あなたが、小学校や中学校の同級生をどれだけ覚えているか分からないが、良い意味でも悪い意味でも印象深い人を誰か思い出し、
「あいつは今頃、どうしているだろう?」
とか考えてみたとする。
しかし、そんな同級生は、どこにも存在していない。
我々が、そんな者が存在すると勝手に思い込んでいるだけだ。
もし、その同級生とやらが、今、あなたの前に現れたとしたら、それは、あなたが今、初めて、その同級生を作ったのである。

あなたが何かの本を取り上げたとする。
その時、その本には何も書かれていない。
だが、本のページを広げた途端、そこに文字や挿絵が書かれて現れる。
あなたによって。

道を歩いていたら、いつも恐れている恐いお兄さん達が現れた。
だが、そんなお兄さん達がこれまで存在したことはなく、自分がたった今、作り上げたのだ。

可愛いあの子の家に行き、ドキドキしながら呼び鈴を鳴らす。
ドアが開き、いつもの天使のような美しい彼女が姿を見せた・・・訳ではなく、そんな女の子は、これまで存在せず、たった今、自分で作り出したのだ。

世界5分前仮説によれば、世界は5分前に(ついさっきという意味)始まったばかりで、それ以前の記憶は全て、捏造された作り物である。
この「世界5分前仮説」は、ただの仮説に過ぎないが、子供の中には、世界とはそのようなものであることを簡単に見抜く子がいる。
なぜ、そんなことが出来るのかというと、こうだ。
我々自身も5分前に出来たのだが、我々の本体である魂は時間を超えて存在する。
だが、子供は、脳の構造からいって、時間の流れを解釈出来ない。
つまり、「モノを落っことした」「だから割れた」という因果関係が分からないのだ。
魂は、そんな脳を通して見るのだから、世界が泡のように湧き出てくるように感じてしまうことがあるのだ。
あなたが30歳なら、一般に記憶が始めるとされる3歳からの27年ほどの記憶を、常に作り続けているのである。
だから、自分の記憶を好きなように改変出来る。

じゃあ、どうやったら、好きな世界を作れるかだが、それもおかしな話だ。
我々は、いつでも好きな世界を作っている。
それによる我々の目的は、作った世界をどう感じるか試すだけだ。
だから、世界が感情に強く訴えかけてきた時、その感情を、何も考えず(頭の中で一切おしゃべりをせず)、思い切り感じることである。
それが終わったら、次のステージに進める。
だが、せっかく凄い美女を腕に抱いても、単に喜んでいればいいのに、頭の中で余計なことを言うから、つまらんストーリーになる。
例えば、余計なことを頭の中で言っているうちに、「この女に近付くと危険だ」という考えが(勝手に)起こり、ロクでもないことになってしまう。

自分はお姫様である設定の記憶でも作ればどうだろう。
しつこくやっていれば、不意に、ぱっと出来るかもしれない。
というか、既に何度かやっているかもしれない。うたた寝している時の夢でお姫様になったと思い込んでいる記憶がそれだ。
そんなことをするのは、全然難しくはないのだから。

しっかし、冴えない人間の記憶だねえ、俺のは(笑)。
宇宙の王子様が、そんなものを味わって大喜びしているのである。













当ブログ著者、KayのAI書。
AIのテキストと言うよりは、著者のAI開発実験を確認しているうちに、同じことが出来るようになってしまうといったものです。
著者は普通の人ですので、普通の概念、普通の言葉で語り、難しいことが嫌いなので、易しいテーマでAIを試すところから始めます。
そして、うまくいったら、面白い問題を持ち出し、それにAIを使ってみて、AIを理解していくのです。
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