この宇宙は、「乱雑さが増す」ように出来ている。
緑色の葉っぱが、赤くなり、そして、茶色くなり、ついには、ボロボロになるようにだ。
赤ん坊の時はプルプルの肌が、子供の時はまだすべすべしていても、十代も半ば過ぎると硬い部分も現れ、中年過ぎるとざらざらになってくる。
美容や栄養管理で、その速さを多少遅くすることが出来ても、やがては老いさらばえる。
それが現実だ。
熱いものは冷たくなり、記憶は薄れ、太陽だっていつかは燃え尽きる。

もし、乱雑さが減少する宇宙があったら面白い。
醒めたコーヒーが、どんどん熱くなり、沸騰して蒸発する。
頭の中に情報がどんどん入って来て、必死に忘れないと、記憶が増え過ぎて大変なことになる。
そんな世界が存在するかもしれない。

永遠に若くあるためには、乱雑さを増大させないようにしなければならないが、科学的にはそれは不可能だ。
(熱力学の第二法則やエントロピー増大の法則に反する)
絶対零度の世界であれば、分子は運動しないので、乱雑さも増大しないが、温度がある限り、乱雑さは増大する。
まして、若返ることは出来ない。
たとえ絶対零度の世界であっても、乱雑さの増大は止められても、乱雑さを逆転させ、秩序ある状態に戻すことは出来ない。

ただ、乱雑さを減少させ、秩序を取り戻す可能性がなくはない。
昔から、悪魔に魂を売って若返ることが出来るという話がある。
まあ、そんなことをしなくても、実際に若返っているように見える人がいる。
あるいは、意識的に自己暗示をかけて若返ったということもある。
そんな時、何が起こっているのだろう?
ごく大雑把に言えば、分子が結び付いていたのが、バラバラになることで乱雑さが増す。
ならば、バラバラになった分子に、もう一度、結びついてもらえば良い。
分子は原子から、そして、原子は、陽子や電子等の素粒子から出来ているが、素粒子は人間の意識とコミュニケーションするものであるという説がある。
もしそうであれば、心の力で、乱雑さを減少、あるいは、停止、さらには、乱雑さを逆転させて秩序を向上させることが出来れば、若返ったり、新しくなったりすることが出来る。

漫画・アニメの『美少女戦士セーラームーン』の中で、土萠ほたるという少女は、意思の力で他人の怪我を治すことが出来、アニメの『エル・カザド』で、エリスという名の少女も、怪我を治したり、意思の力で物体の熱を上げる(分子運動を増大させているのだろう)ことが出来る。
これらは、意思の力で、素粒子に影響を与えて、分子を動かしているのだろう。
アニメ『キャシャーン sins』で、キャシャーンやジンというロボット、あるいは、ロボット犬フレンダ―は、身体が古くならず新しいままで、特にキャシャーンは、傷付いても自然に修復されてしまう。
これも、分子に乱雑さが増大せず、さらには、乱雑さを逆転させて秩序を取り戻すことで実現出来る。
また、ルナという少女の血には、乱雑さを逆転させる力があり、壊れたロボットに血を与えると、勝手に治ってしまう。
まるで夢のような世界であるが、こういった発想は、必ずしも、妄想ではなく、建設的な空想なのであるかもしれない。

『ヒマラヤ聖者の生活探求』の1巻にこんな話がある。
建てられてから数千年も経っている古い廟(寺や神社のようなもの)があるが、それが、建設されたばかりのようにまっさらである。
壊れても、自然に元に戻ってしまうのだそうだ。
さらに、病気の人や、怪我をした人が、その中に入れば、たちまち癒されてしまう。
なぜ、そうなったのかというと、その廟の中では「生命、愛、平和」という言葉以外は使われないのだという。
これらの言葉の波動が、素粒子に影響を与え、分子を秩序ある方向に動かすのであると思われる。
それなら、我々も、「生命、愛、平和」という言葉を頻繁に言うか思うかすれば良いだろうし、他にも、常に、肯定的な言葉を使うべきかもしれない。








  
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