頼まれ事を断り難い人がいると思う。
そんな人は、大抵、損をする。
それは自分でも分かっている。
しかし、断れない。
あなたもそうではないだろうか?
なぜ、断るべき頼みを断れないのかというと、引き受けるか、断るかの、明確な基準を持っていないからだ。
社会的動物である人間は、本質的に他者に貢献するのが好きだし、人に好かれたいし、嫌われたくない。
だから、引き受けるか、断るかの明確な基準がなければ、ずるずる全部引き受けてしまう。
だが、その基準は考える必要がない。考えるまでもないからだ。
正しい基準はこうだ。
「引き受けて気分が良ければ引き受ける」
「引き受けて気分が悪ければ引き受けない」
まあ、よって、大抵の頼まれごとは引き受けないことだ(笑)。
しかし、自分の気分を優先する限り、それで問題はない。
気分が悪くなるようなことを引き受けたりしたら、自分はもちろん、相手にも、そして、周囲の関係する人達にも不利益をもたらす。
だから、誰かがあなたに、「これをやってくれないか?」と言って来た時、それを引き受けることで気分が悪くなりそうなら、
「申し訳ありませんが、出来ません」
と、口調は柔らかく、しかし、はっきり断るのだ。
はっきりノーを伝えると、「なぜ引き受けてもらえないのか?」とは尋ねてこないものである。
だが、こちらがはっきりノーと断っているのに、「なぜ?」と尋ねてきたとしたら、それはルール違反なのである。
そんな相手には、
「特に理由はありません」
と答えれば良いのだが、そうは言い難い場合には、
「自信がありません」
の一点張りで通せば良い。
この理由は嘘ではない。引き受けて気分が悪い依頼に自信がある方がおかしいのである。
とても偉い相手に頼まれた場合なら、断る場合は、最初から、
「申し訳ありませんが、自信がありません」
と、穏やかながら、はっきり言えば良いのである。
実は、相手の気分を悪くさせながら依頼を押し付けるのは、上に立つための秘法なのである。
相手に嫌なことを引き受けさせ、それにより自分は気分が良くなれば、相手の力を削ぎ、自分は強くなるのである。
その理由は、いつも言うが、この宇宙は、「気分が良ければさらに気分が良くなることが、気分が悪ければさらに気分が悪くなることが起こる」という仕組みになっているからである。宇宙は人間の気分に同調するのだからだ。
だから、相手の気分を悪くすれば、相手は強制的に悪い状態になり、自分だけ気分を良くしておけば、以降の力関係は歴然としたものになる。
大昔から、集団の中で、ボスになる者というのは、本能的に、このことを知っていたか、あるいは、親や祖父に、そのことを教わっているのである。
今、これを知ったあなたも同じことが出来る。
しかし、相手の気分を悪くしたら、よほど無理をしないと、自分の気分が悪くなるのが道理なのである。
ある程度の期間は、相手の気分を悪くしても、自分は気分良くいられたとしても、いずれは、そのツケは回ってきて、ある時、自分の気分が最悪になる。
そうして、一時、盛んだった者も、最後は悲惨なことになるのである。
ところで、あなたは人の気分を良くしようなどと思わなくて良い。
自分の気分さえ良ければ、自分に自然に良いことが起こり、それによって、結果的に、自分の好きな人達も気分が良くなるのである。
何より、誰もが、自分の気分は自分が責任を持たないといけないのである。
だが、人間のやるべきことは、自分の気分を良くすることだけなのである。
そんな人は、大抵、損をする。
それは自分でも分かっている。
しかし、断れない。
あなたもそうではないだろうか?
なぜ、断るべき頼みを断れないのかというと、引き受けるか、断るかの、明確な基準を持っていないからだ。
社会的動物である人間は、本質的に他者に貢献するのが好きだし、人に好かれたいし、嫌われたくない。
だから、引き受けるか、断るかの明確な基準がなければ、ずるずる全部引き受けてしまう。
だが、その基準は考える必要がない。考えるまでもないからだ。
正しい基準はこうだ。
「引き受けて気分が良ければ引き受ける」
「引き受けて気分が悪ければ引き受けない」
まあ、よって、大抵の頼まれごとは引き受けないことだ(笑)。
しかし、自分の気分を優先する限り、それで問題はない。
気分が悪くなるようなことを引き受けたりしたら、自分はもちろん、相手にも、そして、周囲の関係する人達にも不利益をもたらす。
だから、誰かがあなたに、「これをやってくれないか?」と言って来た時、それを引き受けることで気分が悪くなりそうなら、
「申し訳ありませんが、出来ません」
と、口調は柔らかく、しかし、はっきり断るのだ。
はっきりノーを伝えると、「なぜ引き受けてもらえないのか?」とは尋ねてこないものである。
だが、こちらがはっきりノーと断っているのに、「なぜ?」と尋ねてきたとしたら、それはルール違反なのである。
そんな相手には、
「特に理由はありません」
と答えれば良いのだが、そうは言い難い場合には、
「自信がありません」
の一点張りで通せば良い。
この理由は嘘ではない。引き受けて気分が悪い依頼に自信がある方がおかしいのである。
とても偉い相手に頼まれた場合なら、断る場合は、最初から、
「申し訳ありませんが、自信がありません」
と、穏やかながら、はっきり言えば良いのである。
実は、相手の気分を悪くさせながら依頼を押し付けるのは、上に立つための秘法なのである。
相手に嫌なことを引き受けさせ、それにより自分は気分が良くなれば、相手の力を削ぎ、自分は強くなるのである。
その理由は、いつも言うが、この宇宙は、「気分が良ければさらに気分が良くなることが、気分が悪ければさらに気分が悪くなることが起こる」という仕組みになっているからである。宇宙は人間の気分に同調するのだからだ。
だから、相手の気分を悪くすれば、相手は強制的に悪い状態になり、自分だけ気分を良くしておけば、以降の力関係は歴然としたものになる。
大昔から、集団の中で、ボスになる者というのは、本能的に、このことを知っていたか、あるいは、親や祖父に、そのことを教わっているのである。
今、これを知ったあなたも同じことが出来る。
しかし、相手の気分を悪くしたら、よほど無理をしないと、自分の気分が悪くなるのが道理なのである。
ある程度の期間は、相手の気分を悪くしても、自分は気分良くいられたとしても、いずれは、そのツケは回ってきて、ある時、自分の気分が最悪になる。
そうして、一時、盛んだった者も、最後は悲惨なことになるのである。
ところで、あなたは人の気分を良くしようなどと思わなくて良い。
自分の気分さえ良ければ、自分に自然に良いことが起こり、それによって、結果的に、自分の好きな人達も気分が良くなるのである。
何より、誰もが、自分の気分は自分が責任を持たないといけないのである。
だが、人間のやるべきことは、自分の気分を良くすることだけなのである。
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kay さんは自身の気分を最優先していくときに、どんなふうに考えて折り合いをつけられますか?
わたしは、優しいわけでもなんでもなく、ただ
後々お世話になることもあるかもしれないと思うと、少しためらいもでてきてしまいます。