釈迦やイエスは、普通の人相手に、経典や福音書に書かれているような難しいことを教えたのではなく、ごく易しいことを易しい言葉で語ったはずだ。
ジョークだってうまかったはずだ。
でないと、誰も話を聞かない。
だが、彼らは大変だったと思う。
IQ(知能指数)は、時代と共に向上する。以前、誰かのTEDの講演で聞いた覚えがあるが、現代の我々は祖父母の時代よりずっとIQが高いのだそうだ。
そして、釈迦やイエスのIQは150超と推測されるが、現代の文明国の平均IQは105くらいで、釈迦やイエスの時代の一般大衆の平均は90以下と思われる。
本来、IQ150超と90以下では、会話が成立するのも難しい。

ところで、IQは生まれつき固有のものと思っている人が多いと思うが、そうではなく、人間の脳の本来の能力は誰でも非常に高い。
だが、普通の人がそれほどIQが高くないのは、能力に枷がかかっているからである。
その枷とは、誤ったバイアス(思い込み、先入観)や、正しくない思考法のためである。
ほとんどの人は、脳に誤った情報、嘘の情報が、驚くほど多くあり、そういったものが思考を乱し、すっかり馬鹿になってしまっている。
さらに、脳は生命保持の理由かららしいが、無意識的に、誤った強い記憶を持つ機能がある。
例えば、「俺は光り物の魚が駄目なんだ」と言う人がいるが、以前、銀白色の魚にあたったことがあると、銀白色の魚は有害という誤った記憶が自動的に刷り込まれ、銀白色の魚に抵抗を感じて食べられなくなる。こういった変な記憶が、普通の人で少なくとも数百はあるそうだ。
普通の人が馬鹿なわけである。
そして、昔の人ほど、そのような偏見が多かったので馬鹿だったという面もあるが、現代人は現代人で、権力者にいいように洗脳されて馬鹿にされてしまっているのである。

釈迦やイエスの弟子達は、釈迦やイエスに訓練法を教わって、普通の人より頭をぐっと良くした者達である。
しかし、その方法は、正確には伝わっていないように思われる。
とはいえ、釈迦に関しては、八正道などとして、ある程度伝わっており、仏教は能力開発の科学でもある。
ところが、彼ら(釈迦やイエス)自身は秘法とするつもりはなかったが、実は、最上のものはマントラ(真言)なのである。
もちろん、仏教、キリスト教以前からあった、ヒンズー教やユダヤ教(さらにそれ以前)の中でも、秘密の教えの中に必ずマントラがあり、現代まで隠されて伝えられている。
その中では、表向きに伝えられたのが念仏で、結局、これが一番重要と分かっていた中国の道綽や善導、そして、日本の法然によって一般に教えられた。
あるいは、神の名を唱えるナーマスマラナとしても密かに伝えられている。
おそらく、釈迦やイエスの弟子達は、マントラや神の名をひたすら唱えることで、脳のイメージ配列を修復したのであり、仏教やキリスト教の教えの多くは、能力向上の確認のためのものである。
だから、イエスは説教した後、その意味が分からないという弟子達に、「まだお前たちは頭が悪い」と言って不機嫌になったのである。
ただ、イエスに関しては、マントラに関しては、ほぼ全く伝わっていない。

日本における、「トホカミエミタメ」や「アジマリカン」といった、祓詞や神呪と言われるものも、まさに、脳のバイアスを祓うという意味の真言であるのだと思う。
阿弥陀如来真言「オン、アミリタ、テイセイ、カラウン」や観世音菩薩真言「オン、アロリキャ、ソワカ」、弥勒菩薩真言「オン、マイタレイヤ、ソワカ」といったもの、あるいは、神や仏の名を唱えることで、脳のバイアスが消され、頭が良くなる。
少なくとも、マントラを唱えている間は、表や裏の記憶に残ってしまう魔物とも言える情報は入らない。
そして、実際は、マントラは、それらの災禍とも言える精神のガラクタを消してしまい、結果として、単なる知性だけでなく、超能力のようなものも自然に持てると考えられる。
こういったことは、支配者にバイアスがかけられた脳にはおかしく感じるかもしれないが、熱心に試せば分かることである。
ただ、「このマントラが断然一番である」といったようなバイアスを持った者が多いから困るのである。
実のところ、マントラ同士に優劣は全くない。
あるとすれば、好みに合うかどかの一点だけであるので、自分が好きなものを唱えれば良いのである。








  
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