「引き寄せが出来ない」「引き寄せに失敗する」と言う人がいるが、そんなことはあり得ない。
引き寄せの法則は絶対的であり、常に成功する。
つまり、もしかしたら好ましくはないかもしれないが、目の前の現状こそ、自分の心が引き寄せたものだ。
だが、我々はよく、「こんなことになるとは思っていなかった」等と言う。
そう思うのは、自分が何を考えているのかが分かっていないからである。

人間は、自分の心が分からないものなのだ。
自分こそが最大の謎だと言う賢人は昔から沢山いるのである。
「20世紀最大の詩人」と言われ、ノーベル賞も受賞した、アイルランドの劇作家・詩人であるW.B.イェイツの戯曲『カルヴァリー』で、ローマ兵はイエス・キリストに、
「サイコロが我々の神だ。予期せぬことでさえあれば起こることが最善だ」
と言い、その強さにイエスは屈服する。
これはどういうことかというと、予期せぬことが起こることで、隠れていた自分の思考に気付くことが出来るということかもしれない。
自分の心の闇が表に現れてこそ、自分の心に、そのような闇があることに気付くのだ。
それは不思議なことではない。
つまり、自分の心の中に何があるかなんて、なかなか分からないのだ。
例えば、こんな話はどうだろう?
多くの人が、「キリン」「アサヒ」「サッポロ」と言ったらビールのイメージが、「ヒサミツ」と言ったらサロンパスのイメージが浮かぶ。
そのように、知らず知らずのうちに外部から頭の中にイメージを刷り込まれており、そんな隠された頭の中のイメージが、大人であれば、数百、数千とある。
そして、問題は、その多くがマイナスのイメージであることだ。
学校や会社の中で叩き込まれたマイナスイメージは実に多い。
だから、放っておいたら、それらのイメージが引き寄せを行い続け、あなたの人生は、ますます暗く、憂鬱なものになる。
そういったマイナスのイメージは、長い年月をかけ、繰り返し繰り返し、あなたの頭の中に押し込まれた。
それに対抗するには、十分な数のプラスのイメージを自分に与えることで、マイナスのイメージに打ち勝つしかない。
それには、テクニックなどない。
ただ、数だけが問題なのだ。
簡単に言えば、「お前は弱い」と一万回言われたなら、「私は強い」と十万回言わなければならない。

幸いなことに、プラスのイメージと共にあるプラスの言葉を自分に言うのは、最初は違和感があるかもしれないが、明るいイメージのある言葉なので、やがて楽しくなる。
後は根気だけだ。
淡々と、感情を込めず、ただし、真面目に、暗示の言葉を心でつぶやくと良い。
例えば、「富」という言葉を常に思っても良いし、度々紹介する、「神様の奇跡が起こる」と1日中唱えても良い。
「私にぴったりの彼氏がいる」とずっと唱えれば、いずれそうなる。
ポイントは、やはり、唱える時間、回数の多さである。
「【1月30日記事】祈りの効果を十~千倍アップする」を活用すると、実現に要する時間を大いに短縮することが可能である。
自分にあった言葉や、やり方があるので、その方面の優れた本を参考にすると良いだろう。
以下にも少し紹介する。








  
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