眠っていて夢を見ている時、それが夢だと見破るには、どうすれば良いだろう?
それが分かれば、あなたは魔法の力を手に入れるだろう。

『灼眼のシャナ』(小説、アニメ等)で、主人公の坂井悠二(高1男子)は、敵の魔力で夢を見せられていることに薄々気付いていたが、それを確認しようとしていた。
そこで、コーヒーを持って来てくれた母親に尋ねた。
「母さん、このコーヒー、どこで買うの?」
すると、母親は静かに笑い、
「美味しいわね」
と言う。
悠二は母親が、どこでコーヒーを買っているのかを知らない。
だから、悠二が知らないことを、悠二の夢の中で母親が答えるはずがないというロジックで、悠二は、これが夢だと分かる。
でもまあ、これは実際はおかしい。
自分が知らないなら、母親がどんな答をしても良い訳である。
それはともかく、その後、悠二は、これがもう夢だとほとんど確信した上でだが、高い塔から飛び降りたのは良いやり方だ。
しかし、あなたにそんなことが出来るだろうか?
世界的画家の横尾忠則氏が著書に書かれていたが、横尾氏は夢の中で崖の高い場所にしがみついている時、これが夢だと分かっているのに、手が離せなかったそうだが、それが普通だ。
私も、火事になったビルの屋上に居る夢で、助かるには、隣のビルにロープ伝いで行かなければならないという状況で、これが夢だと分かっているのに、そんな怖いことをしなければならないことにうんざりしたことがある。
つまり、夢の中でも、怖いことは怖いし、嫌なことは嫌なのだ。
夢は夢で、奇妙な統一性があり、犬が電話で話してたって不思議だとは思わないほどの合理性を感じるものなのだ。
だから、夢だと分かったところで、高いところから落ちれば死ぬとしか思えないのだ。

むしろ、崖にしがみついている時は、イエスの教えに従うと良い。
つまり、「神を試すな」である。
崖から手を放さなくて良い。
そして、次は、一休さんの遺言に従う。
つまり、「なんとかなるんじゃないかな」と思うのである。
一休さんの遺言は、「心配するな、なんとかなる」だったと伝えられている。
修羅場をくぐって来た人は、皆言うのだ。
「なんとかなるさ」
と、笑いながら。
なんとかなると思うと、なんとかなるのが世の中だ。
もし、なんとかなると思えないなら、微笑んで「なんとかなる」と言えば良い。頭の中ででも良いから。

で、どうすれば夢だと見破れるかという、最初の問題の答だが、何とそれは、「夢から覚めれば分かる」である。
学校の試験的に考えてはいけない。
だから、夢から覚めてしまえば良いのだ。
覚めれば分かることを、夢の中で悩むなど愚かである。
そして、どうすれば夢から覚めることが出来るかというと、1つは、無茶をすること。
悠二のように、高いところから飛び降りたり、学校や会社のマドンナのスカートでもめくれば良い。
だが、それは、なかなか出来ない。
そこで、微笑みながら「なんとかなる」と思えば(あるいは唱えれば)、夢に綻びが出来る。
夢の綻びが出来ると何が起こるだろう。
私は何度もやったので、3つほど取り上げる。
そして、これらは、現実という夢の綻びであることに注意していただきたい。
現実も夢なのだ。
私は、3歳の時、猫と遊んでいたら、猫がバラバラになって崩れたことがある。
また、6歳の時、近所の子供が地面に倒れた時、頭から大量の血が流れているのに、それを見ている周囲の大人が平然と談笑をしていたことがある。
そして、先々月の20日、アメリカの大統領就任式の数時間前に、YouTubeのライブ放送で、就任式が行われるワシントンの議会議事堂の映像を見ていたら、議会議事堂の周辺の数カ所から煙が上がるのを見た。
全て、現実という夢の綻びである。
私は特別な方法を使ったが、夢、あるいは、現実に綻びを作れば、そんなことが出来る。
そして、簡単には、「なんとかなる」と思えば良いのである。

自信を持てば、夢に綻びが出来るのだ。
まず、微笑むことは、自信を持つことにつながる。
だから、微笑みながら「なんとかなる」と言えば、「なんとかなる」ことに自信が出てくる。
だから、普段から、「なんとかなる」とつぶやくと良い。
そして、「神様の奇跡が起こる」という言葉がまさに、「なんとかなる」の究極形なのだから、いつも、そう唱えると良い。
七田眞氏の『究極の超「右脳」開運法』の、あのホームレスの男性が、「神様の奇跡が起こる」と唱え続けたら、1憶円が、それも2回当たったのは、やっぱり、この現実世界という夢が綻んだのだろうと思う。
「なんとかなる」「心配するな、なんとかなる」「神様の奇跡が起こる」などを1つ、いつも唱えておくと、少し夢が綻び、魔法の力とアクセス出来るのであると思う。








  
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