もちろん、ウイルスの世界的流行はこれまで何度もあったし、今回の新型コロナウイルスも、それらと同様、いずれは終焉するはずという期待もある。
が、「これまでのものとは違う」ということも感じられるのではないかと思う。
まず、いまだ感染源が解らないことや、陽性→陰性→陽性という変異を起こすところも不気味だ。
普通は、陰性になったところで免疫が出来ているので、むしろ、軽症で済むなら、一度感染した方が安全といったところもあり、そして、感染が広がるほど免疫のある人間も増えるから、感染が縮小していくわけだ。
新型コロナウイルスは、ヒト免疫不全ウイルス(免疫を破壊するウイルス)ではないと思うが、抗HIV薬が新型コロナウイルスに効果があるという報告もある。
現在は、新型コロナウイルスに対するワクチンはないし、いつ出来るかも不明で、そもそも、本当に有効なワクチンが作ることが出来るかどうかも解らない。

花粉症対策もだが、特に、2009年の新型インフルエンザの流行の時から、日本人はマスクを使う人が多くなり、会社や公共施設の入り口に消毒薬を置いてきた。
しかし、ジェームズ・キャメロンだったか、そんなマスクをしている日本人に対し、「駄目だ!ウイルスはどんどん身体に入れて、免疫生成能力を高めないといけない」と言っていた。
B'zの昔の曲『さまよえる蒼い弾丸』の、「無菌状態に慣れすぎ、みんな、あちこち弱っている」という歌詞を、私は妙に覚えている。
探検家の中には、世界中で、とんでもない数の、とんでもないウイルスに感染した人もいて、そんな人は、やはり、免疫の生成能力が高いのかもしれない。

まあ、不安がってばかりでは駄目だ。
このようなことを言っている私が全然不安がっていない。単に馬鹿だからだが(笑)。
吉本隆明氏の「共同幻想論」や岸田秀氏の「唯幻論」などは、かなり意味が違うのだろうが、古代インド哲学では、世界は心が作った幻想で、量子力学も、その可能性を示唆する部分があるのだと思う。(「共同幻想論」と「唯幻論」も別のものだ)
楳図かずお氏の『洗礼』という漫画で、小学4年生の美少女の心が驚くべき幻想の世界を作るが、楳図氏の壮大な想像力は、どこか無視出来ないものを感じるのである。
つまり、世界は心が作るのである。

もっと穏やかな言い方をすると、思い込みには力がある。
私はセールスマン時代、「売れると思い込めば売れる」という不可思議さ、その中でも、(偶然かもしれないが)あり得ない奇跡的なセールス成功の体験があり、心の魔法が世界を作るというのは、嘘ではないと思う。

ビタミンCは、思い込みでなく、実際にウイルスに効果があることは調べれば解ると思う。
一例として、コロナウイルスについて|大阪 田中クリニックを上げておく(私はそのクリニックとは無関係)。

今朝も、個人的な新型コロナウイルス対策はいろいろ書いた。
そして、最近よく書いているように、自己暗示というか、言葉の力は偉大だと思う。
その典型的なものでは、何度も書いたが、教育学者の七田眞氏の本にある話で、ホームレスの男性が頻繁に「神様の奇跡が起こる」と唱え、一億円の宝くじを2度当てたというものがある(七田博士は、これは事実であると明記している)。
まあ、邪な思いだけでは、こんな言葉を長く唱え続けることは出来ないので、本当に数多く唱えれば、何かは起こると思う。
また、『ヒマラヤ聖者の生活探求』の第1巻の「神癒の廟」にある「生命、愛、平和」という言葉を数多く唱えれば、その中でこの言葉しか使われない廟を通り抜けるだけで、あらゆる病気が癒される力が、いくらかは備わるかもしれない。
ちょっと前なら、非科学的この上ないお話になるが、最近では、そうでもないように思う。
無論、私に解ることではないので、誰も説得するつもりはないが。
また、私の場合、医療に何度か(大袈裟ではないと思うが)殺されかけたことがあり、医療以外のものを求める傾向はあるだろうから、そのあたりはお断りしておく。








  
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