ツイッター上でよく、「これからプログラミングの勉強します」とか「就職するので頑張ります」とツイートする人がいるが、彼らが今後、うまくいくか・・・と言うより、「良い思いが出来るのか」疑問に思うことがある。
どういうことかというと、それらのツイートには、「プログラミングが出来るようになったら良くなる」とか「就職して頑張ったら良くなる」という思い込みが見えるのだ。
そうではなく、「良い状態になったから勉強する」「良い状態になったから働く」でなければ、勉強や勤労が楽しいものにならないのである。
良い状態とは、「運が良い状態」だ。
運が良い時にプログラミングの勉強を始めたら、勉強がはかどるし、勉強をすることで良いことが起こる。
運が良い時に就職したら、職場で良いことが次々に起こって、良い思いが出来るのである。
運が悪い時にプログラミングの勉強をしても、挫折したり、悪いことが起こり易いし、むしろ、ITに弱くなってしまうかもしれない。
運が悪い時に就職したら、職場で嫌な思いをするかもしれない。
だから、まずは、運を良くしなければならない。

で、運を良くする方法は、有名な人や偉い人が、結構良いことも本に書いてくれているが、それらの本は、見栄や偏見が多過ぎて、とてもじゃないが役には立たないものが多い。
良い本であっても、1つの優れたアドバイスに対して、10の余計なことが書かれていて、ウブな読者は、その10に混乱させられて、肝心なことが出来ないのだ。

運を良くするためにすべきことは、たった1つ。
マントラ(真言や呪文等)を唱えることである。
これで終わり。
マントラは何でもよろしい。
「オン、アビラウンケン」でも、「南無阿弥陀仏」でも、「南無観世音菩薩」でも、「アジマリカン」でも、「トホカミエミタメ」でも。
あるいは、般若心経の呪文「ガテー、ガテー、パーラガテー、パーラサンガテー、ボーディ、スヴァーハー」でも。
差はない。
ある高位のお坊様の本に、「真言を唱えるべき時間は」とか、「真言を唱える時の心構えは」とか、「真言を唱える時の姿勢は」とか、いっぱい書かれていたが、全部、必要ない。
ただ、真言を唱えれば良い。
出来るだけ、数多く。
なぜ、そんなことが言えるのかと言うと、私は、まず、子供の時は、それで良い思いばかりしたし、社会人になってからも同じである。
特に、社会人になる前は、中学、高校時代は暗かったし、大学時代はニートだったが(笑)、中学から大学まではマントラを唱えてなかったのだ。
しかし、そんなニートの駄目人間が、いきなりブラック企業デビューしたのに(笑)、堂々通用した・・・というより、不思議ななりゆきで上手くいったのは、たまたま読んだ、中岡俊哉先生の本で、阿弥陀如来真言「オン、アミリタ、テイセイ、カラウン」を覚え、それをずっと唱えていたからだ。
マントラを唱えると、冗談のようにうまくいった。
そして、直観的に、誰がやってもそうなるはずなのである。
マニュアルとしては、やはり、『歎異抄』をお勧めする。
霊験あらたかということの証拠としては、織田隆弘氏の『観音開運法』が参考になるが、個人的には、この本の細かな部分は、あくまで参考にする範囲に留めることをお勧めする。あくまで個人的にだが。
実は、マントラに関して、当を得たことを書いた良い本は、本当にない。
少しは良いことが書かれている本もあるのだろうが、1冊の本になった時点で長過ぎ、余計なことが9割になってしまうのだと思う。

講談社現代新書の『死と生の記録』に、念仏に関する良いお話が、少しだけだが、いくつか書かれている。
特に、肺病にかかって、余命5年を宣告された青年の話が良かった。
念仏だけで覚醒してしまったのだ。その後のことは書かれていないが、おそらく、病気は治ったのではないかと思う。ただし、そうでなくても、この青年は安らかだったはずである。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ