以前も書いたが、軍隊では、人間は次の4タイプ順の順列になる。
最高:頭が良い怠け者
優良:頭が良い働き者
普通:頭が悪い怠け者
不要:頭が悪い働き者
ところで、働き蜂や働き蟻の2割は働かないという話を見たり聞いたりしたことがあると思う。
この働かない2割を取り去ると、これまで働いていた8割の中の2割が働かなくなると言われる。
また、著名な経営者の本で見ると共に、大企業ではないが、立派な会社を長年経営しておられる社長さんに、こんな話を聞いた。
「2割くらいは駄目な社員がいるが、私はクビにせず雇い続ける。クビにすると、残り8割の中の2割が駄目なレベルに落ちてくる。だが、駄目な社員に仕事はさせない。遊んでいてくれたら、一人(年間)一千万円で済むが、仕事をさせたら一億かかる危険がある」
「頭が悪い働き者」も、働かないよう押さえつけていられれば、雇っても良いのかもしれないが、勤勉を奨励する日本では難しい。
頭が悪い働き者は、軍隊では、味方に鉄砲を撃ち、会社では、他の社員の足を引っ張り、蜂や蟻の社会でも、仲間の邪魔をする。
ところで、UFO研究家の矢追純一さんは、雑誌のインタビューで「若い時に、僕は頭が悪いから、考えることを諦めた」と言われてたと思うが、「自分は頭が悪いから考えることを諦める」なんて判断が出来るのは、最高に頭が良い証拠である。
何と言っても、世の中の人間の大半は、「俺は頭が良いから、俺が考える」なのであるから。これはもう、東大を出ていようが、小学校も出ていなかろうが同じである。
矢追さんは、若い頃は、頭の良い働き者だったが、ある時期から、頭の良い怠け者に「昇格」したのではないかと思う。
一方、大俳優だった丹波哲郎さんは、典型的な「頭の良い怠け者」だったと思う。
彼もまた、自分は頭が悪いと自覚していた。
そして、怠け者振りは、まじぱなかった(マジで半端でなかった)。
第二次世界大戦中の軍隊では、新米兵は上官の衣服の洗濯をしたりして機嫌を取るが、丹波さんは、そんなことは一切せず、それでも洗濯石鹸はもらうので、大量にたまった洗濯石鹸を売って儲けたり、あまりに怠け者なので見捨てられたおかげで、終戦まで安全な場所でのうのうと過ごした(石鹸売った金もあったし)。
サラリーマン時代は、もらった鉛筆を入社から3年削りもせず、やがて出社と同時に遊びに行くようになるほど、怠け者振りに磨きをかけた。
俳優時代も、基本、セリフは覚えて来なかったという。
そのおかげで、風格ある大俳優になり、80歳過ぎても良い役が回ってきたのだろう。少々の大俳優でも、人気がなくなって主役を張れなくなると、若いイケメンが主役の映画の脇役になって、その若いイケメン俳優を持ち上げたりするが、丹波さんは、そんなことは一切しなかったし、そんなことするような働き者でもなかった。
かく言う私は、頭が悪い働き者で、本来は、悲惨な運命だったが、良い社長に出会った。
「お前は、俺が目を離すとロクなことをしない」
「いい身分だと思ってノンビリしてればいいんだ」
まさに、頭が悪い働き者への配慮であった(笑)。
おかげで、頭が悪い怠け者に昇進し、安楽に過ごした。
怠け癖はついたので、後は、頭が悪いという自覚が出来るごとに、上昇していけるだろう。
人間、いつ、「自分は頭が悪い」ということに気付くかどうかが勝負であると思う。
アインシュタインなんて、子供の時に気付いたのだと思う。ただ、彼の場合、有名になってからは、持ち上げられるので、自分は頭が良いと思うようになってしまった。だから、ある時期(40歳くらい)から後の彼は愚かであった。
最高:頭が良い怠け者
優良:頭が良い働き者
普通:頭が悪い怠け者
不要:頭が悪い働き者
ところで、働き蜂や働き蟻の2割は働かないという話を見たり聞いたりしたことがあると思う。
この働かない2割を取り去ると、これまで働いていた8割の中の2割が働かなくなると言われる。
また、著名な経営者の本で見ると共に、大企業ではないが、立派な会社を長年経営しておられる社長さんに、こんな話を聞いた。
「2割くらいは駄目な社員がいるが、私はクビにせず雇い続ける。クビにすると、残り8割の中の2割が駄目なレベルに落ちてくる。だが、駄目な社員に仕事はさせない。遊んでいてくれたら、一人(年間)一千万円で済むが、仕事をさせたら一億かかる危険がある」
「頭が悪い働き者」も、働かないよう押さえつけていられれば、雇っても良いのかもしれないが、勤勉を奨励する日本では難しい。
頭が悪い働き者は、軍隊では、味方に鉄砲を撃ち、会社では、他の社員の足を引っ張り、蜂や蟻の社会でも、仲間の邪魔をする。
ところで、UFO研究家の矢追純一さんは、雑誌のインタビューで「若い時に、僕は頭が悪いから、考えることを諦めた」と言われてたと思うが、「自分は頭が悪いから考えることを諦める」なんて判断が出来るのは、最高に頭が良い証拠である。
何と言っても、世の中の人間の大半は、「俺は頭が良いから、俺が考える」なのであるから。これはもう、東大を出ていようが、小学校も出ていなかろうが同じである。
矢追さんは、若い頃は、頭の良い働き者だったが、ある時期から、頭の良い怠け者に「昇格」したのではないかと思う。
一方、大俳優だった丹波哲郎さんは、典型的な「頭の良い怠け者」だったと思う。
彼もまた、自分は頭が悪いと自覚していた。
そして、怠け者振りは、まじぱなかった(マジで半端でなかった)。
第二次世界大戦中の軍隊では、新米兵は上官の衣服の洗濯をしたりして機嫌を取るが、丹波さんは、そんなことは一切せず、それでも洗濯石鹸はもらうので、大量にたまった洗濯石鹸を売って儲けたり、あまりに怠け者なので見捨てられたおかげで、終戦まで安全な場所でのうのうと過ごした(石鹸売った金もあったし)。
サラリーマン時代は、もらった鉛筆を入社から3年削りもせず、やがて出社と同時に遊びに行くようになるほど、怠け者振りに磨きをかけた。
俳優時代も、基本、セリフは覚えて来なかったという。
そのおかげで、風格ある大俳優になり、80歳過ぎても良い役が回ってきたのだろう。少々の大俳優でも、人気がなくなって主役を張れなくなると、若いイケメンが主役の映画の脇役になって、その若いイケメン俳優を持ち上げたりするが、丹波さんは、そんなことは一切しなかったし、そんなことするような働き者でもなかった。
かく言う私は、頭が悪い働き者で、本来は、悲惨な運命だったが、良い社長に出会った。
「お前は、俺が目を離すとロクなことをしない」
「いい身分だと思ってノンビリしてればいいんだ」
まさに、頭が悪い働き者への配慮であった(笑)。
おかげで、頭が悪い怠け者に昇進し、安楽に過ごした。
怠け癖はついたので、後は、頭が悪いという自覚が出来るごとに、上昇していけるだろう。
人間、いつ、「自分は頭が悪い」ということに気付くかどうかが勝負であると思う。
アインシュタインなんて、子供の時に気付いたのだと思う。ただ、彼の場合、有名になってからは、持ち上げられるので、自分は頭が良いと思うようになってしまった。だから、ある時期(40歳くらい)から後の彼は愚かであった。
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私は自分が頭が良いと思っている(無意識に?)ので、苦しみが増してるように思います。
自分は頭がわるいと自覚していけたらと思っております。
ステキなエピソードありがとうございます。