物理学者の保江邦夫さんの著書『神様につながった電話』の中に、保江さんが外国のどこかで、海を泳いでいて、5、6匹のイルカを引き寄せ、それらのイルカと一緒に泳いだという話が書かれていた。引き寄せるといっても、エサとかを使ったのではなく、一種の超能力を使ったのである。
また、その保江さんが敬う女性(年金暮らしというから、60歳以上だろう)は、やはり外国の海で、魚の大群を引き寄せ、海の中に島が浮かんでいるような状態になったのだという。
私は、外国ではなく、自分の家の庭であるが(笑)、中学1年生の時、沢山の猫を引き寄せたことがある。
狭い庭なのだが(笑)、近所にこれほどの数の猫がいたのかというくらい沢山来て、私を取り囲んで走り回り、私が座ると膝の上に乗ってきた。

少し前では、こんなことがあった。
新型コロナウイルスの発生など予期しない数年前のことだ。
兵庫県内で会食し、その後、喫茶店で雑談しようと思ったが、話をするのに良い喫茶店がなかなかなかった。時間も夜の9時頃で、探すのも難しそうだった。
しかし、国道沿いに1つの喫茶店を見つけて入ると、広い店内なのに、客が一人もいない。
だが、店内の造りは決して悪くない。
繰り返すが、コロナウイルスなど、名前も知らなかった時である。
「こりゃ好都合!」と思い、良い席を選んで、ゆったりと雑談していた。
時間や場所を考えても、これから客が増えるとは思えない。好きなだけ快適に会話出来る。
ところが、しばらくしたら、少しずつ客が増え、左右の席も埋まったので、改めて店内を見ると、満席である。
「まあ、そろそろ帰るか」と思って支払いをすると、店主が、「あなたは福の神です」と言う。
なるほど、私は、猫だけでなく、人間も引き寄せるようだ(笑)。

いや、それだけではない。
もっと奇怪な話をしよう。
テレビをあまり見ない方もいると思うが、時代劇や現代ドラマなど、テレビドラマの多くは、多くが週1回の放送で、十数回から数十回レベルで完結すると思う。
私は、子供の時、毎週見ている訳でもなかったが、たまたまある時代劇を見ていた。
それで、1年後か数年後か忘れたが、その、たまたま見た回を見たいと強く思った。
私が、レンタルビデオなんてものの存在を知るのは、その10年後くらいで、再放送をしてくれない限り、見ることが出来ないと思った。
テレビ放送予定を書いた雑誌みたいなものはあったと思うが、私は見たことはなかった。
しかも、もう一度見るだけでなく、録画して何度も見たいと思った。
それでどうしたかというと、録画用のリモコンを手に持ち、放送が始まったら録画ボタンを押すことにした。
まあ、一生かかっても、録画出来るかどうか分からないほどの確率と思う。
しかし、すぐに私の目的の時代劇の目的の回が放送された。
そのようなことを、少なくとも3回はやった。
1つは、今述べた時代劇。後の2つは、ドキュメンタリーとワイドショー番組で、特にワイドショーは再放送はしないはずと、後で思った。
何度か、教育学者の七田眞さんの本で、一人の男性ホームレスが、「神様の奇跡が起こる」と唱え続け、宝くじで1億円を2回当てた、七田さんが「正真正銘の事実」というお話を紹介したが、私のも、不思議さで言えば負けていないと思う。
まあ、私は宝くじを買ったことがないので、一度も当たったことはないが(笑)。

実をいうと、私には、こんな話は本1冊書けるほどある。
もちろん、そんなことは、私や保江さんみたいな人だけでなく、誰でも出来る。
では、どうすれば、そんなことが出来るのかとうと、ちょっと思いつきを言う。
それは、石ノ森章太郎さんの『幻魔大戦』(原作:平井和正)を読むことだ。
これは、東丈(あずまじょう)という名の、子供の時から出来損ないの高校生が、超能力に目覚める話だ。
私は、これを何十回も読んでから、何かの感覚を掴んだ。
「漫画の王様」石ノ森正太郎さんが「新しい聖書を書くつもりで書いた」というほどの作品である。
原作者の平井和正さんは、小説の形で『幻魔大戦』をライフワークとした。
元々、漫画家を目指してた平井さんは、石ノ森さんに会って、「こんな天才に敵うはずがない」と思って、小説家に転身したそうだ。
ここらにも、何かの因縁を感じるのである。













KayのAI書。2020年5月30日発売。
誰でも実用的なAIを作れるよう、これ以上はないほど、易しいテーマから始めました。
ただし、その易しいテーマでAIを使うのと同じ方法で、数学の難問ゲーム「モンティ・ホール問題」をAIに解かせます。解くのはAIです。あなたは考えなくて良いのです(そもそも、モンティ・ホール問題は考えたって解りません)。
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AIは、人間に不足している推測能力を拡張し、それによって、これまでは望めなかった成果を得られる可能性があります。
この本をきっかけに、そんな力を握っていただきたく思います。
  
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