筋力トレーニングの中に、動かずにトレーニングをする、「アイソメトリクス(アイソメトリック運動)」と呼ばれるものがある。
例えば、次のようなものがある。
・動かない物を全力で動かそうとする
・伸びないロープを全力で引っ張る
・合唱した手を互いに全力で押し合う
腕立て伏せや、スクワットの姿勢で静止する運動等は、発揮する力が弱いため、普通、アイソメトリクスとは言わないようだ。

だが、上に挙げたようなアイソメトリクスは、筋肉を鍛えるのに効果的ではあるが、面白みに欠けたり、あるいは、苦痛に感じる場合もあり、よほどの目的意識がないと続かない。
いかなる運動も、長く続けてこそ効果がある。

そこで、私は、筋肉を鍛えるだけでなく・・・というより、むしろ、気(ある種の宇宙エネルギー)を満たすための、静的運動を行っている。
そして、実は、これこそ、身体を総合的に強く、そして、若く、美しくする。
おそらく、進化した美しい宇宙人が実践している運動があるとすれば、こういったものだ。
例えば、あまり宇宙人的ではないが、こんなものを見たことはないだろうか?
ほとんどの場合、行うのは男性だが、やや腰を落として立ち、胸を張り、顔は引き締まっている。
その男性の胸に、角材が叩きつけられるが、その角材が折れ、男性は平気である。
筋肉が固く緊張すると共に、気が満ちているから、このように強靭なのである。
あるいは、無敵の格闘家が、あぐらをかいて座り、お腹をぐっと引き締めると、驚くほどお腹が凹み、そのままで数秒保持する。
これも、筋肉の収縮と共に、気を満たしているのだと思う。
人類最高の天才技術者であった二コラ・テスラも、お腹に力を込める運動で鍛え、60歳を過ぎても超人的な肉体を維持していた。

例えば、こんなふうにやる。
立って、全力に近い力で、両手を握り、胸を張り、お腹を引っ込める。
非常に格好良いポーズだ。
タツノコプロのキャシャーンやガッチャマンといった、体形の美しいヒーローがよく取るポーズのように思う。
自分も、格好良いヒーロー(あるいはヒロイン)になったつもりで、なるべく多くやるのである。
これだけで、みるみる身体が引き締まり、初音ミクさんのような身体になる。

下半身を鍛える私の好きな運動は次のものだ。
立って、やや腰を落とす。
そして、両手を握り、太腿に力を入れ、肛門を引き締める。
この時、自然にお腹が引っ込むが、多少、意識的にお腹を引っ込めても良い。
これも、全力に近い力でやる。

両方とも、ポイントは手を握ることなのである。
手を握る力が、他の部分の力の入り具合を決めるからである。
この2つを、なるべく多くやれば、初音ミクさんのような(ちょっとしつこいが)身体になるだろう。








  
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