イエス・キリストや黒住宗忠(江戸時代末期の神道家)が、超能力のようなもので病気を治した話は、よく知られている。
作家で超能力研究家だった中岡俊哉氏は、若い時に過労で脳梗塞になり、60歳を過ぎて再度、脳梗塞で倒れた時は、医者に、回復するとしても長期間を要するし、重い後遺症が残り、社会復帰は極めて難しいと言われていたのが、あっという間に全快してハードな仕事に復帰した。中岡氏は、ハンド・パワーに関するベストセラーの本を書いていて、その本には、ハンドパワーで病気や怪我が治ると書いたのに、自分が治らないようでは嘘つきになってしまうと思って、「ちゃんと」自分を治したのだった。

『美少女戦士セーラームーン』に登場する、土萠ほたるという11歳の美少女は、手で触れると怪我を治す不思議な力を持っていたが、これも、イエスや黒住宗忠、あるいは、中岡俊哉氏と同じようなものと感じる(ただ、ほたるは自分の病気は治せない)。

では、このような病気治癒の超能力の仕組みは何だろう?
そもそも、この世界は、宇宙人のような超知的な存在が作ったVR(仮想現実)世界であるという説があり、それで言えば、「そんな設定なんでしょ」となるが、VRの設定だって精巧なものだ。
そこで、まず、病気治しを説明する前に、この世は電子で出来ていると言っておこうと思う。
こう言うと、「いや、あらゆるものは分子、あるいは、それを構成する原子で出来ているんでしょう?」と言う人が多いと思う。
それはその通りなのだが、言い直しても、「この世は、ほぼ電子で出来ている」と言える。
物理学者の多くは、「原子は原子核と電子で出来ているが、原子の大きさに占める原子核はあまりに小さく、電子はもっと小さい。よって、原子は実際はほとんど何もない空間だ」と言う。
ところが、1個の電子は、原子の中の広い範囲に移動出来(特定の時刻にどこに存在するかは分からない)、その存在可能範囲を電子雲と言うが、電子雲は広いので、原子はほぼ電子である。だから、この世は電子で出来ていると言えるのである。

そして、電子は、人間が見ていない時は波動(波という現象)で実体がないが、人間が見ると粒子(粒)という実体になる。
つまり、電子は人間の心に反応する。
さらに、電子は、人間の心の動きを予測するとも言われる。
万物を構成する電子が人間の心に反応するなら、人間が、ある種の精神状態である時、電子は、人間の希望通りに動いてくれるのかもしれない。
それにより、怪我や病気の状態である生体の部分を正常な状態にするのかもしれない。
ただし、西洋医学的な考えでは、ある臓器が悪い場合、その臓器を治せば良いのだが、東洋医学では、悪い臓器以外に病気の原因があり、それを治さないと、その臓器だけを治しても再発する。
だから、レベルの高いヒーラーは、病人やけが人の悪い場所だけでなく、全体を治すことが出来るのだと考えられる。

さらに推し広げて考えると、万物は電子で出来ていて、人間の心は電子と意思疎通出来るのだから、人間の心は、世界を動かせるのかもしれない。
ただし、怪我や病気を治すことなら想像が出来るが、プロスポーツ選手になるとか、雨を降らせるとか、戦争をやめさせるとかになると、巨大な知性の支援がなければ無理だと想像出来るだろう。
その巨大な知性を神と言うのだが、どんな形で存在するかは分からないが、そんなものがあるから、宇宙は秩序を持って運行されているのである。
そして、人間と神は、意外に普通に通じている。
だから、神への頼み事のうまい人は、願いを簡単に叶えてしまう。
ドイツ人のベルベル・モーアという人は、編集の仕事が欲しいなら、「編集の仕事、お願いします」で、仕事は来るし、お城に住みたければ、「お城、お願いします」、ベジタリアンで太極拳が出来て・・・など、25の条件を満たす彼氏が欲しければ、「これこれの条件を満たす彼氏、お願いします」で、すぐ叶うらしい。
コツは、Amazonに注文するように、「届いて当たり前」と思うのだそうだ。













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