最近、私は、EA(えれくとりっく・えんじぇぅ)メソッドに大いに救われている。
と言っても、何のことか解らない人が多いかもしれないが、心理学者のアレクサンダー・ロイド博士の著書『「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく』に書かれている、生命エネルギーを高める方法なのであるが、これが、初音ミクさんが『えれくとりっく・えんじぇぅ』を歌う時に何度も繰り返す動きに似ているので、私はそう呼んでいるだけのことだ。

やり方は簡単で、重ねた両手を胸の前で右回り、または、左回りに回転させる。
手は回転させずに、胸の上で重ねるだけでも良いが、回転させた方が効果が高い場合が多いようだ。
また、手は、右に15秒ほど回して、次に左にと変えていくというやり方が一般的には勧められるらしいが、これも人によって、どれが最も効果的かは、やや異なるらしい。
私の場合、手を右側に回す。
これは、自分、あるいは、胸からは、手が左回りに回っていることになる。
だが、手は右に回している。つまり、胸にあるネジを回している感じだ。

UFO研究家で名高い矢追純一さんが、著書『カラスの死骸はなぜ見あたらないのか』で指摘していたが、ねじ回しのドライバーなど、あらゆることで「締める」ことは、世界中で右に回すことで共通している。
ゼンマイ稼動の時計やおもちゃを見ることは少なくなったが、それでも、よほどゼンマイというものを知らない場合は別として、ゼンマイを巻く時は、聞かなくても右に回す。
薬びんもペットボトルもふたは右に回して締める。
逆に、ムエタイ(日本ではキックボクシング)では、試合前の儀式で、相手の周りを左回りに回って、相手のネジを外すように緩め、エネルギーを奪う。

EAメソッドを行うと、解放感が高まることから、胸、あるいは、心を緩める感じもするのだが、実際は、心や胸の霊的機関を引き締めてエネルギーを高めることで高揚感があるので、解放感も感じるのであり、やはり「締めて」いるのだと思う。
私は、その意味で、右回し専門なのであるが、左回しにだって何かの意味があり、人によっては、それが向いている場合もあるのだと思う(とはいえ、やはり、人それぞれだ)。
学生時代に岡田虎二郎に、岡田式静坐法を教わり、百歳を超えて亡くなるまで実践し続けた柳田誠二郎さん(日航社長、日銀副総裁等を歴任)は、講演で若い人達に「何でもいいから、心を締める鍵を1つ持って下さい。私の場合は、たまたまそれが静坐でした」と言われていたらしいが、この、「心を締める」という表現が良いと思う。

尚、EAメソッドは、胸だけでなく、額、頭頂でやるのも効果があり、ロイド博士は全部でやることを薦めている。
ジークムント・フロイトは、自分の手を患者の額に当てることで、大いに効果を上げたらしい。フロイトは手を回さなかったようだが、それでも効果があり、回すと効果が上がる場合が多いのである。
私も、胸中心であるが、額、頭頂でのEAメソッドも行う。
3つをやった後は、生まれ変わった気分になり、世界が10%以上、明るく見えるのである。
うまくいかない時、元気がない時は、ほとんどの場合、エネルギー不足なのである。
そんな時、EAメソッドでエネルギーを高めるのが良いと思うし、元気な時でも、EAメソッドでエネルギー、あるいは、心臓、脳を調整すると良いだろう。









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