この世界は実は、VR(仮想現実)なのであるが、我々が知っている(ゲーム等の)VRとは、科学技術的なレベルがまるで違う異質なものだ。
しかし、一応のイメージとしては、我々が知っているVRを思い浮かべれば良く、もっと良いのは、映画『マトリックス』やアニメ『ソードアート・オンライン』の世界である。

我々の住む、この壮大なVR世界は、一応、「シミュレーテッド・リアリティ」と言う。
シミュレーテッド・リアリティをSRとでも略したいと思う人がいるかもしれないが、SRは「代替現実(だいたいげんじつ;Substitutional Reality)を示すようである。

シミュレーテッド・リアリティという精妙なデジタル・ワールドのストーリーは決定されているが、おそらく、かなり自由に変更出来る。
それが、古代の魔法、現代では、潜在意識の法則や引き寄せの法則として知られている。
ただし、ストーリー変更方法は、決して、軽薄、イージーなものではなく、とても高貴で、神聖とすら言える。
確かに、野蛮で下劣な方法でのストーリー書き換えも行われてるが、そんなことをすれば、すぐに痛い反動を受けてしまうことはご存じと思う。
つまり、「悪が栄えたためしなし」である。
従って、引き寄せを使いたいなら、普段から、高貴な心構えを持っていた方が良い。

ところで、願いを叶える簡単な手順がガッツポーズだと言っても、馬鹿にされる筋合いはない。
元々、武術というものは、願望成就のための技術であった魔術をルーツとしている。
なぜ、武術に魔術の技法が入ったのかというと、単純に、その方が強くなれるからだ。
それで、いかなる武術でも、素手でやる場合には、まず、拳を握って構え、剣などの武器を持つ場合も、やはり、武器を握った手で構えてポーズを取るのだが、その構えやポーズは、皆、ガッツポーズになっているのである。
つまり、握った拳を持ち上げるという動作が、世界を書き換える合図になっているのだ。
拳を上げる高さは様々で、頭上高く挙げる場合もあれば、下ろしている手を握り、ほんの少し上げる場合まである。
おそらくは、高く挙げた方がエネルギーは強いかもしれないが、小さく挙げた方が連発が効き、武術でも、拳を低い位置に構えるものは多彩な攻撃を行い、拳を高く挙げるものでは一撃必殺を狙う場合が多いのである。

ただし、やはり、低劣な心を持ってガッツポーズをすれば、一時的には良い思いをするが、その成功が大きいほど後の落下も大きいのである。
つまり、大成功の後、地獄を見るという、お決まりのパターンになるのだ。
くれぐれも、思いやりある、優しい心、即ち、愛を忘れてはならない。
実は、宗教というのは、そんな大切な心構えも含めて、魔術を身に付けるために出来たのであるが、ある時期から、宗教では力の部分(魔術や武術)は隠されてしまったのである。
だが、力の部分は、武術としては細々と継承され、仏教でもキリスト教でも、実は必ず、武術が存在しているのである。
例えば、少林寺拳法(仏教系。インドには別の武術がある)や、キリスト活人術(保江邦夫氏の著書で見ることが出来る)が、そうであるのだと思う。
だが、その部分(武術に継承された魔術)は、ガッツポーズをしておけば、だいたい、事足りるのではないかと思う。
さらに良いのは、今でも伝統ある武術で行われている、腕振り運動や、軽い四股のような運動を取り入れると、さらに効果があると思う。
その外にも、古武術や伝統ある合気道の研究をすることも大いに役に立つと思う。













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