瞑想というのは、奪われ、閉じ込められたエネルギーを解放するものだと思う。
ものごとがうまく行かない理由なんて、エネルギー不足に決まっているのだから、瞑想でエネルギーを取り戻せば、今までより千倍うまくいく。

瞑想のやり方なんて、いろんな人が勝手なことを言っているが、やり方は、道元の言う通り、「只管打坐(しかんたざ)」で、これは単に「ただ座れ」という意味だ。
目を閉じ(好きなら半眼でも良いが)、楽に座れば良く、特に座り方などというものはない。まあ、あまりにだらしない座り方は、血行が悪くなったり、変な圧迫でいろんな支障が出るから、そこそこきちんと座れば良い。
何かを考えようとしてはならないが、勝手に起こる思考は放っておけば良い。
すると、夢と同じように、心は勝手にストーリーを作って見せてくれる。
言ってみれば、目覚めた状態で夢を見るのである。

精神医学では、トラウマの解消(これがエネルギーを解放するのだが)には、トラウマになった出来事を再体験すれば良いと言っているのだと思うが、それは、大抵はトラウマが強くなるだけだし、そもそも、なかなか、そんな出来事の記憶は出て来ない。
そんなことをしようとせず、ただ、心が作るストーリーに任せれば良い。
心は味方なのである。

私の場合で言うと、瞑想中に、昔の母親が現れ、私に向かって「この人誰?」というストーリーが夢のように浮かんだ。
それで、母親に奪われていたエネルギーがかなり解放された。
無論、現実では、母親は私を知っているだろうが、関係性の多くが消えたのである。

あなたに必要なストーリーは心が作ってくれる。
あなたはただ、目を閉じて座れば良いのである。









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