私は、小学4年生の時、ある本で、「アメリカは広く、第二次世界大戦を知らずに過ごした人がいる」という記述を読み、子供ながらショックを受けたのを覚えている。
それによって、アメリカが大きな国であることを理解したのである。
そして、割合に最近なのであるが、第二次世界大戦中でも、アメリカ本土で戦闘が行われたことはなかったことを知り、よりアメリカの強大さを感じた。
アメリカでは、第二次世界大戦中もスポーツ興行は変わらず行われ、有名なスポーツ選手が戦争中に欠場しているのは、あくまで、その選手自身が兵役についていたからという場合が多いのだと思う。
ただ、「最後の4割打者」と言われ、三冠王を2度取り、生涯出塁率ではメジャー記録を持つテッド・ウィリアムズは戦闘機に乗っていたらしいが、プロレス史上最高のレスラーと言えるルー・テーズは兵役と言いながらも、アメリカ国内で兵士の慰問役をやっていたようで、その間、試合にも時々出場したらしい。

今も昔も豊かな国アメリカには、やはり、ポリシーを学んでおいた方が良いのかもしれない。
精神分析学者の岸田秀氏は、フロイトに倣ってのことと思うが、国1つも精神分析出来ると述べているが、それで言えば、アメリカの大きな特徴はリベンジ(復讐)精神だ。過剰反撃主義と言って良い。
つまり、戦うことはあっても、自分からは仕掛けない。あくまで、相手が攻撃してきたから反撃したという大義名分を大切にする。ただし、その反撃は徹底的で容赦ない。
第二次世界大戦に参戦するきっかけになったのも、日本の真珠湾攻撃があったからだ。アメリカの怒りを買った日本は馬鹿だった。
ただし、大義名分は作られたものである場合も多く(あるいは大半)、悪い事(そう言って悪ければあまり褒められたことでない事)をする時は大義名分を大事にしなければいけないことを学ばせてくれる。
近年の貿易戦争でも、メキシコとの国境の壁にしろ、アメリカは「悪いのはあっち」であることを最大にアピールする。
アメリカの大きなキャッチフレーズが「自由と正義」で、これこそがアメリカンウェイであるが、正義の味方であることがアメリカの強さの秘訣であろうと思う。

ところで、最初に、第二次世界大戦を知らずに過ごしたアメリカ人がいたという話を書いたが、今の新型コロナウイルスを知らずに過ごしたという人は、この情報化社会ではあまり考えられない。
ところが、新型コロナウイルスが、それほどの記憶に残るかも疑問だ。
約100年前の1918年から1920年にかけて感染拡大したインフルエンザは「スペインかぜ」と言われるが、実は私は、ごく最近までその名前すら知らなかった(まあ、歴史が苦手というか、勉強しなかったせいかもしれないが)。
スペインかぜは当時の世界人口の4分の1にあたる5億人が感染し、当時のことなので正確な統計はないのだと思うが、死亡者数は1700万から5000万人と言われる。
しかし、日本でもそんな感染があったかどうか知らない人は多いかもしれない。
驚くべきことに、日本での感染者数は2400万人で、死亡者数は38.9万人である。
これほどのことを知らない私がよほどの阿呆であることは認めざるを得ないが、知らなくて不都合を感じたことは一度もない(試験に出たかどうかも覚えていない)。
新型コロナウイルスは、日本でも事実上感染爆発であると言われるが、あくまで厚労省の発表ながら、ほぼ現時点で感染者数4千人、死亡者数97人で、不遜かもしれないが、インフルエンザや交通事故による死亡者と比べ非常に少ない。
しかも、群れない限り、感染の危険はほぼない。
記録には残っても、大半の人の記憶には残らないかもしれない。













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