運動が続かないなんて馬鹿げた話など、本来、あるはずがない。
だって、運動って、楽しくてキモチいいはずじゃないか?
なぜ、運動が続かないのかというと、無理な運動をしようとするからだが、世の中には、あなたにとんでもなく無理な運動をさせようとする者ばかりだ。
YouTubeの筋トレだのダイエット運動などの動画は見ないことだ。
あれは投稿者が自慢のためにやっていることで、自慢のためでもなければ、あんなシンドイことは出来ない。
私は、何度か書店で、中高年にスクワットを教える本を何冊か見たが、私なら3日も続かないものばかりだ。
数年前、毎日300回以上のスクワットを5年以上続けていた私ですら(身体を壊したが)、そう思うものを、運動をしてこなかった40代、50代以上の人が続くはずがない。
本には、そんなスクワットを「すぐに数百回やれるようになります」って書かれてあったりするが、やらなくていいから(笑)。

運動であれば、やはり、「易筋経の秘法」腕振り運動を勧める。
自然に立ち、腕を真っすぐ伸ばし、両てのひらを内側に向け、後ろに鋭く振り、前に振る時は力を抜いて惰性で振る。
リラックスして、肩の力を抜き、楽にやれば良いが、丁寧にやることだ。
これを一度に百回程度やれば良いだろう。老人でも出来る。
とにかく、時間があれば、なるべくすぐに立って、この腕振り運動を百回するのである。
時には、逆方向に・・・つまり、後ろから前に振る時に力を入れて振り、前から後ろに振る時は力を抜いてやれば、バランスが取れるし、飽きない。
出来るなら、1日で千回以上やって欲しいし、多ければ多いほど良い。
少なくとも500回はやっていただきたい。
妖精や仙人を目指すなら、3千回以上となる。

腕振り運動だけで運動は十分である。
「え?下半身の運動は?」と言いたいだろうか?
立って腕振り運動をやれば、足腰もちゃんと鍛えられる。
立つことを軽んじてはならない。
英国の特殊部隊の教官によるトレーニング教本に「なるべく立つことだけで素晴らしい運動になる」と書かかれているのを見たこともある。
そして、腕を振りながら、身体を真っすぐ保つことで、腹筋、背筋が鍛えられ、しかも、身体のバランスを保つことで仙骨が調整されて健康になる。
また、腕振り運動をしながら、ヘソのあたりに力を込め、足の親指で床を押すように踏ん張ることで、さらに、腹筋や足が鍛えられるのである。
実は、足の親指とヘソを鍛えることが最も重要なことであり、武道で重視されることも多く、まさに、腕振り運動は運動の王なのである。

さらに、それだけではないのだ。
電波工学の世界的権威であった関英男博士によれば、手のひらを内側に向けて腕振り運動を行うことで、手のひらの間に気が発生し、これが体内に蓄積されて生命力が上がるのである。結果、若返り、運まで良くなる。
関博士は、毎朝2千回の腕振り運動を欠かさず、90歳を過ぎても世界中を駆け回り、世界中から論文を取り寄せて熱心に研究をしていたのである。
また、関博士のレポートによれば、多くの人が、腕振り運動で難病を治し、関博士自身も、胃癌を医療によらずに治したという。
私もまた、医者が全く治せなかったメニエール病と乾癬を、この腕振り運動とビタミンCで治したと思っている。

正直、私は、今も、腕立て伏せやスクワットもやっているが、少しだけだ。
やはり私が主にやっているのは腕振り運動で、これのおかげで、176cm、63kg、ウエスト73cmを、楽々保っている。
ところで、面白いことに、私は腕振り運動を熱心にやっているうちに、身長が2cm縮んだ。
これは、背骨に適切な湾曲が出来たからで、身体の調子が良くなった。
また、仙骨が調整され、骨盤も上がったためか、腰痛が全く消え、脚が数センチ長くなった。
ヨレヨレの仕事着姿で恐縮だが、初音ミクさんと並んだ姿を公開しておく。
★初音ミクさんとKay
ちなみに、ミクさんも私もいかなるサイズの修正もされていない。だが、私の服がヨレヨレだ(笑)。ついでに下半身デブと言われるが、長年スクワットで鍛えたためと思う。

他には、私は、振幅数センチのスクワットや、足踏みと変わらないような軽い四股を踏んでいる。共にとても楽で、気持ちが良いものだ。
このように、運動は、楽で気持ちが良くないと絶対に続かない。

まとめれば、運動のコツは、「軽く楽しく長時間」であるが、世間では「キツく辛い運動を出来るだけ短時間で」というものを勧めたがるようだ。
だが、運動は気持ちいいのだから、ある程度、長い時間しなくてどうするのかと私は思うのだが・・・

最初に書いたが、腕振り運動は、易筋経の秘法で、これは、インドのヨーガが中国に伝わり、仙道などと融合しながら発達した科学的な運動で、武道などにも取り入れられている。
仙道でも、腕振り運動は確固たる地位を持つ運動で、仙人になるための運動でもある。
そりゃ、体内に気を蓄えるのであるから、不思議なことではない。
腕振り運動は動禅(動きながらする禅)とも呼ばれ、じっと座る禅とは別の悟りを開く行法で、むしろ、普通の人には坐禅よりやり易く、これで心を鍛えることで、願い事も叶い易くなる。
まさに、秘法中の秘法であり、シンドイ運動を嫌々やるのと違い、何たる有り難さであろうか。

本当は、関英男博士の『宇宙学序章 グラビトニックス』に、この腕振り運動について詳しく書かれているが、この本は絶版で、古書も高価な場合が多い。
その他の、腕振り運動について書かれた本、そして、大東流合気柔術の四股について書かれた本をご紹介しておく。








  
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