シンジが乗るエヴァ(エヴァンゲリオン)初号機(巨大ロボット)が「覚醒」する話があった。
エヴァ初号機の肩の装甲版が砕け散った時、赤城博士(女性。30歳)が、
「あれは装甲版ではないの。エヴァ初号機本来の力を封じ込める拘束具なのよ」
と言う。
つまり、なぜか、エヴァ初号機には、その性能を抑える拘束具が付けられ、弱くされていたのである。
そして、その拘束着が砕け、本来の力を取り戻したエヴァ初号機は恐ろしく強かった。

我々も同じで、拘束具を付けられ、本来の力を封じ込められている。
だが、我々に付けられた拘束具は精神的なものだ。
ところで、誰とは言わないが、YouTubeなどで、自分はいかにも覚醒した人間のように、この世の闇の支配者などの、なかなか面白い話をしている者がいるが、そんな者は、ちょっと隠れたことを知っているだけなのだ。
そんな者の中には、元々は「向こう側」(か、その周辺組織)の人間だった者もいて、「向こう側」に居た時に知った、政府のちょっとした秘密を得意げに話すこともあるが、その者には力は全然ないし、大したことは知らないのである。
元「向こう側」(か、その周辺組織)に居たとしても、所詮、小物に過ぎず、だからこそ、「向こう側」の連中も、その者を放置しており、その者が言う程度のことは、バラされても何ともない。
また、やはりYouTubeなどで、宇宙人の関係者みたいな振りをして、「ライトワーカーの皆さん、時は来ました」なんて言ってる者も、元「向こう側」(か、その周辺組織)の下っ端だった程度の者が知っている情報に脚色した話をしているのである。
おそらく、その元「向こう側」(か、その周辺組織)の下っ端だった者から、間接的に聞いた話が元で、全くの嘘ではないかもしれないが、極めて曖昧で、何より、その話し手にも、情報元にも何の力もないし、大したことは知らず、知恵もないので、予測力はない。

2011年に84歳で亡くなったサイババという、奇跡を起こす聖者がいたが、彼が自然死だったかどうかは分からない。
ただ、生前から、彼はメディアからは詐欺師のような者だと宣伝され、特に亡くなってからは、世間的には、そんな評価が定着しているし、そもそも、一般的にはすっかり忘れられている。
彼が、どのレベルだったかは分からないが、「向こう側」の妨害を散々、跳ね除けていたのだから、ただ者ではなかったと思う。
政木和三さんはテレビで、サイババについて、「あのくらいのことは、本来、誰でも出来る」と言われたように、政木さんはもっと上位だったかもしれないが、その政木さんも、ある時から、かき消すようにいなくなり、そして、亡くなられた。

まあ、結局、一般の人々が覚醒することが大切なので、YouTubeでいろいろ言っているのも役に立たない訳ではないかもしれないが、あまりにパワー不足だし、知恵もない。
で、結局のところ、神仏の名を唱えることだ。
真言は、あなたを護り、幸運に導くかもしれないが、最後は、神仏の名に優るものはない。
それと、そのことをどうこうしようと思わなくて良いが、自分が精神的拘束具を付けられていることは自覚した方が良い。
神仏の名を唱えていれば、それを壊してもらえるかもしれない。








  
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