サッカー強豪国では、子供達に、サッカー選手になりたければ、とにかく長くボールに触れるよう勧めるらしい。
ロナウドやネイマールより長くボールに触れた子供なんて、そうはいないだろう。
最後の4割打者で、出塁率は48.2%で歴代メジャー1位、通算長打率は2位のテッド・ウィリアムズは、子供の時から、バットを手放さなかった。
イチローの高校時代からの素振り好きも伝説的らしい。
宮本武蔵は、本物の剣豪ではなかったかもしれないが、木刀を肌身離さなかったといわれる(護身のためもあっただろうが)。
ビル・ゲイツはハイスクール時代、ずっとパソコンを触っていた。
ある有名なミュージシャンが「街角でハーモニカを吹いてたら満足するようなやつでないとミュージシャンになどなれないさ」と言ったのは、それほどいつでも楽器に触っているという意味だろう。玉置浩二さんは、居酒屋で飲みながらギターを弾き、次の店への移動の途中も弾いていたなんて話があった。風説だったとしても、そんな話が出来るほどの原因はあるはずだ。

私は、社会人になって初めてやった仕事はセールスだったが、若いが一流のセールスマンが、「3ヶ月は1日中セールスしろ」と言ったのを印象深く覚えている。
世界的セールスマンだった夏目志郎さんも、修行時代と言えると思うが、土日も深夜までセールスしたらしい(当時は、訪問販売の時間の法的規制がなかった)。
私は、セールスではやらなかったが、コンピュータープログラミングをやり始めた頃は、半年くらいは、1日中といった感じで、プログラミング自体はしなくても、プログラムのことばかり考えていたと思う。もっと長ければ、一流プログラマーになってしまっていたかもしれない。
そこらは、新庄剛志さんが「ボク、あんまり野球好きじゃないし」と言ってたのに似ているかもしれない。だが、彼だって、野球が嫌いな訳ではない。

本を読んだけど引き寄せ(願望が叶った状況を引き寄せること)がうまくいかないという人がよくいると思うが、それは読み方が足りないのかもしれない。
『こうして、思考は現実になる』シリーズの著者、パム・グラウトは、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』をボロボロになるまで読んだらしい。
仙骨療法の内海康満さんは『ローム太霊講和集』を、とじ糸が取れてバラバラになるまで読んだというから凄い。
情熱を注がなかったことでうまくいかなくても、文句を言えないということだろう。
ある超人的詐欺師が、三流詐欺師に言ってたものだ。「詐欺はもっと真面目にやれ」。尚、彼のターゲットは、悪徳業者や権力者で、いわゆる堅気には手を出さないらしい。









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